記録ID: 3837656
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
八幡谷〜甲南パノラマ道〜風吹岩〜中野谷西尾根（薬大尾根）〜甲南山手
2021年12月14日(火) [日帰り]
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 500m
- 下り
- 520m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:32
9:26
11分
阪急「岡本」駅
9:37
9:39
5分
岡本八幡神社
9:44
9:47
2分
八幡谷 登山口
9:49
9:49
8分
二体石像
9:57
10:02
0分
八幡谷旧道・新道 分岐道標
10:02
10:04
1分
八幡滝第二堰堤（副堰堤）
10:05
10:05
4分
八幡滝第二堰堤（主堰堤）
10:09
10:09
0分
八幡谷旧道・新道 分岐道標
10:09
10:09
18分
山の神
10:27
10:28
9分
森林管理道(平行道) 交差
10:37
10:40
5分
打越峠
10:45
10:55
4分
七兵衛山 (山頂)
10:59
11:00
2分
七兵衛峠
11:02
11:08
4分
鉄塔の展望地（甲南パノラマ道）
11:12
11:12
3分
木漏れ日広場方面 分岐道標（甲南パノラマ道）
11:15
11:16
10分
横池方面 分岐道標（甲南パノラマ道）
11:26
11:26
3分
中央陵 合流
11:29
11:34
7分
絶景岩（五分岐）
11:41
11:46
7分
風吹岩
11:53
11:54
3分
保久良山道 分岐
11:57
11:58
5分
中野谷西尾根 下り分岐
12:03
12:06
8分
休憩展望所（中野谷西尾根）
12:14
12:14
9分
休憩ベンチ（中野谷西尾根）
12:23
12:24
14分
休憩ベンチ（中野谷西尾根）
12:38
12:38
3分
中野谷西尾根 登山口
12:41
12:41
2分
神戸薬科大学正門
12:43
12:44
14分
中野八幡神社
12:58
ＪＲ「甲南山手」駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
（行き）阪急岡本駅から八幡谷登山口へ （帰り）中野谷西尾根登山口から徒歩でJR甲南山手駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
「八幡谷の旧道」ルートについて 前回2021年5月8日に、八幡谷を下ってきた際に旧道が歩けるのかどうかを探索してみたが（→ 結論としては終盤で深い藪に阻まれて不可能）、今回は上りで歩く機会を得たので南側の取り付きから歩けるのかどうかを探索してみた。結論としては、上りの場合も10mほど行ったところでまたしても厳しい藪で完全に進路を阻まれて前進不可能だった。この藪はおそらく前回に阻まれた箇所と同じだろうと思う。ただの藪ではなくトゲのある茨なども混じってるので強行突破は無理。刈り払わないと無理だ。逆に言えば、この場所さえ刈り払えれば旧道は再び利用可能となるということでもある。何とかならないかなあと思ったりもする。 ＜前回2021年05月08日の八幡谷旧道探索の記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3164780.html 「甲南パノラマ道」について 今回の山行での最大の驚きは、打越山から中央陵にかけての「甲南パノラマ道」の周囲の木々が軒並みバッサリ切られていて、驚異的に視界が良くなって先の先まで見通せるようになっていたことだ。あまりの大胆な伐採に目が丸くなった。まるで別の道のように変貌を遂げていた。しばらく訪れていなかったので今の今まで気付かなかった。道全体が見通せるようになっただけではなく、途中にある新しい鉄塔の周囲は見晴らしの良い広い草原に変貌。「七兵衛山」への登り分岐の周囲も草木がなくなってしまっていたので非常に明快に。また東の分岐道標からは「横池（雌）」を見下ろす恰好で一望できるよう大きく変貌。ちょっとやり過ぎじゃないかなと感じたりもするがしかし、こうなるとこの道は一気に大人気のルートとなることだろう。 ＜2021年02月06日の甲南パノラマ道・八幡谷の記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2902967.html 「中野谷西尾根（俗称薬大尾根）」について 関電鉄塔の保守に合わせて再び整備の手が入り、登山道周囲の草が刈られていた。また、途中3ヶ所の休憩ベンチも有志によって新しく設置し直されていた。再び快適なルートに戻っていたのは朗報。このルートからの海側の景観は高度感もあって素晴らしい。紅葉の季節は特に良い。 ＜2020年02月23日の中野谷西尾根の記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2231942.html ＜2020年05月30日の中野谷西尾根の記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2408767.html ＜2020年08月26日の中野谷西尾根の記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2531854.html |
