楯ヶ崎で海金剛マルチ
- GPS
- 04:07
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 607m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷から海岸に降りる経路は、重荷を背負って降りるには厳しそうだった。海金剛へは、神社から峠越えで向かうのが無難。 海金剛の著名なマルチ2ルートは、グレードが甘い。 3ピッチ目は綺麗なクラックだが、1,2ピッチ目は藪っぽく、辺クラでもしているような気分になる。岩も脆いので要注意。 三国合同エリアにも行ってみたが、アプローチが分かりにくい、1ピン目が遠い課題が多い、グレードが辛い、ボルトが古い、波が高いと厳しいルートもある、と人気の出ない岩場の要素が揃っている感じ。 特にアプローチは、残置ロープが錯綜しており、辿ると危険なものもあるので要注意。真っ直ぐではなく左の方へ降りていくように心がけるのが良い。 |
その他周辺情報 | linkuroによるYAMAP記録 https://yamap.com/activities/15084156 |
写真
感想
元日も結構寒そうだったので、シークリフである楯ヶ崎へ。まずは千畳敷の方まで観光してから行こうと思ったが、千畳敷から海岸に降りるのが容易でなく、失敗。結局変なトラバースをして鞍部に出てから海金剛に下った。まあまあ悪いが前評判ほどではないかなという感じ。
肝心のルートは、前評判通り、3ピッチ目だけが綺麗なクラックで、あとはよく分からない感じ。まあ、取り付けばなんとかなるでしょうと、登り始めたら、藪っぽくて快適では無いものの、実際何とかなって、3ピッチ目の取り付きに辿り着く。
まずは、高嶺の花をリード。10cというグレードなので緊張して取り付いたが、意外に登りやすくて、あっさりオンサイト。甘めとかいうレベルではなく、明確に甘く、10aくらいに感じた。フォローもノーテンで上がってきて、今度はStand by meを登ろうと、下見しながら懸垂下降。
さてStand by meは、綺麗なクラックが長く続いていて確かに魅力的。が、垂直部分も長くて登れるか不安に。
ともあれ、こんな大変なアプローチをしてきたのだから登るしかない。ということでリードしてみると、さっきよりは大変だったものの、普通にオンサイト。一応クラックのオンサイトグレード更新だけど、これも明確に甘くて、体感は10bくらいかなぁという感じ。フォローも普通にノーテンで上がってきた。
終了点からは、60mシングルロープでの懸垂下降3回で海岸へ戻れた。
グレードには疑問ありだけど、登る価値のある良いクラックだったなという感想。
さて、良い時間になってしまったので、予定していた三国合同エリアでのクライミングはやや厳しそう。とりあえず岩場への経路だけでも確認しておこうと思ったが、錯綜する残置ロープに惑わされ、よく分からなくなって一旦車に撤収。
少しググッたりして調べてから、夕方も近づいてきたので空荷で再挑戦。すると、さっきは見つけられなかった残置ロープを発見し、それを辿っていくとちゃんと岩場に出た。しかし何だか登りにくそうな岩場で、グレードの割には辛そう。看板ルートと言われるパーフェクトブルー(11a)も見つからず、いまいち登りたい気持ちが下がった。後で分かったことだが、パーフェクトブルーは想像以上に遠くの波を被りそうなところに取り付きがあるようだった。
道が分かっていれば戻るのは楽で、元日山行は終了。
海金剛は綺麗な柱状節理だが、どこがルート?という岩壁。
上部にある綺麗なクラックが目的なので、2P登って目当ての課題へ。
フォロー登攀だけど10cと10dの2本は体感グレード甘め。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する