高落場山 〜新年一発目は深雪晴れ〜

2014年01月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.1km
• 登り: 638m
• 下り: 626m

コースタイム

【コースタイム】
09:00　格納庫前駐車スペース
09:50　唐木峠
11:15　高落場山山頂　12:35
13:20　唐木峠
13:50　格納庫前駐車スペース

【登り時間:02:15】
【下り時間:01:15】
【休憩時間:01:20】
【総行時間:04:50】

天候

【富山県西部（伏木）の当日天気】
天　　気：晴れ
最高気温：5.5℃
最低気温：-0.3℃
露点温度：-4.8℃
湿　　度：52％
風　　向：南
風　　速：2m/s
現地気圧：1019.1hPa
海面気圧：1020.7hPa
降 水 量：0.0mm
積 雪 深：0cm
日 の 出：7:04
日の入り：16:49

【現地気候】
雲多いものの絶好の山行日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
国道304号線五箇山トンネル手前除雪車格納ステーションまで

【駐車場】
五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション前に駐車禁止
国道304号線挟んで向側に駐車場あり
除雪状況によりますが10台程度駐車可

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション
取り付き口付近にありません

【水場】
五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション
取り付き口になし

【ト　イ　レ】
周囲になし
最終として城端行政センターは公共のトイレとして最終でしょうか・・・

【登 山 道】
積雪期限定の国道304号線五箇山トンネル手前の除雪車格納ステーション横から
取り付きます。
この時期まで、かなり登られているので赤テープや赤布が所々にあります。
唐木峠から一旦下りの登り返しで左手に砺波平野の展望が開けます。
928m付近からブナ林となり、霧氷したブナ林を鑑賞しながら登れ真に楽しい。
1000mを越えると尾根が広がり傾斜も緩み尾根が南方に曲がってしばらく歩くと山頂です

【雪質状況】
例年に比べて積雪量少なく、除雪車格納ステーション取り付きから
沢が見えていました。
登りから下りまでスノーシュー装着。
年末年始と大きな降雪が無かったのでしっかりトレースがあり
ルーファイは容易でした。
雪面の表面はパウダースノーで、吹き溜まりでは脛まで沈むこともありましたが、
少し下は硬雪でスノーシューで沈まず登る事が出来ました

【展　望】
登り始めから北に砺波平野南部が望めました
遠望は雲が多く、雲の切れ間に立山連峰から穂高連峰まで望めましたが
全貌が雲の中でしたが満足の展望

医王山から猿ヶ山から袴腰山に大笠山や笈ヶ岳、赤摩古や奈良岳の白山系や
金剛堂山や水無山飛越の山々は美しかったです
しかし、やはり遠望は雲が多く白山本峰は見えませんでした
しかし、展望のが抜群なのは納得です。

【他の登山者】
男性ソロ：5組
二人組：3組

【高落場山について】
南砺市城端町の南東に位置する高落場山(たかおちばやま)は、散居村で有名な砺波平野と
庄川を区切る形で南北に連なる高清水(たかしょうず)山系の南端をしめくくる
標高1122メートルの山です。
どっしりとした山容の上に小台形の山頂部があり、稜線が南に穏やかに下降した
鞍部が朴峠で古くから城端町と五箇山を結ぶ街道筋。
大滝山・草沼山へ続く北側の尾根は見事なブナの原生林。
江戸の加賀藩時代から水持林として禁伐地域で現在も縄ヶ池自然環境保全地域となっている
グリーンダムと言われるブナ林の保水能力によって、2筋並んだ夫婦滝が年中
変わらぬ水量を落としてる。
山名は、元にかえること、若がえることを変若(おち)といい、
水源の滝を変若水(おちみず)ということがある。高落場山の山名も水の再生・誕生する山
という意味の高変若場山の可能性が高いといます。
展望は良く、西には砺波平野南部の散居村を挟んで医王山。南の直ぐ手前に平スキー場、
南西に袴腰山・三方山・猿ヶ山。南に人形山・ガラモン峰・三ヶ辻山。
そして白山を盟主とする加飛・加越国境の山々が望めます。

【日帰り温泉】
ゆ〜ゆうランド・花椿
住　　　所:〒939-1877 南砺市井口字持掛谷35
電話番号: 0763-64-2288
http://www.city.nanto.toyama.jp/webapps/www/section/detail.jsp?id=282
営業時間:10時から21時(入館は20:30まで)
定　休 日: 毎週水曜日、年末年始
入　湯 料:大人　500円　
　　　　　　 小中学生　300円
貸し部屋(有料)、休憩室、レストランあり

写真

1/5 8:56

五箇山トンネル手前の
除雪車格納ステーション前
駐車禁止です

1/5 8:59

積雪は昨年より少ない
谷筋が見えています

1/5 9:17

人工樹林を登って行きます

1/5 9:38

凍える赤ノ実

1/5 9:43

北西に医王山

1/5 9:43

西に樋瀬戸山の尾根
その向こうに高次山や
高尾山など金沢湯涌の峰々

1/5 9:50

唐木峠
積雪期に
この看板初めて見た

1/5 9:51

人喰谷への道筋
通行不能とのこと

1/5 9:58

リスの火の用心看板から
急登の開始です

1/5 10:20

急登途中に稲葉山まで
見渡せる砺波平野

1/5 11:01

美しいブナの霧氷地帯

1/5 11:10

草沼山への尾根と分岐し
高落場山への尾根

1/5 11:12

見上げると
SkyBlueと霧氷

1/5 11:14

高落場山山頂です

1/5 11:14

山頂からの砺波平野

1/5 11:15

南西に朴峠への尾根

1/5 11:22

五箇の峰々

1/5 11:23

平スキー場

1/5 11:22

鍋床山の奥に
大笠山から笈ヶ岳
大笠と笈の間の
宝剣岳と錫杖岳も綺麗

1/5 11:22

大笠山UPで

1/5 11:30

山頂からの医王山

1/5 11:30

高峰の奥に剱・立山連峰
雲が流れて全貌は見えない

1/5 11:30

上松尾山尾根の向こうに
スノーバレー利賀

1/5 11:44

金剛堂山UPで

1/5 11:44

東からマルツンボリ山から
カラモン峰の主峰人形山

1/5 11:44

両白山地の主峰白山は
雲の中でした

1/5 12:37

高落場山を含む
高清水山系の主峰高清水山

1/5 12:18

絵になる木

1/5 12:19

朴峠への尾根筋の
霧氷が素晴らしい

1/5 12:26

美しき霧氷

1/5 12:39

山頂部のSnowMonster

1/5 13:26

新年一発目を飾るに
相応しい深雪晴れの山行
ありがとうございました
高落場山さん

撮影機器：

CX4 リコー

感想

kennken

登りたい山を決めることで、人生の半分が決まる

孫正義


『深雪晴れ』って素敵な言葉だと思いました
「み」は、霊力のあるものに対して、畏敬の念をあらわす接頭語
次第に、美称としても、用いられるようになっていきました
その際の漢字は、「御」のほかに、「美」や「深」を当て
「み雪」も、もとは、雪の美称
深く降り積もることもあるので、『深雪』という字を当てることになり
それにつれ、深く積もった雪のことをさす言葉になっていったのだと

雪は北陸では時として雪害として人々を苦しめることがりますが
雪は豊潤な作物を育てる水を湛える為に必要不可欠
そして北陸の耐え忍ぶ気質を育んだのも雪だと思います

2014年も素敵な山旅が待っていることを願って
新年一発目を飾るに相応しい深雪晴れの山行
ありがとうございました
高落場山さん