鵯峰 裏西＋表＋裏 若栗の頭BC
えのしまん
その他2人 
体力度について
- GPS
- 11:44
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 2,659m
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ゲレンデトップ 9:38
早大小屋 10:22
ヒヨドリ西のピーク 11:29
ヒヨドリ裏西滑走 12:16
ヒヨドリ西のピーク 12:50
ヒヨドリ表滑走開始 13:18
栂の森駅 14:13
ゲレンデボトム 14:27
■2日目
ゲレンデトップ 9:15
早大小屋 9:54
ヒヨドリのコル 11:32
ヒヨドリ裏滑走 11:37
親沢上部 12:34
登行開始 13:00
若栗の頭 14:34
ゲレンデトップ 15:16
ゲレンデボトム 15:19
| 天候 | 21日雪後疑似好天後雪 22日雪後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ゴンドラ＋リフト代は回数券で1500円分なので、3000円の回数券を2人で割ることになります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
二つ玉低気圧から強烈な冬型に転じて、21日の白馬村は大雪。 午前中は疑似好天。 今回は雪崩も怖いのでガイド山行。 基本ラッセル。（ガイドさんが全行程ラッセルしてくれましたが・・・） 積雪は山頂部の積雪は4mくらい。（プローブが下に届かない。） うち21日の新雪は80�僂�らい。 結構湿雪でした。 22日はさらにその上に40�僂�らい積もりましたが、割と軽い雪で21日より格段に滑りやすくなりました。 これだけ降ってもまだまだ藪が多く、藪に引っかかりながら歩いたり滑ったりするところも多かったです。 帰りは八方尾根の倉下の湯へゆきました。 入浴料500円 鉄分が匂うぬるめの湯です。 |
写真
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85�个靴�ないので110�舒幣紊糧弔�欲しい。
あそこらへんを滑って降りてきた。
ドロップインした地点はほぼ崖。
感想
二つ玉低気圧で関東が荒れた後の週末、今度は本格的な西高東低型の気圧配置になり、日本海側は雪になりました。
特に白馬村は今シーズン一番の大雪だったようです。
初滑りで大雪まいったぞこれは。
今回はシーズンインで雪崩もおっかないので、ツアーガイドのブルークリフさんにお世話になりました。
滑りの写真はこちら。
http://www.flickr.com/photos/sunnyemotion/sets/72157638873493175/
http://www.flickr.com/photos/sunnyemotion/sets/72157638910249273/
■1日目
朝3時頃に白馬第五駐車場に車を入れて仮眠をとっていたら、朝目覚めた時にはドアが開かなくなっていました。
こんな雪で大丈夫なのだろうかと一抹の不安を抱きながらも、今回のツアーガイドをしてくれるブルークリフの方と合流。
初日はマンツーマンです。
先ずはゴンドラと栂の森のリフトを乗り継いでゲレンデTOPへ。
林道に入り早大小屋からハイクアップ開始。
流石にノートレース、凄い雪です。
ファットスキーではないので、ガイドさんがラッセルしてくれなかったら移動不能だったかもしれません。
実際キックターンでバランスを崩してこけて雪に埋まり異常に体力を消耗しました。
こんな状態で果たしてすべれるのだろうか？？
やがてヒヨドリ西に到着。
積雪の深さに流石のガイドさんもピットチェックしながらヤバイかなあと考え込んでいました。
とりあえず裏西を滑ることになりました。
ドロップイン。
雪が重い！！まったく板が浮いてきません。
殆ど雪崩状態で滑るというより落ちてゆきました。
駄目だこりゃ！！
ガイドさん私の体たらくを見かねたのかこの日はツアーは中止し、再びヒヨドリ西のピークへハイクアップすることになりました。
頂上から林の中の南面を滑ることにします。
凄い積雪量とはいえ、まだまだ藪が出ているので注意が必要です。
さあドロップイン！
北と雪質が違うのか今度は実に気持ち良く滑ることができました。
狭い木と木の間を深い新雪を舞い上げながらスラロームしてゆく感覚はさながらスターウォーズのチェイスシーンみたいで素晴らしかったです。
ヒヨドリ裏西で失った信用をここで取戻し、今度はお褒めの言葉をいただきました。（お世辞かもしれないけど）
一旦林道に出て更に森を滑ります。
ここも最高に気持ちの良い滑走が楽しました。
■2日目
今日も昨日ほどではないものの想定外の大雪です。
一人メンバーが増えて3人での行動です。
早大小屋から昨日と同じルートを登ります。
ここでまたキックターンでバランスを崩して転倒、雪に埋まります。
雪が深いため、最初は鵯峰から尾根伝いに降りてくる予定でしたが、ヒヨドリ西から少しヒヨドリのコル側に降りたところで、ガイドさん斜面をチェックして若栗の頭へのツアーにGOが出ました。
ここから降りますと言われたところは絶壁。
まっマジ？？って感じで雪崩が起きそうな、いや転げて起こしそうな沢です。
先ずガイドさん、そしてもう一人の方が無難に降りてゆきます。
一人で転がったら嫌だなあ。しゃーねー行くか！
思い切ってドロップイン！！！！！
思いきりが良かったのか、昨日に較べて素晴らしいパウダーで会心の滑り！
急斜面を雄叫びを上げながら恐ろしいまでに気持ちよく谷底へ降りてゆきました。
これだからBCはやめられません。
今回最大にして最高の斜面でした。
この一本だけで大満足です。
林の中に入り、このまま最低部まで降りたいところでしたがまだ渡渉に不安があるということで、大きくトラバースして親沢の源頭にゆきます。
何故かシールが無い方が深い雪もそれほど気にならず調子がいいです。
広い雪崩の不安が無い最低部で昼食をとり、今度は通称若栗の頭と呼ばれているピークをめざし再びシールを装着します。
雪が安定したことと、前のお二人の尽力で、85�个靴�ない自分の板でも楽にハイクアップできました。
感謝感謝です。
天候も回復してきてそれまで何も見えなかった山々が姿を現しました。
やがて尾根道となり気持ちの良い稜線漫歩です。
最後は森の中をトラバース気味に下ってゆきます。
藪が多くて引っかかって転倒し、谷底に落ちそうになりました。
埋まった体をリカバリーするのにかなりの時間がかかってしまい、パーティーの足を引っ張りまくりです。
最後は樹林と藪の中滑ります。
体力が続かず、途中で止まりながら降ります。
昔はこんなじゃなかったのになあ。
やがて林道に出てひと滑りでゲレンデTOPです。
下に事前に置いてあった車をピックアップして栂池へ戻りました。
まあ全般的足を引っ張りまくりのだらしの無い山行でガイドさんともう一人のお方にはお詫びの気持ちしかございません。
しかし両日とも会心の滑りは味わうことができたので、自分の中では全て帳消しです。
いやー満足満足。
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