いつもの庚申山で冬の里山を満喫。
- GPS
- 01:49
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 112m
- 下り
- 109m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山というより丘陵、危険箇所はありません。ここは野鳥観察の適地で、いろいろな鳥たちを観察することができます。今日はシジュウカラ、ヤマガラの群れ、コゲラ、ジョウビタキ(雄)、キセキレイなどが見つかりましたが、近くに居たバーダーの方によればルリビタキも居たとのこと、運がよければベニマシコも居るそうです。過去にはここでアカゲラやカワセミを見たこともあります。 |
その他周辺情報 | 公園の入り口近くにあるラーメン店、大龍の五目ラーメンを頂くのが定番ですが、今日は家で食事を摂ったため立ち寄りませんでした。藤岡はラーメンが有名なので、有名店を訪れてみるのもいいかもしれません。 |
写真
感想
連休最終日はいつもの庚申山、自分のなかでは一二を争う登場回数の山ですが、気がついたら昨春以来の訪問。毎度のことながらやる気のない午後からハイクにはおあつらえむきな里山は、実は野鳥の鳥たちの宝庫。運がよければ珍しい鳥に出会えます。
いつもの駐車場に車を置きまずは野鳥観察。だるま池とたぬき池の周辺では、シジュウカラやヤマガラ、ジョウビタキやキセキレイの姿を確認。近くのバーダーさんによればルリビタキも居たようで、望遠レンズを持ってこなかったのが悔やまれます。
連休中は西毛の里山歩きで過ぎていきましたが、どの山、どの里でも賑やかな鳥たちに大歓迎されました。特にジョウビタキの雄は多く、住宅地や神社境内でも目の前をかすめていきました。希少鳥もいいけど、フレンドリーな鳥たちには癒やされます。
鳥見の後は里歩き、今年初の紅梅が咲いているのを写真に収めました。ロウバイや季節先取りの多肉植物などの花も愛で、小さな神社では古い板碑や供養塔も見学。山頂からは靄ってはいるものの眺望を楽しみ、定点観測のようなルーティンは終了です。
アフターは諏訪神社、江戸時代に三井越後屋(今の三越)から御神輿が奉納された由緒ある神社です。生糸で栄えた頃を彷彿とさせる神輿2基は近年修復され、神田祭で披露されています。初詣で賑わった頃を過ぎ、境内は静かな時を刻んでいました。
実はこの社は古墳(諏訪古墳)の上に建てられています。藤岡駅からの駅からハイキングに参加したときにこの神社は立ち寄っていますが、お隣にある小ぶりな古墳(諏訪神社北古墳)ともども石室が残され、柵越しに見学可能なのは知りませんでした。
諏訪神社と庚申山の近くには埴輪の製造所(国史跡本郷埴輪窯跡群)があって、前橋・高崎の巨大古墳や、遠く栃木県まで作品を出荷してたのだとか。桐生で作られた縄文時代の耳飾りも流通してたらしいし、貨幣のない時代の交易は興味を引きます。
史跡めぐりは一応予習してから出かけはするものの、帰宅してレコを作ろうと調べ物をすると見逃した面白そうなものが近くに見つかります。地元県なのに知らぬことが多いことに驚くとともに、グンマーもまんざらではないなと思ったこの連休でした。
コメント
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庚申山近辺に良か古墳があるのですね。
近くにあるのは「麺屋このは」かぁ。
ここまでは歩けないけど、そのうちコースを練って行って見ようかな😊。
>庚申山189m、ぐんま百名山のなかでも、おそらく一二を争うお手軽山です
ぐんま百名山、全山歩いておりませんが、私の中では一番気軽な山です。
崇台山や牛伏山も気軽ですが、駐車地を考えると、やはり庚申山が気軽です。
周回できるし、景色はいいし、藤岡の町からすぐだし、近所だったら毎日歩きに行きたいなあと思うほど(笑)
埴輪の製造所、初めて知りました。おもしろいですね。
足利も古墳が多いのですが、そこから出土した埴輪が藤岡で作られていたものなのかも、と思うと、ますます足利の里山に関心が向きます(笑)
そして埴輪の製造所。群馬の森近くの綿貫観音山古墳と、葉鹿の熊野古墳出土の埴輪は意匠が似ていて同じ窯で焼かれたと目されているのこと。太田金山や八王子丘陵にも別窯があって、両毛エリアの古墳に供給していたとのこと。土師神社のある場所は職人集団が集っていた可能性が高いこと。石碑に刻まれた文字を読むのと同じくらい、史跡巡りで昔を思うのに興味が沸く昨今です。
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