12月末の日帰り赤岳 〜 敗退 〜
- GPS
- 12:28
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,344m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
6時50分:赤岳山荘到着
9時40分:赤岳鉱泉到着 休憩
11時00分:赤岳鉱泉出発
11時40分:行者小屋到着
13時30分:赤岳展望荘到着 休憩 ※登頂断念
14時50分:赤岳展望層到着
15時50分:行者小屋到着
17時40分:赤岳山荘到着
18時15分:美濃戸口到着
天候 | 強風 & 曇り 時々 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■赤岳山荘までの路面では、FFのスタッドレスでは走破することはできませんでした。 |
写真
感想
毎年来ている赤岳。
今年は登頂ならず。
ちょっと時間を使いすぎました。
FFのスタッドレスでは赤岳山荘まで行くことができず、
引き返して美濃戸から登山開始。
美濃戸からの林道でコケまくった去年にトラウマから、
アイゼンを装着してゆく。しかし、今回のコンディションではその必要もなさそうでした。
寒波が到来で気温は低い。
赤岳山荘ではマイナス12度。
登りでシェルを着ていても、ちょうど良い。
赤岳鉱泉に到着。
あたたかいストーブとあたたかいお茶、うまいカレー。
あまりの居心地の良さに1時間20分も休憩してしまう。
今回の敗因の一因はこの赤岳鉱泉での無駄に長い休憩にもあると振り返る。
地蔵尾根の途中からストックからピッケルに切り替え。
階段の露出具合を見ると、まだこの時期は雪が少ないのだとよくわかる。
ナイフリッジもまだ発展途上。
雪がやわらかく不安定で風があったので、
ツクツクに発展していた以前より怖く感じる。
稜線に出ると予想通りの強烈な風。
展望荘の温度計はマイナス20度。
強烈な風と相まって、とても過酷な環境。
少しでも肌が露出してしまっている部分があると、差すような痛みが襲う。
自分の冬用パンツは、膝上までがハードシェル、モモはソフトシェルという構造なのだが、
ソフトシェルの部分では冷たい風を通してしまっていることが良くわかる。
展望荘に到着した時点で13時30分。
時間&天候を考慮し、今回は登頂を断念する。
そうと決まり、展望荘で少しくつろぐ。
さっきカレーを食べたばかりで、牛丼を食べる。
展望荘を出発し、稜線から少し下りると気候は一気に穏やかになる。
下りは概ね快適。
行者小屋でアイゼンを外すが、南沢はアイゼンなしでもすべらない。
去年はよほど途中でアイゼンを装着しようかと思った美濃戸口までの林道。
今年は雪質からか、アイゼンなしでも快適&安全に歩けるコンディションです。
今回もハイドレーション + 魔法瓶という体制で給水をする。
この気温では、特に森林限界より上では、どんな対策をしてもハイドレーションとして機能させるのは困難。
お湯を作り、魔法瓶に補充する為の水筒として割り切る。
ただし、森林限界以下では、使い方次第ではハイドレーションとしても機能していたので、今後もこの体制で行こうと思う。
登頂はできなかったが、楽しむことができました。
下山後の風呂は相変わらず気絶しそうな気持ち良さ。
その後、駒ケ根インターでわざわざ下りてソースカツ丼を食べ、締めくくる。
■今回の敗因
時間不足が敗因。
赤岳鉱泉で休憩しすぎ! ※1時間20分
少しペースが遅かった。 → 運動不足
出発時刻が遅れた。
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