写真
「八幡谷」登山口から二体石像を過ぎて、徐々に深い山の中へと入っていく
八幡谷入口と記された標識と道標が道の両側に立っている場所。ここの左の道標のすぐ脇に古びた石段の名残があり、旧道はそこから続いているので、試しにそちらへ入ってみる
2
12/14 9:57
八幡谷入口と記された標識と道標が道の両側に立っている場所。ここの左の道標のすぐ脇に古びた石段の名残があり、旧道はそこから続いているので、試しにそちらへ入ってみる
足元の雑草や枯れ枝をかき分けて進む。最初の数mほどの区間は、小石交じりの踏み跡が続いているのだが
すぐに目の前に繁茂した藪が広がり、進路を完全に塞いでしまう。周囲のどこにも行き場がないし踏み跡もかき消されているので立ち往生する
1
12/14 9:59
すぐに目の前に繁茂した藪が広がり、進路を完全に塞いでしまう。周囲のどこにも行き場がないし踏み跡もかき消されているので立ち往生する
旧道を諦めて元の道に復帰し「山の神」を目指して進む。山の神以後は道標で左折して九十九折に登っていく
打越棘から東へすぐのところ、すっかり周囲が明るくなったここの分岐から「七兵衛山」へ向かう
「七兵衛山」の山頂ピーク点はここ。この日の時点ではプレートなどの類はない
「七兵衛山」の山頂休憩所には誰一人いなかった。完全貸し切り状態というのは非常に珍しいことで、穏やかで静かだしこの上ない幸運
4
12/14 10:45
「七兵衛山」の山頂休憩所には誰一人いなかった。完全貸し切り状態というのは非常に珍しいことで、穏やかで静かだしこの上ない幸運
景色を楽しんでいるうちに賑やかになってきたのでそそくさと山頂を後にし、甲南パノラマ道を目指して「七兵衛峠」へ
周囲の木々がごっそり伐採されて、すっかり見通しが良くなった甲南パノラマ道
関電の鉄塔の更新工事で新しいものに替わった場所。鉄塔の東側のこの位置から寄り道で登っていく
鉄塔の真下はふかふかの草原になっている。奥に見えている鉄塔のさらに向こう側には「摩耶山・掬星台」が見える
鉄塔の下をくぐって草原の北側の斜面からの見事な風景。六甲縦走路の山並みを一望できる素晴らしい場所。敢えてここに植林するのは野暮だなと思う
3
12/14 11:04
鉄塔の下をくぐって草原の北側の斜面からの見事な風景。六甲縦走路の山並みを一望できる素晴らしい場所。敢えてここに植林するのは野暮だなと思う
そこから見える風景。これは「六甲ガーデンテラス」で電波塔群の横に「六甲枝垂れ」も見えている
これは「西おたふく山」と「最高峰」。この右には「東おたふく山」も見える
「横池」のすぐそばに下れる分岐点の道標。以前は木々に覆われて視界がなかったが、今は横池（雌）がきれいに見下ろせる場所になっていた
1
12/14 11:15
「横池」のすぐそばに下れる分岐点の道標。以前は木々に覆われて視界がなかったが、今は横池（雌）がきれいに見下ろせる場所になっていた
見通しの良いパノラマ道はさらに続く。心なしか足元も歩きやすくなった感じ
ここの分岐はマニアの道。写真左下に明確な踏み跡があるが、ここを下っていくと「黒五谷」に直接合流できる。しっかりした道が続いているので迷うことはないが、一般には殆ど知られていないルートだ
4
12/14 11:17
ここの分岐はマニアの道。写真左下に明確な踏み跡があるが、ここを下っていくと「黒五谷」に直接合流できる。しっかりした道が続いているので迷うことはないが、一般には殆ど知られていないルートだ
甲南パノラマ道から中央陵へ合流し、南へ岩のある箇所を下って名所の「展望岩」へ寄り道
「展望岩」から海の方向を眺める。芦屋・西宮の背後に宝塚〜大阪まで展望
「展望岩」から北の方向を眺める。西おたふく山〜最高峰〜東おたふく山までの稜線を一望
「東おたふく山」の草原をこれほどはっきりと見られるのは意外と少ないかも
「風吹岩」の上に登って南を見下ろす。以前に崩落した岩は写真の右下に転がっている
風吹岩から保久良山道方面へ向かい、会下山尾根の下り途中のこの分岐点から「中野谷西尾根（通称薬大尾根）」へ入る
「中野谷西尾根」の展望休憩所に立ち寄り。さすがにテーブルはないが、景色の観賞と休憩のためのベンチは再び整備されていた。感謝
1
12/14 12:03
「中野谷西尾根」の展望休憩所に立ち寄り。さすがにテーブルはないが、景色の観賞と休憩のためのベンチは再び整備されていた。感謝
素晴らしい景色を眺めながら下れるのがこの尾根の良いところ。保久良山道でもこうはうまくいかない
「中野谷西尾根」の最終盤の下りは落ち葉が堆積する急斜面。滑って転ばないように慎重に
