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Yamareco

記録ID: 3863434
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

北蔵王 関沢〜笹谷峠〜カケスガ峰

2021年12月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:11
距離
10.5km
登り
749m
下り
734m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
2:14
合計
7:08
10:32
10:39
6
10:45
12:13
109
14:02
14:25
70
15:35
15:46
2
15:48
15:53
45
16:38
国道286号線冬季閉鎖ゲート
天候 風雪、14時頃から晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道286号、関沢の冬季閉鎖ゲート前に駐車。
コース状況/
危険箇所等
●国道286号冬季閉鎖ゲート〜笹谷峠
冬季閉鎖ゲート前で20センチ程度の新雪。
スキーで登行できる程度に雪は積もったが、まだ十分量に至っておらず。
笹谷旧道の登山道では沢や岩が出ている箇所があり、一時的にスキーを外して通過する必要があった。
樹林内はまだ藪が多く、滑走は厳しい。
よって、下山時の滑走は国道を滑るのが無難だが、傾斜が緩いので板は中々進まず、大回りとなる為、移動効率が悪い。
現在はまだ雪が少ないので無理に滑走はせず、笹谷旧道をツボ足で下山した方が効率は良い。

●笹谷峠〜八丁平〜カケスガ峰
笹谷峠付近から雪が深くなり、ツボ足で膝位まで埋まる。
浮力無しでの移動は困難。
八丁平周辺はまだ藪が煩わしいが、カケスガ峰へと進み樹林帯に入ると藪は疎らになり登りやすくなる。
滑走のハイライトとなるブナ樹林帯の藪は概ね埋まり、雪質が良ければ快適な滑走が期待できるが、H1250m付近からカケスガ峰までは密な樹林帯が続く為、スキーでの登行、及び滑走は苦労させられる。
あくまでも滑走だけが目的であるならば、カケスガ峰へは登らず、密樹林になる前に滑走開始した方が良い。
久しぶりの笹谷
前日からの降雪で一気に積雪が増え、やっと笹谷も冬らしくなりました。
2021年12月26日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/26 9:30
久しぶりの笹谷
前日からの降雪で一気に積雪が増え、やっと笹谷も冬らしくなりました。
雪がしんしんと降り続く
2021年12月26日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 9:42
雪がしんしんと降り続く
今日の足回りはスキーだが、車道は使わず笹谷旧道を行きます
2021年12月26日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 9:53
今日の足回りはスキーだが、車道は使わず笹谷旧道を行きます
いつもの倒木も健在
まだ巻くほどの積雪はないので潜って抜ける
2021年12月26日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 9:58
いつもの倒木も健在
まだ巻くほどの積雪はないので潜って抜ける
ここから先、小沢の渡渉がある場所だがスキーで行けるか?
2021年12月26日 10:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:20
ここから先、小沢の渡渉がある場所だがスキーで行けるか?
小沢の渡渉。
先行者はスキーで通過したようだ。
シールを濡らしてしまいそうなので、我々は板を外して通過。
ma)小沢でブーツ内に浸水して一時はどうなることと思ったよ…
2021年12月26日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:05
小沢の渡渉。
先行者はスキーで通過したようだ。
シールを濡らしてしまいそうなので、我々は板を外して通過。
ma)小沢でブーツ内に浸水して一時はどうなることと思ったよ…
続いて、岩場の登り。
ここもスキーだと辛い。
またも板を外して通過。
2021年12月26日 10:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:35
続いて、岩場の登り。
ここもスキーだと辛い。
またも板を外して通過。
笹谷峠に到着
2021年12月26日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 10:39
笹谷峠に到着
先行者のトレースは大関山方面に付いていたがスキーでどこへ行ったのだろうか?
2021年12月26日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:39
先行者のトレースは大関山方面に付いていたがスキーでどこへ行ったのだろうか?
うちらはこちらへ
2021年12月26日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:39
うちらはこちらへ
小屋はすぐそこ
早く暖まりたい
2021年12月26日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/26 10:43
小屋はすぐそこ
早く暖まりたい
山工小屋
ma)え?あれ、窓割れてないッ!?
と一瞬目を疑ったが窓が開いてるだけだった。
しかしそれでも窓の閉め忘れはいけないことだ。
2021年12月26日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
12/26 10:45
山工小屋
ma)え?あれ、窓割れてないッ!?
と一瞬目を疑ったが窓が開いてるだけだった。
しかしそれでも窓の閉め忘れはいけないことだ。
正面側の窓も開いている。
2021年12月26日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/26 10:46
正面側の窓も開いている。
小屋内部は白いフローリングになったかのようにうっすら雪が積もっていた。
休憩前に小屋内部の除雪が必要のようだ。
L)積もる前に見つけて良かったなぁ〜
2021年12月26日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
12/26 10:48
小屋内部は白いフローリングになったかのようにうっすら雪が積もっていた。
休憩前に小屋内部の除雪が必要のようだ。
L)積もる前に見つけて良かったなぁ〜
除雪を済ませ、大休憩。
スキー板達も、しばしオヤスミ。
2021年12月26日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/26 11:30
除雪を済ませ、大休憩。
スキー板達も、しばしオヤスミ。
ma)暖かい小屋でゆっくり昼ご飯
L)尚、私の昼ご飯はベビースターラーメン。
旨いんだけど、なんか負けた感があるな…
