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Yamareco

記録ID: 3826994
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ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル気仙沼北部エリア3 気仙沼大島攻略編

2021年12月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:59
距離
20.9km
登り
729m
下り
740m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:10
合計
7:59
8:18
63
気仙沼大島大橋本土側駐車場
9:21
9:31
406
16:17
気仙沼大島大橋本土側駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
気仙沼大島大橋の本土側の駐車場に車を止め島を一周した。駐車場にはトイレ・自販機などがある。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にないが小田ノ浜と龍舞崎の間の遊歩道は荒天時には避けたほうが良いかも。枯れた松が多く倒木や落枝の危険がある。
その他周辺情報 亀山の山頂、休暇村、龍舞崎にレストハウスがあり飲食可能。他にもコース沿いに食堂がいくつかある。
島へ渡る橋の袂の駐車場に車を停める。今日はここからスタートして島を一周してくるわけだ。
島へ渡る橋の袂の駐車場に車を停める。今日はここからスタートして島を一周してくるわけだ。
気仙沼大島大橋で島に渡る。震災後にできた新しい橋だ。震災時に島が孤立したのが架橋のきっかけだったらしい。
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気仙沼大島大橋で島に渡る。震災後にできた新しい橋だ。震災時に島が孤立したのが架橋のきっかけだったらしい。
狭いうえに牡蠣筏が並んだ大島瀬戸。だが大きな船が頻繁に往来していた。よくぶつからないものだと感心する。
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狭いうえに牡蠣筏が並んだ大島瀬戸。だが大きな船が頻繁に往来していた。よくぶつからないものだと感心する。
橋の島側袂にも駐車場がある。展望台やトイレ、自販機などもあるので観光客にはこちらが人気のようだ。島に渡ってきた車が次々に出たり入ったりしていた。
橋の島側袂にも駐車場がある。展望台やトイレ、自販機などもあるので観光客にはこちらが人気のようだ。島に渡ってきた車が次々に出たり入ったりしていた。
展望台から渡ってきた橋を眺める。狭い海峡とはいえ下を大型船も通るので大きな橋が架けられた。桁下の高さは30m以上、最大支間長は東日本で最長の297mとのこと。
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展望台から渡ってきた橋を眺める。狭い海峡とはいえ下を大型船も通るので大きな橋が架けられた。桁下の高さは30m以上、最大支間長は東日本で最長の297mとのこと。
橋を渡って最初の交差点を左へ進む。直進する道路は架橋に伴って新しく整備された道路だ。
橋を渡って最初の交差点を左へ進む。直進する道路は架橋に伴って新しく整備された道路だ。
トレイルが指定するコースは昔ながらの生活道路。樹林帯の中を登っていく。
トレイルが指定するコースは昔ながらの生活道路。樹林帯の中を登っていく。
民家の脇を抜け途中からは未舗装の林道へ進んでいく。若干複雑な経路なので道標を見落とさないように注意しながら進む。
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民家の脇を抜け途中からは未舗装の林道へ進んでいく。若干複雑な経路なので道標を見落とさないように注意しながら進む。
近くに木にヤマガラが飛んできた!
他にもシジュウカラやエナガなどが混群を作って大騒ぎだ。
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近くに木にヤマガラが飛んできた!
他にもシジュウカラやエナガなどが混群を作って大騒ぎだ。
桜?が咲いていた。
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桜?が咲いていた。
亀…T?
亀山トレイルの略…だろうか。帆立貝を道標に使うというアイディアが面白い。
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亀…T?
