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記録ID: 3824528
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【近江百山】やっと行けたサクラグチ&能登ヶ峰。想像以上にタフな山でした。

2021年12月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:14
距離
16.5km
登り
1,361m
下り
1,355m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
0:22
合計
6:14
距離 16.5km 登り 1,364m 下り 1,362m
6:49
22
8:19
8:25
26
P789
8:51
8:52
12
P891(サクラグチ西峰)
9:04
9:07
12
9:19
21
P889
9:40
9:41
21
横谷山西峰
10:02
10:05
18
10:23
42
11:05
24
P758
11:29
22
P696
11:51
12
12:03
12:07
43
12:50
12:53
10
天候 晴れのちくもり
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行きは名神高速道路八日市ICから、帰りは新名神高速道路甲賀土山ICから。岐阜からだとどちらの道が良かったのかよくわからん。
クルマはうぐい川公園に駐車。キレイなトイレがあります。
コース状況/
危険箇所等
全体的に道がわかりにくいのでGPSや地図、コンパスは必須。古びたテープ、ピンクテープがまあまあありますが、信用しきると痛い目に遭います。ピンクテープを信用して歩いていたら、別の方向に下りてました。こまめにGPSや地図とにらめっこしながら歩く必要あり。

うぐい川公園〜一の倉(鮎河城跡)〜サクラグチ
人家裏の急傾斜の擁壁をどう突破しようかと思っててら、鮎河城跡の看板があったのでそこから林内に突入。始めのうちは山城の案内標識があったものの、途中で道をロスト。適当に尾根に取りつき一の倉(主郭、三角点)へ。
一の倉から作業道まではまずまず明瞭な道。その先、本来のサクラグチへの道と合流するまでは不明瞭。GPSと地図とにらめっこしながら突破。サクラグチへの道と合流すると快適な道になります。

サクラグチ〜横谷山
サクラグチから横谷山への尾根がわかりづらい。P889を過ぎてからの登り道は、アセビなどの灌木がひどい。横谷山西峰から先も方向を間違えやすい。

横谷山〜能登ヶ峰
カタコシ峠へ降りる方向がわかりにくいし、急降下で足元がよく滑る。続いてP758の手前は鬼のような登り坂。その後も小刻みなアップダウンが続いて、容赦なく体力が消耗していく。P696の前後はアセビの藪だし、道がわかりにくい。この区間、結構難易度高いです。GPS、地図、コンパスは必須だし、行程にゆとりがないと厳しい。気持ちのゆとりが道迷いを減らすと思う。

