金剛山(妙見谷〜タカハタ道)※初詣登山


- GPS
- 06:00
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 593m
- 下り
- 582m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
妙見谷ルートは危険な箇所も多く、案内標識はないので、赤テープの目印や踏跡を慎重に見極めて歩くことが必要だと思います。 この日は登山口には積雪はなく、山頂に近くなると雪が増えていきました。 山頂広場には食堂兼売店があります。 トイレは登山口付近と山頂広場にありました。 |
写真
感想
新年あけまして、おめでとうございます。
2014年の最初のお山は、山頂で初詣のお参りも出来て、雪道も楽し
める金剛山に行ってきました!
金剛山は今までダイトレ、ツツジオ谷、タカハタ道で登っているの
で、今回は妙見谷ルートに挑戦してみることにします。
午前8時前にさわやかトイレの前の駐車場に到着。
駐車場付近に積雪はありませんでした。
金剛登山口付近には駐車場がいくつかあるみたいですが、ほぼ一律
で1日600円のようです。
トイレと準備を済ませて、駐車場を8時過ぎにスタート。
一旦バス通りに降りて、金剛登山口バス停から奈良方面に10分ほど
歩くと、妙見谷ルートの入口ゲートがありました。
ゲートから広い林道を道なりに行くと、やがて道幅の細い登山道に
なり、突き当たりにアルミ製の頼りないハシゴがありました。
ロープで固定されているものの、20〜30cmの遊びがあるので、体を
預けるとグラグラします…
一瞬、躊躇しますが覚悟を決めて慎重に下ると案外平気でした。
ハシゴを降りてから、沢を何度か渡って道を歩いていくと、正面に
妙見の滝が現れました。水の勢いのある立派な滝です。
滝の右手の巻き道を登って、ロープを道しるべ代りにしながら登っ
ていくと本格的に沢ルートが始まります。
この辺りから徐々に雪が付いてきますが、沢筋には雪がなく、踏み
跡も消されてルートがはっきりしない箇所が多いので、その都度に
沢を右や左に渡ったり、戻ったりしながら、踏み跡やピンクのテー
プを探しながらルートを外さないように歩きました。
そのうちに沢の水量が減ってガレた岩が多くなり、倒木だらけの荒
れたV字の谷を歩いていると、永遠にこんな道が続く様な気がして
不安になります。
考えてみれば、ここまでの道でまだ誰にも会っていないなと思って
いると、ずっと先に先行する人影が見えて、少し安心しました。
やがて正面に先の視界を遮るくらいの大きな岩場があり、ルートを
探しますが、道らしい道が見当たりません。
そういえば、先行されていた人はどうしたんだろうと踏み跡を探す
と、どうやら左の斜面を直登して岩場を巻いている様子。
巻き道といいながら、雪の斜面をよじ登っているだけですが、木や
根っこを掴みながら、二人で必死に先行者のトレースを辿るのは、
意外と楽しかったです!
岩場を巻くと、再び沢に降りて、谷筋を詰めていきます。
その先もワイルドな道が続きますが、何組かの人とも会って、言葉
を交わしながら、心強さを感じつつ進んでいきます。
沢の水がいつしかなくなると、完全に雪道になりますが、むしろト
レースははっきりするので、道迷いの心配が薄れて安心です。
急坂でアイゼンを着けるか考えているうちに、人の話し声が聴こえ
て平行する千早本道が見えてきました。
すると、すぐに山頂の登山者回数ボードの端に出ました。
次々と山頂に到着した人達が盛り上がる千早本道と、最後に合流す
るような形ですが、結局3組の人と会っただけだった妙見谷ルート
とのギャップが凄いです。
山頂では転法輪寺で初詣のお参りをしてから、食堂でお昼にしまし
た。休憩のあと、登山回数スタンプを押してもらって、いつもの国
見城跡からタカハタ道で下山しました。
14時にさわやかトイレ前の駐車場に到着。雪解けの下山路で汚れた
靴を洗ってから帰路に着きました。
今日は約半年振りで久々の金剛山でしたが、沢登りや雪道歩き、老
若男女で大賑わいの山頂を充分に満喫した一日になりました。
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