帳付山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
2005年5月20日(金) 上尾〜日窒鉱山
○上尾駅9時集合。車で中津川の日窒鉱山まで。12時頃、林道奥の公民館跡の前にある駐車場に到着。ここは普段(株)ニッチツ関係者が使用しているので、車は必ず隅の方に停めること。車中にて仮眠。
5月21日(土)晴れ 赤岩峠〜帳付山〜ブドー沢の頭
○3時半起床。明るくなるとともに出発。赤岩峠には小さな祠がある。昔の峠道の名残だろう。赤岩峠から帳付山まではよく踏まれた道でヤブもほとんどない。ただし油断して支尾根に迷いこまないよう注意。P1510の登りはじめに2mくらいの岩場が出てくる。左から巻けるがそのまま登ってもオッケー。P1510の頂上はとがってるだけあって360°の展望。叶山の真っ白な切断面が見える。下りやや急。六助にも小さな祠があった。六助から約1540mの稜線までは、胸を突くような急登が2段階に別れて登場。約1540mの稜線に出て少し行くと3mくらいの岩場とそれに続くちょっとした岩稜がある。左からまとめて巻けるがそのまま登ってもオッケー。
○しばらく行くと天丸山への分岐に着く。天丸山へ行くには、現在はここからの道が一番踏まれているようだ。いったん馬道のコルまで下り、エアリアに書いてある西側の道から登ろうとしたが、見つからず結局ヤブを漕ぐはめに。ちなみにコルから30分程上野村側に下ると水場がある。天丸山山頂直下は岩場がありロープが張ってあった。山頂は昔山火事があったそうで展望は良い。
○馬道のコルから帳付山までは特に難しい箇所はない。帳付山から先はいよいよヤブへ突入。ここから南天山までまばらに赤テープあり。P1609までは灌木のヤブでそれほど濃くはないが、尾根が痩せていたり岩の上に出てしまったりでルート探しがやっかいだ。P1609からは笹薮メインになる。踏み跡が付いていてそれほど大変ではない。ブドー沢の頭直前の踏み跡がいい塩梅に平坦になっていたのでここで泊とする。笹をいくらか引っこ抜いたところヤブ中にしては上々のテン場になった。あとでブドー沢の頭山頂まで行ってみたら、きれいに刈りはらわれた幕適地だったので少し悔しかった。2〜3人用テントがひと張りくらいか。
公民館<4:20発>〜赤岩峠<5:20着5:25発>〜P1510<7:25着7:40発>〜馬道のコル<9:38着 天丸山往復 11:32発>〜帳付山<12:38着13:10発>〜ブドー沢の頭直前<14:40着>
5月22日(日)曇り時々晴れ ブドー沢の頭〜南天山〜日窒鉱山
○3時起床。朝飯は豚汁うどん。朝方鳴いている鳥はウグイスとホトトギスが多い。ブドー沢の頭から滝谷山までは笹薮の踏み跡をたどる。滝谷山を越えたところにある約1500mの鞍部からP1562にかけては、山火事でもあったのか灌木の疎林で下草もなく、焦げた木の根などが転がっている。明るく歩きやすい。ところどころ幕適地あり(2〜3人用がひと張りくらい)。P1562から先は普通の登山道なみの道になる。ただしこの道はP1538から先は南のP1480方面にのびている様子なのでぼんやりたどって行かないように。P1374の手前からは作業用林道のようなはっきりした道が南天山方面へ続いている。南天山山頂からはこれまで這いずって来た稜線が一望でき感慨深い。
○エアリアでは南天山の西隣・西の肩から広河原沢に下る道が書かれているが、現在は自然に帰りつつあるようだ。踏み跡があり、いちおう赤テープも着いているが、特に上部では途切れがちであてにならない。要読図。斜面は急で思わぬところに岩場を確し持っていたりするので迷うと往生するだろう。
○帰りは日窒鉱山の廃墟群をじっくり見物する。ここから見る赤岩岳はとても迫力がある。道の駅「大滝温泉」で風呂と食事をすませ、帰る。
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