2021年12月26日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/26 11:38
ma)暖かい小屋でゆっくり昼ご飯
L)尚、私の昼ご飯はベビースターラーメン。
旨いんだけど、なんか負けた感があるな…
小屋が快適なので動きたくなくなるがまだ時間も早い、重い腰を上げ外に出る。
2021年12月26日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 11:53
小屋が快適なので動きたくなくなるがまだ時間も早い、重い腰を上げ外に出る。
八丁平のお地蔵様
2021年12月26日 11:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 11:55
八丁平のお地蔵様
小屋周辺は雪深く、ツボ足だと膝まで埋まった。
2021年12月26日 11:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 11:56
小屋周辺は雪深く、ツボ足だと膝まで埋まった。
雪はやんだようだ
カケスガ峰への樹林帯のヤブの埋まり具合はどんなものだろう
2021年12月26日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 12:22
雪はやんだようだ
カケスガ峰への樹林帯のヤブの埋まり具合はどんなものだろう
電波塔の先のヤブは埋まりきっておらず、迂回が必要のようだ
2021年12月26日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:22
電波塔の先のヤブは埋まりきっておらず、迂回が必要のようだ
八丁平はまだ藪多い。
右に左に、と藪を迂回しながら進む。
2021年12月26日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:29
八丁平はまだ藪多い。
右に左に、と藪を迂回しながら進む。
カケスガ峰山麓の森に入った。
2021年12月26日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:51
カケスガ峰山麓の森に入った。
標高を上げると積雪も増えヤブも気にならなくなった。
カケスガ峰のブナ林、ルートファインディングが必要になる
L)GPSが無かった時代、ここは魔境だったよ…
2021年12月26日 12:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:56
標高を上げると積雪も増えヤブも気にならなくなった。
カケスガ峰のブナ林、ルートファインディングが必要になる
L)GPSが無かった時代、ここは魔境だったよ…
降雪直後で森の木々は真っ白。
雰囲気が良い。
2021年12月26日 12:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:56
降雪直後で森の木々は真っ白。
雰囲気が良い。
森の中を順調に進む。
2021年12月26日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 13:13
森の中を順調に進む。
パウダースノーの斜面が広がっている。
帰りの滑走が楽しみだ。
2021年12月26日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 13:13
パウダースノーの斜面が広がっている。
帰りの滑走が楽しみだ。
白うさぎが駆け出したと思ったら
トイレ中でしたか、お邪魔してしまいましたな。
L)茶と白の2匹を見かけたね。
2021年12月26日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 13:14
白うさぎが駆け出したと思ったら
トイレ中でしたか、お邪魔してしまいましたな。
L)茶と白の2匹を見かけたね。
傾斜はきつくなり息が上がる
2021年12月26日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 13:21
傾斜はきつくなり息が上がる
H1250mを越えると森は一変。
密な樹林となり、通過に手間取る。
2021年12月26日 13:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 13:53
H1250mを越えると森は一変。
密な樹林となり、通過に手間取る。
ここをどうやって抜けろと…
2021年12月26日 14:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:03
ここをどうやって抜けろと…
もうカケスガ峰山頂は目の前のはずだが、灌木が埋まっておらず嫌らしい。
2021年12月26日 14:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:05
もうカケスガ峰山頂は目の前のはずだが、灌木が埋まっておらず嫌らしい。
密樹林を抜けて、カケスガ峰に到着。
2021年12月26日 14:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:08
密樹林を抜けて、カケスガ峰に到着。
カケスガ峰の樹氷太郎。
お久しぶり!
ma)そんな名前だったのか!
2021年12月26日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:09
カケスガ峰の樹氷太郎。
お久しぶり!
ma)そんな名前だったのか!
相変わらずここは風が強い
2021年12月26日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:09
相変わらずここは風が強い
時折り青空は見えるのだが雲が抜けてくれない
2021年12月26日 14:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:10
時折り青空は見えるのだが雲が抜けてくれない
L)佇むmani氏。
神々しい。
いや、本人じゃなくてザックが。
ma)前日買った新品です♪
2021年12月26日 14:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:10
L)佇むmani氏。
神々しい。
いや、本人じゃなくてザックが。
ma)前日買った新品です♪
山頂にあるミニ樹氷をバックに一枚
2021年12月26日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:11
山頂にあるミニ樹氷をバックに一枚
雁戸山が拝めるのではないかとしばらく待ったが無理そうなので下山開始
2021年12月26日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:11
雁戸山が拝めるのではないかとしばらく待ったが無理そうなので下山開始
カケスガ峰の廃施設。
避難場所として利用出来そうだけど、中はいつも雪まみれ。
2021年12月26日 14:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:15
