純白の雪稜から飯豊連峰を望観！「二王子岳＆二本木山」

2021年12月06日(月) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,305m
• 下り: 1,289m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:22
• 合計: 5:48

4:44 二王子神社
5:28 5:28 一王子避難小屋
6:00 6:02 定高山
6:34 6:35 油こぼし
7:14 7:48 二王子岳
8:12 8:43 二本木山
9:01 9:08 二王子岳
9:27 9:28 油こぼし
9:48 9:51 定高山
10:04 10:07 一王子避難小屋
10:32 二王子神社

天候

晴れ後小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●ニ王子神社前の駐車場スペースに駐車
・神社前は10台程度駐車可能
・神社前が満車でも、少し離れたところにある登山者用駐車場に、プラス20〜30台駐車可能
・神社前にトイレ、登山ポスト有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の人数：10人程度】


◆ルートの状況
・二王子岳の登山道（夏道）は、非常によく整備され全般的に歩きやすい。
・現時点で標高410mの1合目付近から薄っすら雪があり、標高とともに積雪量が増え、5合目で1m弱、山頂付近で1.5〜2m程度の積雪になっている。
・二王子岳山頂まで前日のトレースが明瞭にあったため、特に支障なく登ることができた。ただし、二王子岳から二本木山はノートレース。。
・積雪量は増えてきたが、まだ灌木が埋まっていない区間もあり、大半は冬道でなく山頂まで夏道に沿って歩いた。
・危険箇所や技術的難度の高い箇所は無いが、7合目の油こぼしは急登なので注意して歩こう。また、山頂付近は平坦な稜線が多く、視界不良時は道迷いする可能性があるので、夏道が埋まる冬期間は細心の注意が必要。

◆本日の雪山装備
・雪山装備は、チェーンアイゼン、スノーシュー、ストック等を持参。
・二王子岳から二本木山までは雪面がートレースであったのでスノーシューを装着し、下山時はスリップ防止のため2合目までチェーンアイゼンを着用した。