亀山トレイルの略…だろうか。帆立貝を道標に使うというアイディアが面白い。
亀山には縦横に散策路が作られている。潮風トレイルはこの散策路の一部を利用して設定されている。
亀山には縦横に散策路が作られている。潮風トレイルはこの散策路の一部を利用して設定されている。
牡蠣筏を運搬しているところを見かけた。せっかく気仙沼まで来たので今晩は牡蠣を食べたいところだなぁ。
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牡蠣筏を運搬しているところを見かけた。せっかく気仙沼まで来たので今晩は牡蠣を食べたいところだなぁ。
山頂へ続く道は急な階段だ。下から見上げた時はうんざりしたが、遊歩道らしく段差は小さめ、適度なジグ切りで案外登りやすい。
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山頂へ続く道は急な階段だ。下から見上げた時はうんざりしたが、遊歩道らしく段差は小さめ、適度なジグ切りで案外登りやすい。
階段を登りきるとレストハウスからの遊歩道と合流する。どこからともなく音楽が聞こえてくる。最初は空耳かと思ったのだが、どうやら下のレストハウスから流れてきている。
階段を登りきるとレストハウスからの遊歩道と合流する。どこからともなく音楽が聞こえてくる。最初は空耳かと思ったのだが、どうやら下のレストハウスから流れてきている。
亀山の山頂に到着。しま山100選の一座なのだとか。しま山かぁ。利尻と宮之浦くらいしか行ったことないな。
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亀山の山頂に到着。しま山100選の一座なのだとか。しま山かぁ。利尻と宮之浦くらいしか行ったことないな。
山頂には展望台が設置されている。これがまた立派な作りで人が近づくとセンサーでBGMが流れる仕掛けになっている。完全に観光地だ。
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山頂には展望台が設置されている。これがまた立派な作りで人が近づくとセンサーでBGMが流れる仕掛けになっている。完全に観光地だ。
山頂からは気仙沼の街が一望できる。奥には室根山も。
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山頂からは気仙沼の街が一望できる。奥には室根山も。
これから歩く大島全景。平べったそうなので楽勝…と言いたいところだが、さてどうだろう。
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これから歩く大島全景。平べったそうなので楽勝…と言いたいところだが、さてどうだろう。
大島瀬戸と唐桑半島の付け根の早馬山。その奥には岩手県沿岸の半島群が十重二十重。
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大島瀬戸と唐桑半島の付け根の早馬山。その奥には岩手県沿岸の半島群が十重二十重。
先日歩いた唐桑半島全景。
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先日歩いた唐桑半島全景。
これから歩いていく宮城県沿岸。遠くには金華山が見える。
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これから歩いていく宮城県沿岸。遠くには金華山が見える。
山頂近くには愛宕神社がある。せっかくなのでお参りしていこう。何か美味しいものが食べられますように。
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山頂近くには愛宕神社がある。せっかくなのでお参りしていこう。何か美味しいものが食べられますように。
景色がいいのでゆっくりしたいところだが、まだまだ先は長い。適当なところで切り上げて下山する。下山路は山の東側を下っていく。
景色がいいのでゆっくりしたいところだが、まだまだ先は長い。適当なところで切り上げて下山する。下山路は山の東側を下っていく。
中腹まで遊歩道で下りると車道と合流となる。この車道は山頂直下まで続いているようだ。
中腹まで遊歩道で下りると車道と合流となる。この車道は山頂直下まで続いているようだ。
合流点付近には郷土の文学者「水上 不二」の顕彰碑。失礼ながら存じ上げなかったが「海はいのちのみなもと 波はいのちのかがやき 大島よ 永遠に緑の真珠であれ」は良い詩だな。
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合流点付近には郷土の文学者「水上 不二」の顕彰碑。失礼ながら存じ上げなかったが「海はいのちのみなもと 波はいのちのかがやき 大島よ 永遠に緑の真珠であれ」は良い詩だな。
亀山には多くの野鳥が生息しているようだ。一つ所に立ち止まっていても次から次へと野鳥がやってくる。
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亀山には多くの野鳥が生息しているようだ。一つ所に立ち止まっていても次から次へと野鳥がやってくる。
エナガの大群がやってきたと思ったら…
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エナガの大群がやってきたと思ったら…
負けじとメジロの群れが飛来。
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負けじとメジロの群れが飛来。
頭がかゆいのか?
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頭がかゆいのか?
ホオジロもやってきた。
野鳥観察に夢中になってしまい、まったく先へ進めない。気がつけば2時間で4kmも進んでいないことに気づく。さすがにやばくないか?
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ホオジロもやってきた。
野鳥観察に夢中になってしまい、まったく先へ進めない。気がつけば2時間で4kmも進んでいないことに気づく。さすがにやばくないか?
