羊蹄山(マッ喜茂別)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:55
天候 | ガス時々晴れ、−6℃、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マッキモ駐車場から喜茂別コースへ。登り返しゼロ。 |
写真
感想
シロ先輩からお呼ばれして、コンさんと羊蹄山へ行ってきた。おかげで厳冬期の羊蹄山に登頂できた!
夜中の4時半、ヘッデンを点けてスタート。マッキモ駐車場から喜茂別方面へ移動。お二人は暗闇の中、帰りの事を考えながらルートを開削していた。すごい。
Co.700のから7号の沢の右側から尾根を登る。ここから地獄組の本領発揮だった。地獄組名物「鬼引き」と「直登」が出た!二人に全然追いつけない!しかも楽しそうに談笑しながら登ってた。つ、強い。ラッセルの後をただ足元を見ながら黙々と登る。明るくなってくると、上部の方はピンクに染まっていた。青空も見えた。Co.1300付近になると足元が滑ってきたので、クトーを装着して登りやすくなった。クトーは飾りじゃないのよ。このエリアの登りが一番キツかった。
その後もトレースに乗っかりながら黙々と登ると山頂に到着。うおおぉぉーっとやり切った感がすごい。あの山頂での集合写真に加わることができてよかった。ボク、10年前はただのおっさんだったのにな。この数年でこんなに頑張れるようになりました。
さて、楽しいお滑りタイムの時間がやってきた。山頂からドロップ。うっわ、斜度がヤバい。手稲山の北壁並みの斜度。おまけに真っ白で視界がないのでおっかなビックリで滑走。それではあまりに勿体無いので晴れ待ち。すると視界が復活してきた。祈りが通じた。すると、シロさん、コンさんが留産の沢にご案内してくれるとのこと。いざ滑走してみると、これはタマランチ会長だわ!すごいフワッフワだ。浮いてる感がすごい。これか!これなのかぁぁ!!みんな羊蹄を目指す理由が分かったよ。尾根に登って、誰も滑っていないバーンの滑走も素晴らしかった。ゲレンデじゃん。下の等高線の間隔が広いエリアも、登りのルートを開削していたのでそのまま滑ってこれた。地獄組すげぇわ。シロさん、コンさん、僕はお客様状態だったけど連れてってくれてありがとう!感謝っす。
下山して、山友達の訃報を聞きました。本当に驚いた。風が強く過酷な状況でもチームを奮い立たせてくれたり、冬山でのウェアリングを教えてくれたりと、夜明け前スタートのとき三日月より細い月を見て「まるで俺の心みたいだわ」と笑わせてくれたり、いろんな出来事がフラッシュバックしてとても悲しい気持ちになりました。冬山をやっている以上、決して他人事ではないので、これからも一層気をつけて安心安全な登山を心がけようと思いました。心よりご冥福をお祈りいたします。
今日は久しぶりにリョーさんが参戦してくれたので、シロさんと3人で喜茂別へ。
凍える程の寒さも無く、雪も安定していたので山頂まで行けて、滑りも楽しめた良い日曜でした!
しかし帰宅後に悲しい知らせが来た…
ご冥福をお祈りいたします
今週も元気に羊蹄へ。タカ先生からの前日情報より雪崩リスクが高そうなので尾根筋がはっきりしている喜茂別から登ることにした。
訳あってラッセル隊員の補充が必要になるかもしれないので、身内のリョーさんをスカウティングした。
マッキモPから山体へ向かうが、ここから針の穴を通すように真っ直ぐに線を引かなければ帰りが大変な事になる。まずは本気の仕事をお見せしよう。
山体に取り付いた時点で一仕事終えたのでコンさんにバトンタッチ。初めて目の当たりにした高速ラッセルにリョーさん悶絶している。
そう、それが我が軍名物の地獄列車の鬼牽きでございます(笑)
1000で夜が明けたが周囲は特濃ガスに包まれている。もし雪の状態が悪ければ今日もボッコには届かないと思っていたが、1300でガスが抜けて間違って晴れた。
風も無く予想外に雪も安定している、やはり山は行かなければわからない。気持ちさえあればピークを踏めるとリョーに伝える。
1400より上部からのデスゾーンは斜度も環境も厳しくなりキツそうだが、リョーさんは一歩一歩足を止める事なく登っている。ガスったり晴れたりを繰り返しているが
、待っている間に沢の状況を偵察しに行くと安定している、これは良い予感。
今季は何故か遠いボッコに無事到着。リョーさん厳冬期初登頂おめでとうございます。
記念撮影してセットアップしたら、いよいよタマランチタイムの始まりのはずだったがガスが湧いてきた。数ターンするが大変良い雪なので安全運転で降りるのは勿体ない。風もなく穏やかなので晴れ待ちすると、数分後にぶぁっとガスが取れて留産が姿を現した。一気に滑りおりて全員でやりたい放題のタマランチ!森の雪も大変良く上から下まで完璧だった。帰りの平坦も楽々の自動運転で車まで戻ってきた。
今季は何かと厳しい羊蹄先生だったが、ようやくご褒美をくれた。会心の1日に感謝、これだから羊蹄はやめられない。リョーさんも楽しんで頂けたようなので良かった。
thanks:コンさん、リョーさん
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