筑波山(最も低い百名山は奇岩の展示場でした)
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- GPS
- 04:05
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 763m
- 下り
- 745m
コースタイム
9:02 白雲橋/迎場コース分岐
9:48 弁慶茶屋跡
10:23 女体山山頂 〜10:30
10:50 御幸ヶ原
11:03 男体山山頂
11:15 御幸ヶ原 〜休憩 11:40
12:30 筑波山神社
12:50 筑波山神社入口BS
天候 | 曇。うっすら日が差しても頼りない感じ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1時間に1本くらい出ています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道中の危険箇所ありません。 女体山山頂の展望部分の岩場で水溜りが凍結していました。 |
写真
感想
三連休の三日目。せっかくだからもう一登りしておこうと筑波山へ。
百名山の中では一番低い山ですね。原則1500m以上という標高の基準は満たさないけど、選者がこれは外せないと特別扱いする程の山です。ちょっと遠いので今まで行けていなかったのですが、ハードな山ではないらしいので丁度いいかなと突発決行しました。
コースはいくつかあるようですが、もっとも登山っぽいとガイドブックに書かれる「白雲橋コース」から登ることにしました。
樹林帯の中の良く整備された道から始まります。ライトなハイキングかなと思いきや、そこそこ急登があったりして意外と登りごたえがあります。弁慶茶屋跡を過ぎると道の様子は一変。岩場がメインのゴツゴツした登山道に。巨石や奇岩もあちこちにあり、奇岩の多くは名前が付いていて、たて看板を読みながら進む様はあたかも展示場のようです。
道中の展望はほとんどありませんが、筑波山最高点である女体山頂上からの景色はなかなかです。晴れていればもっと遠くまで見通せたのでしょうけどね。それでも関東平野を一望したり、赤城山の白い峰が眺められたり楽しめました。そういえば登山していて東側に海が広がっている景色を見たのは初めてですね。山の位置を考えれば当たり前のことなのですが何とも新鮮に感じました。
女体山から御幸ヶ原への尾根は、高度にしては肌寒く感じました。普段行っている山と違って北側がほぼ平野であるのが影響しているのかもしれません。高低差はあんまりないので非常に歩きやすい道です。
御幸ヶ原は広場になっていて、展望台や土産店が軒を連ねています。ケーブルカーの終着点でもあるので、登山者でない観光客もたくさんいて、中には犬を連れている方々も。逆に本格的なトレラン姿の人々などもいて本当にいろいろです。(上半身裸でトレランしていた筋骨隆々のグループにはびっくりしましたね。寒くないのでしょうか・・・)
男体山への登りは10分程度の短いコース。頂上からの展望、霞んでしまっていたので今日はイマイチでしたが晴れていれば西の方の山々はくっきり見えるのでしょうね。頂上には、お守り売り場のほか、もう使われていなそうな測候所跡などもあります。
御幸ヶ原から筑波山神社へ下る「御幸ヶ原コース」はひたすらに樹林帯の中を通る道、景観もなくケーブルカー沿いに出たりする意外は特筆するようなポイントはありませんでした。季節によっては花とか楽しめるのかな・・・?
結局、周回してみても4時間くらいとお手軽なルートでしたが、樹林帯あり、岩場あり、観光名所的な社や奇岩はゴロゴロしてる、と飽きさせない構成でなかなか楽しめる山でした。ビギナー向けというのも頷けます。ロープウェイやケーブルカーが伸びているのも山に慣れていない方には安心なところでしょうね。
ちなみに筑波山。いつのことかは分かりませんが、どうやら標高が876mから877mに変わった経緯があるみたいですね。山バッジを物色していたら、改定前標高と改定後標高の2種類がありました。
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