神戸薬科大学の敷地を隔てる緑の金網沿いに最後の下りをこなして沢へ
「中野谷西尾根」の登山口は、鮮やかな青色の手摺りのコンクリ階段
中野八幡神社の付近にあった見事な紅葉。12月中旬でもまだ紅葉があるとは
JR甲南山手駅の南の商業ビルServaの1Fにあるパスタ店「パッセジャーレ」でランチ。人気店なので45分程の順番待ちだった
1
12/14 14:12
JR甲南山手駅の南の商業ビルServaの1Fにあるパスタ店「パッセジャーレ」でランチ。人気店なので45分程の順番待ちだった
「牛肩ロースとモッツアレラチーズ、たっぷり野菜のにんにく醤油バター」（￥1，040税込）。細いパスタ麺で和風の味付けでかなり美味しかった。これは是非再訪したいお店だ
4
12/14 13:57
「牛肩ロースとモッツアレラチーズ、たっぷり野菜のにんにく醤油バター」（￥1，040税込）。細いパスタ麺で和風の味付けでかなり美味しかった。これは是非再訪したいお店だ
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は同行者が選んだ希望ルート。今週末は所用で山へは行けなさそうな感じなので、平日の天気の良い日に歩いておこうかということでこの日の山行の運びとなった。まだ足の疲れなどが残っているかもしれないのと、新しい靴の履き試しを兼ねたやや軽めの歩き。
上りで歩く「八幡谷」や「甲南パノラマ道」はどちらもだいぶ久しぶりな感じ。
「八幡谷」は前回下りで利用した際に「旧道」の探索で難儀したが、その時は結局途中で藪に阻まれて探索しきれなかったので、今回は絶好の機会。下側（南側）から入っていった場合、どこまで進めるものなのかを確認することにしたのだが、結局10mほど登ったところでいきなり藪に阻まれて通行不能になった。結論はこりゃだめだ、ということで納得した。ちょっとすっきりした。
「甲南パノラマ道」はその変貌ぶりに驚愕。「コース状況／危険箇所等」の欄にも記載したが、周囲の木々の大胆過ぎる伐採によって視界極めて良好。途中の鉄塔の草原から見える景色があまりにも抜群。西は掬星台から、ガーデンテラス、西おたふく山、最高峰、東おたふく山に至る迄の六甲縦走の稜線すべてを（見上げる形ではあるが）一望できる絶好の場所となった。ここまで綺麗に視界が開けてすべてを眺められる場所は他にはなさそうだ。これからこのルートは大人気になりそう。
「風吹岩」は今やもう猫たちの天国。数が多すぎる。これじゃあ猪もなかなか出てこれないかな。風吹岩〜保久良山道の間で熊らしきものの目撃情報の紙が貼ってあったが、それは見間違いだろうと思うのだが。山腹の藪に立ち入った黒服の人間かあるいは大きな猪かなにかではないのかな。六甲山系で熊と鹿の生息はまだ聞いたことがないんだけどな。私も六甲山系でいろんな珍しい動物に遭遇してきたけど、今のところ熊と鹿と狐だけはまだ出会ったことがない。以前の鷹尾山周辺での情報もどうやら見間違いだったようだし。さすがに熊は生息してたら嫌だな。
「中野谷西尾根」は再び整備の手が入って、より歩きやすくなっていた。上のほうの展望の休憩所も、途中の休憩ベンチも一旦は撤去されていたが復活。海側の景色の良いところにだけ、遠慮がちに置かれているものなのでこれは喜ばしい話。保久良山道や中野谷の尾根を保守して下っている有志の方には以前に出会ったことがあって、登山者の安全と楽しみを良く考えて手入れして下さっているのが分かっているので、いつも感謝です。
山行帰りは甲南山手駅まで歩いて、大人気のパスタ店で昼食を頂き、普通の公衆浴場である「森温泉」でくつろいでから帰宅。軽めの歩きで体重は減らなかった（増えた）けど自然の中での良い運動になったな。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：215人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
七兵衛山の最新記録
30・なんとか間に合った黒子谷のクリンソウ
2024年05月12日 (日帰り) [C]
黒五谷、住吉道
2024年05月12日 (日帰り) [C]
六甲山周辺散策 2024
2024年05月11日 (日帰り) [B]
芦屋ロックガーデン中央陵〜風吹岩〜甲南パノラマ道〜打越山〜住吉谷
2024年05月11日 (日帰り) [S]
神戸／七兵衛山と打越山と黒五谷のクリンソウ
2024年05月09日 (日帰り) [B]
本庄山の最新記録
六甲山「芦屋川駅」→風吹岩→「岡本駅」
2024年05月15日 (日帰り) [B]
六甲山（魚屋道）
2024年05月15日 (日帰り) [C]
芦屋・甲南三角点巡り�Ｋ楙瓜魁ゞ眥算�
2024年05月11日 (日帰り) [B]
六甲山周辺散策 2024
2024年05月11日 (日帰り) [B]
神戸／七兵衛山と打越山と黒五谷のクリンソウ
2024年05月09日 (日帰り) [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する