黒斑山から鋸岳まで外輪山を歩く

2021年12月16日(木) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 10.0km
• 登り: 655m
• 下り: 653m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:01
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:38

9:52 車坂峠
11:36 11:36 トーミの頭
11:56 12:23 黒斑山
12:54 12:54 蛇骨岳
13:05 13:09 蛇骨岳標柱
13:26 13:27 仙人岳
13:41 13:41 虎ノ尾
13:48 13:49 Jバンド
13:54 13:56 鋸岳
13:58 13:59 Jバンド
14:09 14:09 虎ノ尾
14:25 14:25 仙人岳
14:41 14:42 蛇骨岳標柱
14:49 14:49 蛇骨岳
15:23 15:23 黒斑山
15:40 15:40 トーミの頭
16:30 車坂峠

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

雪は20〜30cm、吹き溜まりでも膝下まで。
車坂峠から黒斑山までは危険個所無し。（アイゼン必用）
黒斑山から鋸山までは、雪の付いた急斜面のトラバースや、やせ尾根があり、ピッケルがあった方がいい。（今回は持ていかなかったので、怖い思いをした）

写真

12/16 9:50

令和3年8月6日14時00分、気象庁は浅間山の噴火警戒レベルをレベル2（火口周辺規制）から、レベル1（活火山であることに留意）に引き下げた。（長野県の浅間山に関する情報より）

12/16 10:37

出発地点の車坂峠方面を振り返る
写真中央右が水ノ塔山、写真中央左が東篭ノ登山
（中コース：標高2100m付近）

12/16 10:57

森林帯は20-30cmの雪
（中コース：標高2180m付近）

12/16 11:16

槍ヶ鞘より浅間山

12/16 11:16

浅間山の手間にある奇岩
（槍ヶ鞘より）

12/16 11:33

トミーの頭

12/16 11:33

浅間山
（トミーの頭より）

12/16 11:34

妙義山
（トミーの頭より）

12/16 11:34

八ケ岳全景
左が権現岳、右が蓼科山、中央に顔を出しているのが甲斐駒ケ岳と千丈岳。
（トミーの頭より）

12/16 11:34

北アルプスの槍ヶ岳
（中央、やや左）

12/16 11:34

御嶽山。手前の平らな山は美ヶ原
（トミーの頭より）

12/16 11:34

これから向かう浅間山の外輪山
左から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸山方面
（トミーの頭より）