予定が押しているというのに大島神社にもお参りする。こんな立派な鳥居を見たら寄ってみたくなるではないか。
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予定が押しているというのに大島神社にもお参りする。こんな立派な鳥居を見たら寄ってみたくなるではないか。
長い階段を登るとなかなか立派な社殿が出迎えてくれた。創建1000年以上の歴史を誇る由緒正しい神社のようだ。ここでも「何か美味しいものが食べられますように」としっかりお願いしておく。
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長い階段を登るとなかなか立派な社殿が出迎えてくれた。創建1000年以上の歴史を誇る由緒正しい神社のようだ。ここでも「何か美味しいものが食べられますように」としっかりお願いしておく。
神社から先はしばらく車道歩きとなる。それなりに交通量が多いので車に注意が必要だ。他県ナンバーの車も多い。
神社から先はしばらく車道歩きとなる。それなりに交通量が多いので車に注意が必要だ。他県ナンバーの車も多い。
道路脇の地面からガサガサと音がするので見てみるとアオジのメスがいた。餌でも探しているのか人が通ろうが車が通ろうが動じない。
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道路脇の地面からガサガサと音がするので見てみるとアオジのメスがいた。餌でも探しているのか人が通ろうが車が通ろうが動じない。
坂の途中で県道を逸れて休暇村大島へ向かう。
坂の途中で県道を逸れて休暇村大島へ向かう。
休暇村大島には売店などがあり、ちょっとした飲食物の購入が可能。トイレだけなら下の田中浜にあるのでそっちを利用してもいいだろう。
休暇村大島には売店などがあり、ちょっとした飲食物の購入が可能。トイレだけなら下の田中浜にあるのでそっちを利用してもいいだろう。
樹上からコツコツコツと聞こえてきたので見上げるとアカゲラがいた。叩きつけるように情熱的に…見ようによってはやけくそ気味に木を突く姿がなんともユーモラスだ。
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樹上からコツコツコツと聞こえてきたので見上げるとアカゲラがいた。叩きつけるように情熱的に…見ようによってはやけくそ気味に木を突く姿がなんともユーモラスだ。
休暇村の裏手に廻り田中浜に下りる。津波はこの階段の中ほどまで来たとのこと。恐ろしい事ではあるが、もはや驚かない。ここまで散々津波の物凄さを見てきたのだ。
休暇村の裏手に廻り田中浜に下りる。津波はこの階段の中ほどまで来たとのこと。恐ろしい事ではあるが、もはや驚かない。ここまで散々津波の物凄さを見てきたのだ。
田中浜には「みちびき地蔵」という地蔵尊がある。トレイルのコースからは少し外れるが「まんが日本昔ばなし」のお話の一つにもなっているらしいので見てみる価値はある。
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田中浜には「みちびき地蔵」という地蔵尊がある。トレイルのコースからは少し外れるが「まんが日本昔ばなし」のお話の一つにもなっているらしいので見てみる価値はある。
1770年代からある由緒ある地蔵だったが木製のものは震災で流出し現存しない。石仏は付近の瓦礫の中から見つかったという。
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1770年代からある由緒ある地蔵だったが木製のものは震災で流出し現存しない。石仏は付近の瓦礫の中から見つかったという。
田中浜はNHK連続テレビ小説のロケにも使われたという美しい浜だ。そのドラマの影響で今気仙沼は熱い!…はずだが、うちにはテレビが無いので見たことがないのであった。
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田中浜はNHK連続テレビ小説のロケにも使われたという美しい浜だ。そのドラマの影響で今気仙沼は熱い!…はずだが、うちにはテレビが無いので見たことがないのであった。
田中浜から丘陵地を一つ越える。
田中浜から丘陵地を一つ越える。
小田の浜海水浴場に到着。立派なクラブハウスが建てられていてシーズン中はライフセーバーや救護班が常駐するようだ。
小田の浜海水浴場に到着。立派なクラブハウスが建てられていてシーズン中はライフセーバーや救護班が常駐するようだ。
小田の浜海水浴場は「快水浴場百選」ベスト3、海の部特選…だそうだ。オフシーズンだがゴミひとつ落ちていない綺麗な砂浜はさすがだ。
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小田の浜海水浴場は「快水浴場百選」ベスト3、海の部特選…だそうだ。オフシーズンだがゴミひとつ落ちていない綺麗な砂浜はさすがだ。
小田の浜から龍舞崎の間には遊歩道があるので入っていこう。