カケスガ峰の廃施設。
避難場所として利用出来そうだけど、中はいつも雪まみれ。
雁戸山は見えなかったけど、山麓の景色は綺麗だった。
2021年12月26日 14:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:19
雁戸山は見えなかったけど、山麓の景色は綺麗だった。
予報通りなら15時前から晴れるはずのだが流石にそこまでは待てないですな
2021年12月26日 14:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:19
予報通りなら15時前から晴れるはずのだが流石にそこまでは待てないですな
山頂直下の藪の迷宮はスキーでの移動は無理なので板は担いでツボで下る
雪が締まっていないのでツボで膝〜太ももと結構大変
L)足が攣りそう…
2021年12月26日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:28
山頂直下の藪の迷宮はスキーでの移動は無理なので板は担いでツボで下る
雪が締まっていないのでツボで膝〜太ももと結構大変
L)足が攣りそう…
藪迷宮を抜けて、ようやく滑走。
2021年12月26日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:50
藪迷宮を抜けて、ようやく滑走。
ぶなじゅり〜んを滑る。
ブナパウの素敵斜面が続く。
快適!
2021年12月26日 14:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:54
ぶなじゅり〜んを滑る。
ブナパウの素敵斜面が続く。
快適!
青空とぶなじゅり〜ん
2021年12月26日 14:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:56
青空とぶなじゅり〜ん
樹木の間隔が開けた所で滑走開始
2021年12月26日 14:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 14:56
樹木の間隔が開けた所で滑走開始
雪質はパフパフのパウダー
ふかふかすぎて進まない
L)下の方は傾斜が緩いので、雪が深いと大変だー
2021年12月26日 15:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:08
雪質はパフパフのパウダー
ふかふかすぎて進まない
L)下の方は傾斜が緩いので、雪が深いと大変だー
八丁平の鉄塔が見えてきた。
あれに向かって滑りたいとこだけど、灌木に阻まれ、なかなか辿り着けない。
2021年12月26日 15:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:22
八丁平の鉄塔が見えてきた。
あれに向かって滑りたいとこだけど、灌木に阻まれ、なかなか辿り着けない。
振り返り、カケスガ峰を眺める。
2021年12月26日 15:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:30
振り返り、カケスガ峰を眺める。
真っ白な鉄塔。
2021年12月26日 15:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:31
真っ白な鉄塔。
山形市内も晴れてきたようね
2021年12月26日 15:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:32
山形市内も晴れてきたようね
山工小屋
最後に窓の閉め忘れ、ストーブの火の確認をしておきます
L)足攣りそうなので、ちょと休ませてくれ…
2021年12月26日 15:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:34
山工小屋
最後に窓の閉め忘れ、ストーブの火の確認をしておきます
L)足攣りそうなので、ちょと休ませてくれ…
小屋を後にし下山。
2021年12月26日 15:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/26 15:47
小屋を後にし下山。
笹谷のシンボル鉄塔群
2021年12月26日 15:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 15:39
笹谷のシンボル鉄塔群
大関山
この斜面もスキーの練習に良さそうなのでいずれ訪れてみよう。
L)とても良い斜面だけど、今はまだ藪藪だなぁ〜。
ここ滑れるのはもう少し先かな。
2021年12月26日 15:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 15:39
大関山
この斜面もスキーの練習に良さそうなのでいずれ訪れてみよう。
L)とても良い斜面だけど、今はまだ藪藪だなぁ〜。
ここ滑れるのはもう少し先かな。
晴れては来たが朝日連峰は雲の中
2021年12月26日 15:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 15:41
晴れては来たが朝日連峰は雲の中
トレースが増えていた
うちらの後に何名か峠まで訪れたようですね
2021年12月26日 15:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:41
トレースが増えていた
うちらの後に何名か峠まで訪れたようですね
旧道はスキーで滑れないので車道を滑走はじめたはいいが…
2021年12月26日 15:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 15:42
旧道はスキーで滑れないので車道を滑走はじめたはいいが…
傾斜が緩く全く進まない
板を外して旧道を下ったほうが早そうだ
2021年12月26日 15:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/26 15:45
傾斜が緩く全く進まない
板を外して旧道を下ったほうが早そうだ
車道は蛇行してるし傾斜が緩いので進まんよね。
2021年12月26日 16:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 16:15
車道は蛇行してるし傾斜が緩いので進まんよね。
ほんのり赤い空を眺めつつ、車道を下る。
2021年12月26日 16:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 16:36
ほんのり赤い空を眺めつつ、車道を下る。
何とか暗くなる前に無事下山
2021年12月26日 16:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 16:38
何とか暗くなる前に無事下山
下山すると晴れる、てヤツ?
大関山方面は快晴の様だった。
2021年12月26日 16:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/26 16:38
下山すると晴れる、てヤツ?
大関山方面は快晴の様だった。

