くらます大雪原滑走
- GPS
- 09:03
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:04
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
くらますは以前に西側(吉川)から登ったが単に登っただけ、東側(加地)からは北峰と北峰東方尾根がすばらしく、アプローチは長いがこっちの方が断然良いと思いました。氷ノ山・三の丸の平頂と扇ノ山に至る稜線、三角錐の三室山、後山、東山などが良く見えました。北峰〜本峰への尾根は良い感じ、北峰からの滑降と風景はこのあたり(兵庫、鳥取)では指折りです。地図にない林道を登路に取ったMametaさんの事前調査に感謝です。くらます、また行きましょう。
追記:くらますの由来はこれでは?
クラマス 【倉益】4 日本姓氏語源辞典
鳥取県、島根県、山口県。 推定では倉と好字の「益」から。 ... 島根県鹿足郡津和野町商人では農業、林業に従事していたと伝える。 推定では江戸時代。
(ここの植林はよく手入れされており「蔵が増える」も頷けます。)
氷ノ山から南西を見て東山と三室山の間に雪原がある山があるのは知っていた。調べると「くらます」というヘンテコな名前の山だった。標高は1280mと低めだがスキーできそう。これは行かねば。
ということで雪不足で構想3年、今年は行けそうだということで正月休み最終日に行ってきました。メンバーは、W佐さん(突撃隊長)、M崎さん(テレマーク)、Y田さん(放浪系BC)、U田さん(鉄人74号)と私の5人。
くらますは南北の主脈になっていて、とりあえず地理院地図には道がない、西側は地形が急。必然的に東から登ることになった。
加地集落奥の除雪終了点に駐車(降雪時は除雪作業の支障になるので不可)し、加地川沿いに林道を歩く。途中地形図にない枝線を拾って高度を上げ、最後はひと登りで雪原末端に着いた。と書くと簡単ですが、結構長くてしんどかった。
朝からよく晴れて気持ちがいい。雪原を登りくらます北ピークを目指す。四方八方よく見えて実に気持ちがいい。南西から見る氷ノ山はぺったんこだった。
藪っぽく見えるくらます山頂行くのはやめて、まだ直射日光を受けてない西側を1本落とすことに。最初の2〜3ターンは良かった。あとは雪が死んでた。若木が多くてターンできない。100mほど落として登り返す。
あまり滑走は期待できないのでピークを目指すことにした。この時点で足は売り切れそうだったがみんな頑張ってるので耐えた。山頂プレートが控えめで実にいい。写真を撮りあった。シールを付けたまま北峰に戻る。途中、スノーシューの二人組とスライド。誰かに出会うことを想像してなかったからビックリ。
さて、雪原滑走して下界に戻ろう。遠慮の塊?的になってファーストトラック貰えた。滑り出してみると東斜面だからか雪が生きていてよく走る。すごくいい!ホンの一瞬の快楽だった。
雪原末端で南の沢を降りるか(登る時に割れていて下まで滑れないことはわかっていた)往路の尾根を下るか再度協議、突撃隊長の提案で沢を途中まで滑ることに。内心ええ?と思いましたが、ちょっと面白そう。まあ少しのよじ登りで左岸林道に戻れましたがアドベンチャー的で面白かった。
となって無事に下山。距離も獲得標高もそれなりにあって疲れました。滑走できるところが少なく割に合わないとのメンバー評価ですが、僕は再訪はあるかもと思っていました。北東に向いた傾斜の緩い沢状なんかいい可能性あるし、もう少し藪が埋まるほどの積雪があれば全然違ってくるかな。Y田さん、その時はいつかまたお付き合い願います。
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