中山道古峠 冬期 和田峠越え



- GPS
- 01:48
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 224m
- 下り
- 226m
コースタイム
- 山行
- 1:40
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:48
天候 | 晴れ 無風 温暖 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道途中 中山道と交差する箇所に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登が続く。 中山道の目印をたよりに上る。道迷い注意。 トレースあり。 獣のトレース多数。 雪が多くて、チェーンアイゼンは 団子になる。 チェーンではなく 爪の長い6本、8本アイゼンの方がいいかも。 ワカン、スノーシューでもいいけれど、斜面を登れるかな。 |
写真
感想
起床が遅くなり、美ヶ原に行く予定を変更。
中山道の和田峠ピストンすることにした。
中山道は江戸時代の5街道のうちの一つで有名。
甲州街道、東海道、奥州街道、日光街道、そして中山道。
今回、この中山道で一番の難所とされる、和田峠越えを 冬季敢行した。
スタートは途中の林道から。
中山道と交差する 道路のカーブのところに偶然カースペースがあったため、ここからスタートした。
荷物は水筒とパンとカメラだけ。ザック無し。
「中山道」と書いてある看板をたよりに、和田峠をめざした。
冬季に峠越えをしている人などいないだろうと思ったが、トレースはあった。
もの好きがいるものだ。
トレースがないと ラッセルになる。かなり積雪している。
ここは熊がでるそうだが、冬は大丈夫だろう。
そこらじゅうに動物の足跡はあった。
途中人間のトレースか動物のトレースか、わからない箇所多数あり、
道に迷うも 「中山道」と書いてある看板が 要所要所にあったため助かった。
天候も温暖無風で幸運だった。
時間の都合もあり、天気が悪ければ途中で引き返すことになったかもしれない。
とにかく誰もいない急登を 汗をかきながら、ひたすら登った。
確かにここは難所である。
昔の人はよくこんなところを登ったなあ、と歴史を感じる。
樹林帯なので 景色はほとんどないが、たまに後ろを振り返ると 木曽駒か御嶽山らしき山が樹林のスキマから見えた。
峠の頂点に着いたときの達成感はなんとも言えない快感であった。
中山道、屈指の難所と言われた和田峠越えを、冬期制覇した意義は大きい。
峠で1名男性と出会ったが、下らず、車道側へ行かれた。
それ以外は誰とも会わず。ずっと人のいない道だった。
天気も良く 楽しい峠越えだった。
途中にあった江戸時代に作られた避難小屋、石小屋跡の説明文は感慨深い。
この難所を四季を通じて人馬が越えていたという。
2m以上の高さを誇る避難小屋が建設されてからは 通過時の休憩場所として大いに活用されたらしい。
今では石積みがかすかに残るのみである。
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