能登ヶ峰〜黒川氏城跡〜うぐい川公園
面白みのない人工林の中の道。古道のような深くえぐれたつづら折りの道で明瞭ですが、枯れ枝多く足にまとわりつくのでうっとうしい。ゴール近くに黒川氏城跡があったので寄り道。城の遺構の標識はあるものの、肝心のアクセス道の案内板がないので、適当に下りました。
うぐい川と能登ヶ峰方面。
今日はいい天気だ。どんな山歩きになるのかワクワクドキドキ。
2021年12月11日 06:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
12/11 6:51
うぐい川と能登ヶ峰方面。
今日はいい天気だ。どんな山歩きになるのかワクワクドキドキ。
鮎河城登口。
ここから獣害防止のゲートを開けて、林内に突入。
2021年12月11日 06:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
12/11 6:59
鮎河城登口。
ここから獣害防止のゲートを開けて、林内に突入。
主郭(一の倉)にとーちゃく。
山城らしく、曲輪だったり、堀切が随所に。
2021年12月11日 07:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
12/11 7:11
主郭(一の倉)にとーちゃく。
山城らしく、曲輪だったり、堀切が随所に。
三角点(425.9m)。
2021年12月11日 07:14撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
12/11 7:14
三角点(425.9m)。
サクラグチへの道と合流。
木々の間から綿向山をチラ見。
2021年12月11日 07:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
12/11 7:54
サクラグチへの道と合流。
木々の間から綿向山をチラ見。
P789にとーちゃく。
崩壊地の際にあるので、東側の眺めが良いところ。
2021年12月11日 08:18撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
12/11 8:18
P789にとーちゃく。
崩壊地の際にあるので、東側の眺めが良いところ。
サクラグチへ向かう道。
初冬らしい雰囲気の森でした。
2021年12月11日 08:35撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2
12/11 8:35
サクラグチへ向かう道。
初冬らしい雰囲気の森でした。
P891。サクラグチ西峰のプレートがありました。
2021年12月11日 08:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4
12/11 8:51
P891。サクラグチ西峰のプレートがありました。
西峰からは綿向山方面だけ切り開かれてました。
雪はなさそうな感じです。
2021年12月11日 08:51撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
12/11 8:51
西峰からは綿向山方面だけ切り開かれてました。
雪はなさそうな感じです。
西峰から10分ほどで本日の第一目標のサクラグチにとーちゃく。
木々に囲まれた寂しいところだったので、写真を撮って早々に横谷山へ移動です。
2021年12月11日 09:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 9:03
西峰から10分ほどで本日の第一目標のサクラグチにとーちゃく。
木々に囲まれた寂しいところだったので、写真を撮って早々に横谷山へ移動です。
P889からアセビの灌木などの藪を突破すると、宮指路岳や仙ヶ岳を一望できます。
2021年12月11日 09:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
12/11 9:31
P889からアセビの灌木などの藪を突破すると、宮指路岳や仙ヶ岳を一望できます。
続いて仙ヶ岳と御所平。
2021年12月11日 09:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
12/11 9:31
続いて仙ヶ岳と御所平。
さらに先へ進むと、雨乞岳が見えた。山頂にはちょっと雲がかかっているかな。
2021年12月11日 09:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
12/11 9:33
さらに先へ進むと、雨乞岳が見えた。山頂にはちょっと雲がかかっているかな。
もちろん綿向山もばっちり。
2021年12月11日 09:34撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 9:34
もちろん綿向山もばっちり。
横谷山の西峰にとーちゃく。
2021年12月11日 09:41撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
3
12/11 9:41
横谷山の西峰にとーちゃく。
崩壊地の際から能登ヶ峰方面が見えたけど、結構デコボコしてる。最適な尾根道歩きとはいかなさそう・・・。先が思いやられます。
2021年12月11日 09:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 9:46
崩壊地の際から能登ヶ峰方面が見えたけど、結構デコボコしてる。最適な尾根道歩きとはいかなさそう・・・。先が思いやられます。
鎌ヶ岳は見えるけど、木々が邪魔をしてうまく見えない。
何とももどかしい・・・。
2021年12月11日 09:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
12/11 9:52
鎌ヶ岳は見えるけど、木々が邪魔をしてうまく見えない。
何とももどかしい・・・。
横谷山にとーちゃく。
ここまで3時間の道のり。ここでやっと半分かな。先はまだまだ長いね。
2021年12月11日 09:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
12/11 9:57
横谷山にとーちゃく。
ここまで3時間の道のり。ここでやっと半分かな。先はまだまだ長いね。
150メートルの激下りしてカタコシ峠に。
2021年12月11日 10:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
12/11 10:23
150メートルの激下りしてカタコシ峠に。
ときたま宮指路岳が見えるけど、全体的に眺めがいいとは言えない道が続く。
2021年12月11日 10:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
12/11 10:30
ときたま宮指路岳が見えるけど、全体的に眺めがいいとは言えない道が続く。
P696付近はだら〜っとした感じの森が広がってます。
雰囲気はいいけど、これが道迷いの源。
2021年12月11日 11:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 11:21
P696付近はだら〜っとした感じの森が広がってます。
雰囲気はいいけど、これが道迷いの源。
歩いてきた道を振り返り。
2021年12月11日 11:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
12/11 11:27
歩いてきた道を振り返り。
鹿の楽園に突入〜。
いったいぜんたい、どこが登山道がわかりません。
適当に歩きやすいところを上へ上へと歩くのみ。
ススキの藪漕ぎです。
2021年12月11日 11:45撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 11:45
鹿の楽園に突入〜。
いったいぜんたい、どこが登山道がわかりません。
適当に歩きやすいところを上へ上へと歩くのみ。
ススキの藪漕ぎです。
サクラグチ方面。こうやってみると結構な距離を歩いてきたもんだ。
2021年12月11日 11:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 11:48
サクラグチ方面。こうやってみると結構な距離を歩いてきたもんだ。
あちらは西山でしょう。
2021年12月11日 11:50撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
12/11 11:50
あちらは西山でしょう。
本日の第二目標の能登ヶ峰にとーちゃくだ〜。
いや、本当に遠かった、そして疲れた。
サクラグチと同様に木々に囲まれた寂しいところだったので、写真だけ撮って早々に下山。
2021年12月11日 12:03撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 12:03
本日の第二目標の能登ヶ峰にとーちゃくだ〜。
いや、本当に遠かった、そして疲れた。
サクラグチと同様に木々に囲まれた寂しいところだったので、写真だけ撮って早々に下山。
帰り道、黒川氏城跡に寄り道。主郭はまずまずの広さでした。
2021年12月11日 12:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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12/11 12:53
帰り道、黒川氏城跡に寄り道。主郭はまずまずの広さでした。
立派な石柱あり。
2021年12月11日 12:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
4
12/11 12:54
立派な石柱あり。
無事に下山できました。今回は心の底からそう思います。
2021年12月11日 13:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
5
12/11 13:01
無事に下山できました。今回は心の底からそう思います。
撮影機器:

感想

歩こうと思いながらずっと先延ばしになっていたサクラグチと能登ヶ峰。ようやく歩いてきました。
鮎河から尾根を繋いで一回り。危険なところはなさそうなので、軽い気持ちで歩き始めたけど、その認識は少々甘かったようです。15〜16キロという距離は織り込み済みでしたが、想像以上にアップダウンがあって、なかなかハード。P758の登り坂とその先の道迷いで、体力の8割方を消耗。能登ヶ峰に着いた頃にはヘロヘロになってました。さらにだんだんとどんより曇り空になって、テンションも下がりっぱなし。
さらにさらに、至る所に道迷いのトラップがあって、無心になって歩ける区間が少ない。こまめにGPSや地図で方向や位置をチェックしているつもりだったけど、ピンクテープに誘われておかしな尾根に突入してしまうヘマも。ピンクテープの数は一般の道に引けを取らないけど、決してフツーの一般的な道じゃなかったです。軽い気持ちで歩くとハマってしまうでしょう。
そういう意味では、体力、読図のスキルを試すことができるいいフィールドかもしれません。今回はいい経験をさせていただきました。

山で出会った人:1人(+リス一匹)

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