小田の浜から龍舞崎の間には遊歩道があるので入っていこう。
入り口に「倒木多数迂回路あり」と表示されていたのでビビりながら入ってきたがキレイに片付けられていて通行に支障はない。
入り口に「倒木多数迂回路あり」と表示されていたのでビビりながら入ってきたがキレイに片付けられていて通行に支障はない。
小さな入り江などを眺めながら海沿いの道をいく。
小さな入り江などを眺めながら海沿いの道をいく。
松崎という岬を回ると温浜園地に到着。ここにはバス停がありトイレが設置されている。
松崎という岬を回ると温浜園地に到着。ここにはバス停がありトイレが設置されている。
再び海岸線に戻り龍舞崎を目指す。
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再び海岸線に戻り龍舞崎を目指す。
このあたりはかなり海に近い場所を行く。荒天時には山側の迂回路を通る。
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このあたりはかなり海に近い場所を行く。荒天時には山側の迂回路を通る。
手前にある岩礁が烏帽子岩だろうか。沖の島は大前見島だと思う。
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手前にある岩礁が烏帽子岩だろうか。沖の島は大前見島だと思う。
小さな漁港を過ぎると遊歩道は桟道を通過する。かなり大規模に整備されている。
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小さな漁港を過ぎると遊歩道は桟道を通過する。かなり大規模に整備されている。
通島。干潮時は岩伝いに島へ渡れるそうだ。ちょっと怖そうだが。
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通島。干潮時は岩伝いに島へ渡れるそうだ。ちょっと怖そうだが。
日当たりの良い崖の上を行く場合もあれば…
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日当たりの良い崖の上を行く場合もあれば…
薄暗い谷底へ下りていく道もある。
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薄暗い谷底へ下りていく道もある。
通島から先は小さなアップダウンが連続する。
通島から先は小さなアップダウンが連続する。
三作浜。
鳥が生まれるから生島。
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鳥が生まれるから生島。
狸が住んでる狸浜。
このあたりは妙な名前の浜が多い。
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狸が住んでる狸浜。
このあたりは妙な名前の浜が多い。
岬の突端に近くなり、道はいよいよ険しくなる。
岬の突端に近くなり、道はいよいよ険しくなる。
いよいよ見える海は太平洋の外海になってきた。湾の中海とは波の力強さが違う。
いよいよ見える海は太平洋の外海になってきた。湾の中海とは波の力強さが違う。
人の話し声や車の音が近くなってきた。
人の話し声や車の音が近くなってきた。
龍舞崎の入り口には駐車場・トイレ・レストハウスがある。
龍舞崎の入り口には駐車場・トイレ・レストハウスがある。
レストハウスで刺身定食を食べる。地魚を味わう。
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レストハウスで刺身定食を食べる。地魚を味わう。
腹ごしらえをしたあとは岬の突端へ。
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腹ごしらえをしたあとは岬の突端へ。
途中に「乙姫窟」という標識が。
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途中に「乙姫窟」という標識が。
うわ、ここを下りるのか…。疲れた足には厳しいがせっかくだから行ってみよう。
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うわ、ここを下りるのか…。疲れた足には厳しいがせっかくだから行ってみよう。
急な階段の下には海蝕洞が穴を開けていた。岬の向こう側へトンネル状に続いている。波が打ち寄せてくるので向こう側へは行けないが、なかなか面白い場所だ。
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急な階段の下には海蝕洞が穴を開けていた。岬の向こう側へトンネル状に続いている。波が打ち寄せてくるので向こう側へは行けないが、なかなか面白い場所だ。
背後からも太平洋の荒波がザボザボと打ち付けてくる。若干怖い。
