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Yamareco

記録ID: 3912019
全員に公開
トレイルラン
近畿

熊野古道 伊勢路 ( 馬越越え、八鬼山越え、三木峠、羽後峠 )

2022年01月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:59
距離
27.0km
登り
1,412m
下り
1,434m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:46
合計
6:58
9:35
9:39
19
9:58
10:03
0
10:03
10:03
6
10:09
10:10
8
10:18
10:20
116
12:16
12:27
6
12:33
12:37
86
14:03
14:05
7
14:12
14:24
14
14:38
14:38
16
14:54
14:59
33
15:32
15:32
29
16:01
ゴール地点
天候 晴れ
ただし標高が高い八鬼山峠付近では冬型の影響を受け小雪
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
銚子川河川敷駐車場に駐車して、下山後、JR紀勢本線で戻る
コース状況/
危険箇所等
八鬼山峠を越えた後の2ルートのうち、明治道は通行止でした。
積雪はないに等しいくらいでした。
その他周辺情報 ○熊野古道センター
山の事に限らず、この地方で得た様々な断片的知識が互いに繋がります。
すぐ近くに夢古道の湯という入浴施設があります。馬越峠から伸びる天狗倉山が露天風呂から見えるらしいです。
前日は雨だったのでお伊勢参り。
この地では多くの神々に手を合わせるので、神社での作法が自然に身につきます。
2022年01月11日 11:39撮影 by  SO-03K, Sony
1/11 11:39
前日は雨だったのでお伊勢参り。
この地では多くの神々に手を合わせるので、神社での作法が自然に身につきます。
馬越峠取り付き
駐車スペースがあります。
石畳の保存状態がよく人気ということもあり、他のコースと違い、比較的、人が多かったです。
2022年01月12日 09:02撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 9:02
馬越峠取り付き
駐車スペースがあります。
石畳の保存状態がよく人気ということもあり、他のコースと違い、比較的、人が多かったです。
際立ったピークや尾根があるのではなく、同じような高さの山が延々と広がる風景は、今まで見てきた山域とは異なるものでした。
2022年01月12日 09:25撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 9:25
際立ったピークや尾根があるのではなく、同じような高さの山が延々と広がる風景は、今まで見てきた山域とは異なるものでした。
馬越峠
この近くにある天狗倉山は見晴らしがいいそうです。
残念ながら素通りしてしまいました。
2022年01月12日 09:36撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 9:36
馬越峠
この近くにある天狗倉山は見晴らしがいいそうです。
残念ながら素通りしてしまいました。
延々と続く石畳は、多雨の熊野地方で山道の崩壊を防ぐ役割もあるらしいです。
2022年01月12日 09:48撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 9:48
延々と続く石畳は、多雨の熊野地方で山道の崩壊を防ぐ役割もあるらしいです。
馬越公園展望台より尾鷲市街
2022年01月12日 09:52撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 9:52
馬越公園展望台より尾鷲市街
街中にルート表示がいくつかありますが、目立たないので、順路を確認します。
2022年01月12日 10:19撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 10:19
街中にルート表示がいくつかありますが、目立たないので、順路を確認します。
八鬼山峠取り付き
三木里、鬼ヶ城…など「鬼」に相当する字が地名に使われるのは、京都から見て警護に手薄な熊野地方に鬼のイメージを利用して結界を張るためだったそうです。一方で鬼ヶ城には確かに賊がいて、これを鬼とよんだ可能性もあります。
2022年01月12日 11:01撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 11:01
八鬼山峠取り付き
三木里、鬼ヶ城…など「鬼」に相当する字が地名に使われるのは、京都から見て警護に手薄な熊野地方に鬼のイメージを利用して結界を張るためだったそうです。一方で鬼ヶ城には確かに賊がいて、これを鬼とよんだ可能性もあります。
西国一の難所ということではなく、西国巡礼で最初に現れる難所という意味だそうです。
いずれにせよ、かつては命懸けの峠越えでした。
2022年01月12日 11:07撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 11:07
西国一の難所ということではなく、西国巡礼で最初に現れる難所という意味だそうです。
いずれにせよ、かつては命懸けの峠越えでした。
三宝荒神堂
西国三十三ヵ所第一番札所の前札所…とは四国八十八ケ所のゼロ番札所のようなものでしょうか?
2022年01月12日 12:16撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 12:16
三宝荒神堂
西国三十三ヵ所第一番札所の前札所…とは四国八十八ケ所のゼロ番札所のようなものでしょうか?
走ると、どうしても視野が狭まりますが、
ふと脚を止めて道端を見やると、お地蔵さんがひっそりと佇んでいたりします。控えめですが、こちらに何かを語りかけてきます。
2022年01月12日 12:36撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 12:36
走ると、どうしても視野が狭まりますが、
ふと脚を止めて道端を見やると、お地蔵さんがひっそりと佇んでいたりします。控えめですが、こちらに何かを語りかけてきます。
さくらの森広場より
どのルートも眺望がほとんど得られない熊野古道にあって、数少ない絶景です。
2022年01月12日 12:44撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 12:44
さくらの森広場より
どのルートも眺望がほとんど得られない熊野古道にあって、数少ない絶景です。
三木里海岸
神社の鳥居は結界として常世の国と現世の国を隔てていますが、神々を身近に感じる熊野の地にいると、あの入り江の入口の向こうに理想郷があるような気にさせられます。
2022年01月12日 13:57撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 13:57
三木里海岸
神社の鳥居は結界として常世の国と現世の国を隔てていますが、神々を身近に感じる熊野の地にいると、あの入り江の入口の向こうに理想郷があるような気にさせられます。
近年、再発掘されたヨコネ道というトレイルに入りますが、再びロードに合流します。
2022年01月12日 14:33撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 14:33
近年、再発掘されたヨコネ道というトレイルに入りますが、再びロードに合流します。
景色はいいのですが、木々が多く見晴らしがよくありません。
2022年01月12日 14:41撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 14:41
景色はいいのですが、木々が多く見晴らしがよくありません。
再びトレイルへ。三木峠や羽後峠など峠が続くので、かつてはほとんどの人は海路を行ったそうです。…となるとなぜ海路を使わず、命懸けで馬越峠や八木山峠を越えたのか…やはり、巡礼によるご利益が目的だったのでしょうか?
2022年01月12日 14:45撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 14:45
再びトレイルへ。三木峠や羽後峠など峠が続くので、かつてはほとんどの人は海路を行ったそうです。…となるとなぜ海路を使わず、命懸けで馬越峠や八木山峠を越えたのか…やはり、巡礼によるご利益が目的だったのでしょうか?
猪垣(ししがき)
2022年01月12日 15:40撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 15:40
猪垣(ししがき)
賀田駅
切符は車内でバスのようなシステムで買うことを知らずにまごつきました。
2022年01月12日 16:34撮影 by  SO-03K, Sony
1/12 16:34
賀田駅
切符は車内でバスのようなシステムで買うことを知らずにまごつきました。

感想

まとまった休みが取れたので遠出してみようと思い、また、ただ自然だけがあるような山域に魅力を感じなくなってきたので、歴史を感じられるトレイルを走ってみました。
修験者が修行する「奧駈」と混同していて、人里離れた山奥をイメージしていたのですが、実際はロードの部分やロードと並走する部分が多かったです。
眺望もあまり得られず、随所に史跡があるわけでもありませんが、静けさの中、神々を身近に感じながら、古の人々に思いを馳せたり、自分自身に重ね合わせたりと、自分の内面に向き合うような山行となりました。
三木里〜賀田の部分をカットしようと思ったのですが、電車の本数がなく、そのまま走ることにしました。

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