明ヶ田尾山〜鉢伏山〜堂屋敷〜天上ヶ岳〜箕面滝

2022年01月10日(月) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 15.9km
• 登り: 640m
• 下り: 837m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:39

8:45 高山口バス停
9:30 9:32 マリヤの墓
9:54 9:56 登山口
10:18 10:20 明ヶ田尾山山頂
10:38 10:39 梅ケ谷方面との分岐 (鉢伏山への登り)
10:59 11:11 鉢伏山山頂
11:42 11:44 堂屋敷山頂
11:58 11:59 天上ヶ岳山頂
12:33 12:33 百年橋 (車道に)
12:42 12:49 箕面滝
13:24 箕面駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

●行き＝ 6:57 − 梅田 7:28/ 7:40 − 池田 7:58/ 8:10 (阪急バス26系統・希望ヶ丘四丁目行・480円) 高山口 8:40
●帰り＝ 牧落 15:42

写真

高山口バス停　・少し進んだところにある右折の道で高山の集落へ

明ヶ田尾山が見える

北方面には天台山へと続く山

明ヶ田尾山

マリヤの墓　・高山にいた最後の二組のキリシタン夫婦の墓と考えられているとのこと

高札場跡

「キリスト教アカン」というお触れが再現されている

登山口前から石堂ヶ岡 (680m) を望む

登山口

明ヶ田尾山山頂手前のタワ分岐

明ヶ田尾山山頂

高原状の場所大好き　テント張りたくなる　

梅ケ谷方面との分岐　・ここから鉢伏山への登り　・梅ケ谷への道は不明瞭

いいところだなぁ〜としみじみ

鉢伏山山頂はすぐそこ　・22年前に来た時 周辺は高い笹原の中に細い道が作られていたがなくなっている

鉢伏山山頂　・奥まで行って菓子パンを食べる

止々呂美などの町を見下ろしながら

みのお記念の森の西端の道を進む

堂屋敷への道は関電階段の直登　・光輝く「高み」への階段を登っていく感じ

堂屋敷山頂　・地味極まりないが 三角点あり　・山名の由来が分からないが 立派なお堂があったのだろうか

天上ヶ岳へ

少し登ったこの道標があるところを右折

天上ヶ岳山頂　・役行者が昇天した地ということでその名があるらしい

ズンズン下っていく

激しい倒木のあるところ

まっすぐは東海自然歩道起点方面　・右折の急な下りを行く

自然研究路2号線

箕面山の北の尾根

箕面の滝は観光客でいっぱい

野村泊月の句碑　・字は読めなくなってしまっているが「椎の花 八重立つ雲の如くにも」とのこと　・泊月 実は私の弟の奥さんの親戚 (もちろん故人)

感想

ふじ

　2000年12月 似たようなコースを歩いているが、その時はみのお記念の森に下りて、そこからずっと車道を使って箕面川ダム、東海自然歩道起点を経て滝に下りた。
　また2017年1月には 箕面滝〜天上ヶ岳〜堂屋敷に登っているが、今回はそれを逆に使って下りる。
　このコースは高山の登山口まで約1時間の車道歩きがネックだが、車道が敷かれているからこその展望があり、悪くない。また高山の集落はマリヤの墓、高札場、高山右近生誕の地の石碑と、キリシタン大名の地としての見どころもある。
　22年前の山行記録 (印刷して残しているもの) には、山のガイド本に明ヶ田尾山〜鉢伏山の道が紹介されておらず、ヤマケイ「分県ガイド」に「ややこしくて一般的ではない」と書いてある −と書いている。しかしいつの間にか道標や案内板が懇切丁寧に付けられていて迷うことがない。また22年前 鉢伏山周辺は高い笹原の中に細い道が作られている状態だったが、拓かれていた。
　明ヶ田尾山〜鉢伏山間は自然林の中の高原状になっていて美しく、また穏やかな道で歩きやすい。風なく暖かいこともあって、なんと素敵な山だろうと山歩きの楽しさを満喫していた。
　明ヶ田尾山山頂手前のタワでは鹿 数頭が逃げる姿が見られた。もうちょっと近かったら写真が撮れたのにと残念だった。
　鹿といえば2017年1月の天上ヶ岳山頂はシカの糞だらけだったが、今回はきれいだった。掃除道具が置いてあったが、定期的に掃除をしに来ているかたがおられるようだ。
　休日ということもあって数組のハイカーに会ったが、滝からは多くの観光客の往来の中。コロナ禍でも、外国人観光客が来られない状況でも結構多いと感じた。

　箕面駅前でお好み焼きを食べる。ログはここで切ったが、牧落まで歩いて とある店に寄った。合計18キロ以上歩いただろう。このところ続けて山登りをしていること、比較的楽なコースであることから、翌日の筋肉痛はほとんどなかった。
　ところで母の実家は牧落で、私の出生地でもある。また私が30歳くらいの時 空き家になってたその家に2年間住んでいた。そういえば阪神淡路大震災が起きたのはそこにいる時だった。すでに取り壊されて新しい家が建っているが、2軒の家が建ったことに古い家の大きさを改めて感じた。懐かしの地を散策して帰った。