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背後からも太平洋の荒波がザボザボと打ち付けてくる。若干怖い。
龍舞崎の突端。灯台がある。
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龍舞崎の突端。灯台がある。
島の突端、さらにその先には岩礁が続き、最後は太平洋に没している。今日は天気の割に波が高く磯は泡立っていた。
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島の突端、さらにその先には岩礁が続き、最後は太平洋に没している。今日は天気の割に波が高く磯は泡立っていた。
龍舞崎からは島を北上、大島大橋を目指す。後半戦は大半が舗装路歩きだ。
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龍舞崎からは島を北上、大島大橋を目指す。後半戦は大半が舗装路歩きだ。
だが油断してはならない。なんでもなさそうなところで、いきなり脇道に誘うトレイルの杭が現れる。
だが油断してはならない。なんでもなさそうなところで、いきなり脇道に誘うトレイルの杭が現れる。
住宅の間の細い道。よくこんなところ見つけてくるもんだ。
住宅の間の細い道。よくこんなところ見つけてくるもんだ。
しかしお地蔵様が安置されていたりするところを見ると、車道ができる前はここがメインルートだったのかも。
しかしお地蔵様が安置されていたりするところを見ると、車道ができる前はここがメインルートだったのかも。
集落を通過すると神社があった。山門に立派な仁王像が佇立していたのでお寺かと思ったら神社だった。
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集落を通過すると神社があった。山門に立派な仁王像が佇立していたのでお寺かと思ったら神社だった。
浦の浜に出た。橋ができる前はここから渡船が出ていたらしい。後ろに見えるのは今朝登った亀山。
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浦の浜に出た。橋ができる前はここから渡船が出ていたらしい。後ろに見えるのは今朝登った亀山。
もはや船便は無いので時分の足で島を出ねば。日暮れも近い。急ぎ足で大橋に向かう。
もはや船便は無いので時分の足で島を出ねば。日暮れも近い。急ぎ足で大橋に向かう。
日が沈むとスーッと空気が冷えていくのが分かる。
日が沈むとスーッと空気が冷えていくのが分かる。
乙姫トンネルを3つ抜け…
乙姫トンネルを3つ抜け…
今朝入ったT字路まで来たら島を一周したことになる。あとは橋を渡って本土に戻るだけだ。
今朝入ったT字路まで来たら島を一周したことになる。あとは橋を渡って本土に戻るだけだ。
無事に戻ってきた。お疲れさまでした。
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無事に戻ってきた。お疲れさまでした。

感想

みちのく潮風トレイル気仙沼北部エリアの大島区間を歩いてきた。ここは島を一周するコースだ。右回りでも左回りでもいいのだろうが、なんとなく岩手県側に近い島の東側を先に歩くように右回りとした。
大島区間は大きく3つのセクションに分けることができる。亀山登山区間、海岸線遊歩道区間、集落内の舗装路区間だ。
まず亀山登山区間は「亀山トレイル」という別のトレッキングコースとも重複しているため目印は豊富だ。標高200m強の山なので登山そのものにもそれほど苦労しない。しかし山頂からの眺めは絶品だった。観光地でもあり山頂直下まで車で登ることもできるため日中だと観光客がたくさん来ることだろう。徒歩旅ではできれば人混みを避けられる時間帯に訪れたいものだ。
また海岸線遊歩道区間だが、ここが一番体力を使う。遠目には平らな大島南部なのだが海沿いは意外と地形が険しい。小さな、しかし急なアップダウンが繰り返され体力を削りに来る。歩いていて「ああ、やはりここもリアス式海岸の一部なんだなー」と再確認させられた。見どころも多い区間なので歩き甲斐がある。ぜひ晴天時に歩いていただきたい。
最後の集落内区間だがこの区間は特に見るものは無い。しかしかつての渡船場であった浦の浜のターミナルや復興された家並、津波を免れた昔ながらの家々など人の営みを感じられる区間ではある。潮風トレイルを認知している住民も多いようで「良い旅を!」などと声をかけていただいたりもした。大島の方々の人柄に触れられる区間だった。
というわけでぐるり一周気仙沼大島の旅だったが楽しい一日だった。一周15kmと聞いていたので油断していたのだが、実際歩いた区間を計測したら20kmを越えていたのにはまいったが(笑
危なく日没後の暗くなる時間に歩くことになりそうだった。
歩きのため寄れなかったスポットもいくつかあるので、また今度観光で訪ねたいと思っている。

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