感想

冬の笹谷峠と言えば、宮城山形周辺の雪山登山としては人気のスポットである。
しかし、この日の天気は大荒れ予報。
流石に入山者は居ないだろう、
と思いて関沢ゲート前まで来てみれば、そこに居たのは見知った人影。
昨日の月山麓でもチームを組んだmani氏である。
慌ただしい師走の時期、且つ、大寒波の最中でも連日山行とは恐れ入る。
「スキー以外やること無ぇのかよッッッ!」
と、思わずツッコミたくなってしまったが、その言葉、そのままブーメランとなって自身に返ってきそうなので言わずにおいた。
かくして、昨日に続き、本日もmani氏と共に山スキー。
今回は冬の笹谷峠を行く。

本日は、カケスガ峰方面の積雪状況を偵察する予定で笹谷に赴いた。
しかし、意志の弱さでは定評のある二人である。
山工小屋に着き、薪ストーブで温まっていると、外に出るのが億劫になってしまう。
外気温は氷点下10度を下回り、風雪吹き荒れる極寒の世界。
「こんな中、カケスガ峰まで行くなど、どうかしている。」
「もうこの小屋までで良いんじゃないかな。」
二人共そんな気分になってしまい、ダラダラと小屋で時間を潰すのはいつものパターンか。
結局、重い腰を再び上げるのには1時間半もの時間を要した。

小屋での休憩を経てリスタート。
笹谷峠は風が吹き抜ける地形である為、森林限界以下にも関わらず風が強く、八丁平の雪中行軍は辛い。
だが、平地を抜けて、カケスガ峰の麓に広がる森へ入ると風は止み、穏やかとなった。
森の中の積雪量は充分で、昨日から降り続く雪の御蔭で森の斜面はふかふかのパウダースノーに覆われていた。
着雪により、森の木々は真っ白で、雰囲気も良い。
帰りの滑走を楽しみに、深い森の中を登って行く。
標高1250m付近までは順調に登って行くが、そこから上が辛い。
ここまでの開けた森から一変し、密樹林になってしまうので、やたらとスキーが引っかかり、枝の間をすり抜けるのに疲弊させられる。
そんなこんなで、カケスガ峰には14時過ぎに着。
予想以上に時間を要しての登頂となってしまったが、ちょうどタイミングよく空は晴れだす。
北雁戸山は見えなかったものの山麓方面は視界が開けており、悪天続きのこの時期には得難い眺望が眼下に広がる。
最後が苦労させられたけど、その苦労が報われる登頂であった。

