大船山(兵庫県三田市)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 442m
- 下り
- 447m
コースタイム
11:08 十倉への分岐(峠)
11:21 山頂への分岐(記帳所)
11:37 大船山山頂
12:27 出発
12:46 分岐(記帳所)
13:13 工事現場
13:21 大船山登山口(波豆川バス停)
13:40 大船山登山口(カナディアン大磯)
天候 | 曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、ほどよく歩きやすく、特別な危険個所はない。標識もほどよく整備されてる。山頂下の記帳所分岐から波豆川バス停方面は通行禁止になっている。 |
写真
感想
天気予報では、兵庫県北部は雪模様。南部は天気もいいだろうと大船山に行くことにする。大船山は兵庫100山でもあり、展望もいいらしい。北摂の山は少し遠いということもあり、これまであまり登って来なかったが、これから少しずつ足を延ばしてみたいと思う。
ナビで「波豆」をセットすると、篠山(今田)経由の道を教えてくれた。ナビに従って阿走る。今田から左手に山を見ると、全体が白い。うっすらと雪がついている。日本海から流れて来た雲は兵庫南部にも雪を降らせている。
国道176号線を南進する。雲が厚くなって、小雨が降っている。雨が強くならないことを願いながら車を走らせる。三田から有馬富士公園の前を通る。この先で道がわからなくなる。ナビで最終目的地をセットしていなかった。近くに行けばわかるだろうと思っていた。宝塚少年自然の家の標識が見えたので、立ち寄って道を教えてもらう。その先で、出荷作業をされていた農家の方にも道を教えてもらう。カナディアン大磯の看板が見えてきた。広い駐車場には、500円との案内が出ている。道をはさんで反対側にトイレがあり、その前にも駐車場がある。こちらは登山者用なのだろう。ここに車を停める。
登山口を探す。少し進んだところに登山口の標識があった。曇りがちの天気で、小雪が降ってくる。雨よりは雪の方がいい。少し積もっていればなおいいのだが、足元はいっぱいの落ち葉だ。樹木に名札が付けられているので、樹の名前を確かめながら歩く。
すぐに十倉方面と大船山への分岐に出る。あっけない。山頂に向かう。相変わらず落ち葉の多い道だが、杉林、常緑樹林と少しずつ林の様子が変わっていく。
波豆川方面と山頂方面の分岐に出る。記帳所があり、ノートが備えられている。山頂方面に向かう。かなりの急登。トラロープがつけられているが、雪が積もっていて握る気になれない。ロープがなくてもそれほど大変ではない。木にまかれた赤いテープに「大船山→」とある。そこからすぐに祠が現れ、山頂に着く。
小雪が舞っているが、そこそこ展望はある。雲がどんどん流れ、時々晴れ間も出てくる。展望標識を参考に山座同定を楽しむ。東に大野山、剣尾山。山頂はうっすらと雪化粧できれいだ。南東には阪神間の街並みとうっすら山影が見える。生駒山あたりだろうか。南に六甲山系。南西に羽束山、有馬富士。六甲山系を西に見て行くと丹生山系も見える。北西に千丈寺山と背後の白髪岳方面。しばらくすると、晴れ間が広がり雄岡山、雌岡山も見えてきた。雲の姿と日の光の様子も刻々と変わっておもしろい。薄明光線がスポットライトのようだ。ゆっくりと展望と昼食を楽しむ。
さて、下山だが、来た道を引き返すのはあまりにあっけない。北尾根に道らしき後がある。少し見ると雪がうっすら積もっている。うまく道がつながっていればそこから降りられるかもしれないと思い、北尾根を歩く。赤いテープもつけられているし、道も急だがわかりやすい道だ。しばらく下ると、東に向いた道があり、テープもあった。山頂下を巻いていく道のようだ。
カサカサと音がする。しばらくして、ザザッと音がする。イノシシの子ども(うり坊)が走っていく。違う方向にもう一匹。
巻き道は南に方向を変える。どうやら山頂を一周するだけのようだ。登りの時の赤いテープ標識の所に出る。ここから登ってきた道を引き返して記帳所に着く。
予定では、波豆川バス停方面に降りる予定だった。しかし、工事のため通行止めになっている。しばらく迷ったが、もし降りられなければ引き返す覚悟でバス停方面に降りてみることにした。
大舟寺後は山中に平らな広い場所があり、かつて寺院が立っていた姿を想像させる。案内板によると、1400年前、大船山で修業した僧日羅上人が開基したという。1499年、現在の松尾谷に移されたらしい。
町仏を数えながら下山道を辿る。13基と案内板には書かれているが、いくつ出会えたのか。
工事現場はどこかと気になりながらの下山だった。場合によっては引き返さなくてはならない。そう思っているうちに、重機の置かれた現場に出会う。登山道は大きく削られ通行できない。しかし、何とか山腹を巻いていけそうだ。慎重に巻き道を選び、工事現場の下に出る。ここから里山道を下り、民家のある集落に出る。すぐに、標識のある登山口だ。少し北に歩き、バス停を確認する。アスファルト道だが、周囲の風景を楽しみながら歩いてカナディアン大磯駐車地に戻る。
帰路、出発前に聞いていた”ミッション”をこなす。山垣畜産のコロッケとミンチカツを買いに行く。山垣畜産に着くと、駐車場はいっぱい、さらに狭い店内に山のように人がいて驚かされる。でも、無事コロッケ、ミンチカツをゲットできた。
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