写真

12/6 4:36

本日は日の出頃に山頂に到着できるよう、時間を逆算して出発。

12/6 4:43

でも、ちょっと遅れて、4時43分、では、出発しよう！

12/6 4:58

まずは、標高410mの1合目を通過。

12/6 5:08

標高500mを過ぎると少しづつ雪が増えてきた。

12/6 5:28

標高720mの3合目(一王子神社)まで登ると、真っ白。

12/6 5:29

3合目から完全に雪道歩きとなるが、トレースバッチリで歩きやすい。

12/6 5:46

標高870mの4合目を通過。

12/6 5:57

登山口から70分ほどで5合目の定高山に到着。
積雪はまだ1mほどか〜

12/6 6:09

新発田市の夜景が美しいね〜

12/6 6:18

徐々に空が白み始めた。

12/6 6:26

標高1200m地点まで登ると山頂付近が見えてきた。

12/6 6:32

油こぼしの急斜面が近づく。

12/6 6:33

標高1230mの油こぼし。
鎖は完全に埋まっており、キックステップして普通に登る。

12/6 6:35

日の出前の静寂な時間帯。

12/6 6:35

北側を眺めると日本海の海岸線が見渡せる。

12/6 6:38

登ってきた稜線を振り返る。

12/6 6:41

標高1280mを通過。
山頂まであと一息だ。

12/6 6:47

オレンジ色に変わる北の空。

12/6 6:47

山頂の避難小屋が見えてくればゴールは近い。

12/6 6:51

標高1360mで山頂稜線に乗り、三王子神社脇を通過。

12/6 7:00

そして、ちょうど奥の院跡に到着すると大日岳から朝日が昇った。
鮮やかで奇麗だな〜♪

12/6 7:00

モルゲンロートに包まれる南側の山々。

12/6 7:00

守門岳や粟ヶ岳もモルゲン色だ〜

12/6 7:01

飯豊・蒜場山はカッコいいね〜

12/6 7:01

五頭連峰にも朝日があたる。

12/6 7:01

歩いてきた雪稜も淡い暖色に変わる。

12/6 7:01

新潟市街も朝日が差し込み始めた。

12/6 7:15

とりあえず、山頂の避難小屋へ。

12/6 7:16

二王子岳の山頂標識は雪がびっしり。

12/6 7:46

エビの尻尾だらけだね〜（笑）

12/6 7:44

本日は穏やかな日に登れて良かった。
ここで、朝3時に出発された先行者の男性とお喋り。

12/6 7:18

二王子岳山頂から北側の眺望。
朝日連峰も良く見えるね〜

12/6 7:17

二王子岳山頂から新潟市街を見下ろす。
朱鷺メッセまでよく見える。

12/6 7:17

続いて新発田市街と東港。

暫し、二王子岳山頂でドローン撮影。

ドローン写真をもう1枚。

12/6 7:47

次は二本木山に行ってみよう！

12/6 7:45

二王子岳から二本木山までは、ノートレースのようなのでスノーシューを装着。

12/6 7:47

二王子岳から二本木山までは約1.2kmほど。
朝日に向かって歩いていく。

12/6 7:51

ノートレースの雪稜歩きは、やっぱ楽しい〜♫♫

12/6 7:51

新雪だが雪が締まってスノーシューなら10cm程度しか埋まらない。
本日の雪面ならワカンでも問題なかったかも。

12/6 8:05

すっかり雪山の装いだな。
右奥に目的地の二本木山が見えてきた。

12/6 20:46

二王子岳から25分ほどで二本木山に到着。
わお〜、飯豊連峰が一望。

12/6 8:35

左：北股岳、中央奥：本山、右：大日岳。

12/6 8:35

飯豊最高峰の大日岳。

12/6 8:41

左から北股岳、烏帽子岳、そして右奥には飯豊本山も顔を出している。

12/6 8:41

2週間前に登った朳差岳。
お〜、小屋までちゃんと見える。

12/6 8:11

二本木山の南側を一望。

12/6 8:11

右から粟ヶ岳、守門岳、浅草岳。

12/6 8:11

お〜、蒜場山が近いね〜

12/6 8:12

二本木山の南東側の稜線。
大日岳の手前に以前登った赤津山も見える。

12/6 8:36

二本木山も朝日連峰が良く見えた。

12/6 8:36

最後に飯豊連峰を見納めて、二王子岳に戻ろう。

12/6 8:42

再び二王子岳まで1.2km雪稜を歩く。
しかし、西から黒く怪しい雲が接近中。

12/6 8:56

二本木山から歩いてきた稜線を振り返る。

12/6 9:10

二王子岳（奥の院跡）に戻る。
やはり西の空から天候が悪くなってきた。

12/6 9:03

最後に二王子岳から飯豊を眺めて下山する。

12/6 9:02

北股岳から飯豊本山の白き稜線。

12/6 9:02

純白の大日岳。

12/6 9:11

では、下山しよう！
真っ黒い雲と白い雪稜が異様な感じだ。

12/6 9:17

早朝は見えなかった粟島が見えるようになっていた。

12/6 9:23

雪道の下りは早いな〜
この辺りで喜寿を迎えた職場の大先輩Tさんに会い話し込む。

12/6 10:02

山頂から1時間ほど三合目まで下る。
ここで小雨が降りだした。
こんな予報だったかな？

12/6 10:30

更に30分ほど下ると登山口に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

新潟の12月〜1月はなかなか晴れてくれません。
そんな中、朝9時頃までは青空が広がる予報を踏まえ、久しぶりに午前中だけ仕事を休んで、二王子岳に登ってみました。

最近の冬型で、下界から眺めると二王子岳の山頂付近は真っ白。
この時期の日の出は、ちょうど飯豊連峰の大日岳から昇るので、ご来光も期待しつつ、白銀に覆われたノートレースの雪稜も楽しんでみました。

二王子岳及び二本木山は、飯豊連峰の展望が最高‼
厳冬期の積雪量には及びませんが、雪山モードになった二王子岳は、やっぱ良いですね！


白銀の雪稜が広がる山頂周辺を撮影したドローン動画はこちら