さて、見るものは見たし、あとは下山。
カケスガ峰手前の密藪地帯はスキーで抜けるには辛いのでシートラで下り、H1250m地点から滑走開始。
森の中には期待通りのパウダースノーが広がり、白いブナの樹間を抜けていく。
降りたての新鮮なパウダースノーは実に快適で、昨日の月山のような悪雪は全く無し。
mani氏のターンも軽快だ。
笹谷峠から下は雪が少ないので、最後の旧道下りが面倒だったけど、眺望も滑走も楽しめた良き山スキー。
大寒波の最中なれど、充分に楽しめた一日だった。

尚、山工小屋でちょっとした道具トラブルがあったけど、特に問題なし。
幸い穴は開いておらず、少しヤスリで削ったら目立たなくなったので、たぶん大丈夫だろう。

久しぶりにホームの笹谷へ
冬になると毎週のように通っていた笹谷峠だが、今回はいつもとは違う。
そう、スキーで笹谷を訪れるのだ。
旧道をスキーで進むが、まだ積雪が足らないようで小沢の渡渉や岩がスキー歩行の邪魔をする。しまいにはブーツ内に浸水してしまうわ板を担いで登るわ苦労することとなった。

濡れたブーツを乾かそうと山工小屋に訪れると窓が開いている事件
もちろん小屋内は真っ白、雪の積もり方から見ると前日使った人が開けっ放しにしたんだろうと思うが、自分たちが来なかったらどうなっていたことやら。

小屋でしばらく休んでからカケスガ峰方面のヤブの埋まり具合を調査
電波塔からしばらくはまだ藪が十分に埋まっておらず藪を避けながら進むのでルートファインディングの技術が必要になる。
標高を上げていくとヤブも埋まりブナ林の樹林帯へ
スキーで楽しむのはこの樹林帯のツリーランがメインになりそうだ。
青空が見えそうだったのでカケスガ峰を目指してみたが、これがあんな苦労することになろうとは…
薮の迷宮につかまりなんとか抜けられそうな場所探し右往左往、やっとの思いでカケスガ峰に辿り着いたのだった。時折り青空は見えるものの雁戸山の姿は結局見えず仕舞いとなった。
下山は山頂直下の藪地帯はスキーを担いでツボで抜けることにした。
まだ雪が締まっていないのでツボだと膝から太ももまで沈むラッセル、下りでよかった。
薮を抜けた所からツリーラン開始、
ふかふかのパウダーのおかげかスピードもそれほど出ず意外と曲がりやすくて初心者の自分でも楽しく滑走することができた。樹木の間隔も初めは狭いと感じたがスピードが出ない分には丁度いい間隔だった。

最後は車道を一気に降るはずだったが、平坦過ぎて滑走できず、漕ぐことが主体になりそうでしたので、結局板を担いで旧道を下山することとなった。

慣れ親しんだ笹谷でも装備が違うと新しい発見があって新鮮でした。

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コメント

前日パーティーを組んだ人と再会とは、驚き、時間も合わなければ遭遇しませんからね、今度は雪もつもり下まで降れそうですね、近々行って見よう。
2021/12/28 8:32
zaomonsさん、こんばんは。
この日はまだ雪が少なく、笹谷峠から下は微妙な感じでしたが、その後の大雪で状況は変わったと思います。
今回は笹谷峠からの下りはほぼ歩きでしたが、次回からはスキーで滑り降りられるでしょう。
更に深くなった雪を見に、私も近々再訪したく思っておりますsnow
2021/12/29 2:01
zaomonsさん
前日の話の流れで笹谷でも行こうかと、話が出ていたので会いそうな予感はしてました(笑)
ここ2日の大雪で下の方も埋まった感じですね。
今度は下の方も滑走も楽しみにしてるところです。
2021/12/29 14:41
今日、カケスが峰まで雪山登山でしたが、杉林の中はブッシュだらけで登山道は川になってました、倒木のトンネル近辺やその上のスキーコースはまだ積雪が少ない、もう一回大雪が必要です。
2021/12/29 21:01
zaomonsさん、情報ありがとうございます。
日〜月曜日に結構降ったので、もう埋まったかと思っておりましたが、まだ足りませんか・・・
まだしばらくの間は笹谷峠までのアプローチに苦労しそうです
2021/12/29 22:50
zaomonsさん
結構降ったのかと思いきやまだまだ雪が足りませんでしたか。
年末年始も大雪の予報なので期待しましょう。
街の中の雪はもう勘弁ですが💦
2021/12/29 23:17
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