12/16 11:34

外輪山手前は湯の平高原、右の裾野は浅間山
（トミーの頭より）

12/16 11:35

浅間山と湯の平高原
（トミーの頭より）

12/16 11:54

浅間山の観測機器、携帯電話の中継器
（黒斑山）

12/16 11:57

黒斑山の山頂

12/16 12:17

谷川連峰
（黒斑山より）

12/16 12:18

日光白根山（中央左の白い山）
（黒斑山より）

12/16 12:18

妙義山
（黒斑山より）

12/16 12:27

浅間山
噴石の落ちた跡が数か所みられる。（丸い形で白くなっている）
（雪が薄く付いた時しか確認できない）
（黒斑山付近）

12/16 12:29

浅間山と湯の平高原
（黒斑山付近）

12/16 12:30

黒斑山から蛇骨岳に向かう稜線
東側（浅間山側）は急斜面となっている。

12/16 12:45

蛇骨岳の手前（南側）から、黒斑山方面を振り返る

12/16 12:53

狭い登山道が続く

12/16 12:56

雪の付いた岩山は綺麗だ、

12/16 12:59

蛇骨岳山頂と浅間山

12/16 13:05

浅間山（蛇骨岳より）
写真中央左の岩のシルエットが「着物を着たオバサンに見える；左側を向いている）
（蛇骨岳より）

12/16 13:10

外輪山の一部と浅間山
その間にある湯の平高原が広い

12/16 13:10

蛇骨岳を過ぎるとやせ尾根が続く。
ピッケルを持ってくればよかった。

12/16 13:11

苗場山（写真、左）

12/16 13:15

四阿山（四阿山の左側にわずかに根子岳が見える）
手前にある湖は田代湖

12/16 13:16

黒斑山から歩いてきた稜線
写真の左端は八ケ岳
（蛇骨岳と仙人岳の中間付近から）

12/16 13:17

八ケ岳のアップ
写真左端が権現岳

12/16 13:17

浅間山

12/16 13:25

仙人岳頂上と浅間山

12/16 13:25

仙人岳の三等三角点
傾いている

12/16 13:31

火口から2Kmの標識
現在は噴火警戒レベルが1なので、先（鋸岳方面）に進めることを確認。

12/16 13:34

蓼科山

12/16 13:42

切り立った崖が何回か現れる
足がすくむ。

12/16 13:42

浅間山が近づいて来た。
浅間山（前掛山）山頂に向かう登山道がはっきり見える

12/16 13:44

鋸山方面
岩がすごい

12/16 13:47

Jバンド分岐
本日は鋸山へ向かう

12/16 13:49

鋸山へ続く稜線
赤茶色の溶岩が目立つ

12/16 13:50

赤茶色の溶岩

12/16 13:51

歩いて来た黒斑山、蛇骨岳、仙人岳を振り返る

12/16 13:52

鋸岳の標識
残念なことに割れている。

12/16 13:55

鋸岳から浅間山

12/16 14:09

鹿島槍ヶ岳
（鋸岳から）

12/16 14:09

四阿山の堂々たる山容
（鋸岳から）

12/16 14:53

富士山
その手前は奥秩父山塊
富士山の裾野の左端辺りが金峰山、右端辺りが瑞牆山
（帰途、蛇骨岳付近より）

12/16 15:36

最後に浅間山を振り返る
山頂に雲がかかている。（最初は噴煙かと思った）
（トミーの頭付近）

12/16 16:00

下山途中（中コース）に青空が戻った。
夕陽によりやや赤みを帯びたダケカンバ

12/16 16:15

本日の日の入り（車坂峠まで10分程度の地点）
（標高2030m付近）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

四等三角点

【雪山】
久しぶりに雪山を歩きたくなり、浅間山の外輪山を選んだ。
それほど雪が深くなく、日帰りが可能であったからだ。
黒斑山往復では、時間がもったいないので、外輪山の鋸山まで行ってみることにした。

【浅間山】
車坂峠から樹林帯を登り、外輪山の稜線に乗ると浅間山が見える。いつものことだが、これには感激する。槍ヶ鞘では、浅間山が半分隠れているところがにくい。
外輪山を歩いて行くと浅間山を見る方向が少しづつ代わり、だんだんと浅間山近づいてくる。鋸岳まで来ると通常の撮影にもかかわらずアップにしたような写真になる。それだけ、近づいているということだ。
火山活動は怖いが、噴煙が出ていないのは残念であった。
やはり浅間山には噴煙が欲しいところだ。

【外輪山の急斜面とやせ尾根】
黒斑山を過ぎ鋸山に向かうと最初は樹林帯だが、だんだん急斜面を横切る道となり、更には岩山のやせ尾根となる。
以前、夏に浅間山（前掛山）の帰りにJバンドから外輪山を歩いているが、こんなに急峻だったとは記憶になかった。浅間山（前掛山）の帰りだったので、印象が薄かったのかもしれない。
蛇骨岳から鋸岳の間はやせ尾根で樹木がないので、滑ったら止まりそうもないので、危険地帯である。慎重に歩けば通過できるが、ピッケルを用心のためにも持ってくればと思った。

【眺め】
生憎の曇りがちの天気であったが、意外と遠くの山まで見ることができた。この山域は外輪山を移動することにより、ほぼ360度の山を見渡すことができる。冬の晴れた日に来て、時間をかけて一座づつ山名を同定する山登りもいいかもしれない。