冬季大遠見山


- GPS
- 05:15
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 751m
- 下り
- 838m
コースタイム
天候 | 晴→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回の天狗岳登山で冬泊のイロハを伝授してくれたさくらさんと雑談していると
今週末は遠見尾根に行くのだという話を聞いた。
以前友人から遠見尾根から見る五竜が滅茶苦茶カッコイイと噂を聞いており
ずっと気になってた場所だった。これはまたとないチャンス!
丁度スノーシューを買ったばかりで試したい欲も高まっていたので
『車出すんで俺も付いて行ってイイッスカ(゜∀゜)?』
と名乗りを上げ急遽同行決定。
白馬五竜スキー場にて現地集合し
テレキャビン&リフトを使って地蔵の頭まで一気に駆け上がる。
振り返れば新潟の名峰達。振り戻れば漢気溢れる五竜岳。
・・・最高かよ( ゜Д゜)
既に絶景なのに今回はもっと五竜岳に近づけるというのが嬉しい限り。
早速新品のスノーシュー・ライトニングアッセントを装着して雪原に繰り出す。
おお、、、全然沈まないしなかなかいいぞコレ。
景色と装備を楽しみながら快適に尾根道を進んでゆく。
最初のピーク、小遠見山に到着すると鹿島槍&爺ヶ岳の姿が!
夏にガスの中縦走して何も見れなかった分、
この時点でとても満足してる自分が居る。
だが今日は行ける所まで行くと決めた。
次なる目的地・中遠見山へ!
中遠見踏破。ここからは鹿島槍ヶ岳がよく見える。
最近氷河認定されたというカクネ里雪渓が正面に切れ落ち、
槍の名を冠するに相応しい高さを演出している。
尾根も所々雪庇が張り出し段々とデンジャラスに。
そして天気も段々とデンジャラスに…
さらにこのあたりでスノーシューの重さが効き体力が奪われているのを感じ始める。
そりゃ片方1キロ近くあるもんな・・・
歩きやすいけどこういうデメリットもあるのか( ´Д`)
たまらずアイゼンに換装したら足取りに軽快さが戻る。
よし、これならまだ…行ける!
眼前に武田菱迫る大遠見山にいよいよ到達!
朝はあんなに晴れていたのに残念ながら雪がチラつく天候に変わり
山頂は白雲の中へ隠れてしまった。
これ以上は進むなという五竜のメッセージか・・・
今日はここまで!山に抱かれて眠るとしよう( ˘ω˘)スヤァ
降雪の中リフトまでかっとばし一気に下山。
最後まで快晴とはいかなかったが勇壮な五竜の姿とコースの状況、
そしてテン泊ポイントも分かったしオッケーなんじゃね?
と、樹が言ってくれた気がした←
次回は挑むときはもっと技術と経験を身につけて…
快晴の中、あの頂きへ辿り着くと誓おう!( ・ㅂ・)و ̑̑
★ルートレビュー★
難易度:C
ルートはずっと尾根道で迷いなく歩けますが
小遠見山から先は雪庇が張り出している箇所が多くなるため
うっかり踏み抜かないようにルート選びは慎重に行う必要があります。
体力度:D
標高2106m 標高差493m 平均斜度7.9° 登り3:27(3.6km) 下り2:20(3.6km)
3つのピークを越えていくため累計標高差は900mほど。
さらにスノーシューやアイゼンの負荷が足に加わりますが
距離は短いため一般的な体力でも登り切ることができます。
展望:A
切り開かれているスキー場のため最初から展望MAX。
向かう正面には五竜岳・鹿島槍ヶ岳・唐松岳と白馬三山。
背後には火打山・妙高山・高妻山などの北信五岳と
奥には草津白根山や四阿山の姿まで。
どの場所にいても絶景を楽しめる素晴らしい尾根です。
総評:C
ゴンドラ&リフトで気軽にスタート地点に立てるため北アルプスの冬山入門に最適。
小・中・大・西とピークが4つあり体力と天候次第で引き返しやすいルート設定。
見えている五竜の頂点には行かないというもどかしさはあるものの
時間が余ればスキー場で滑走したりもできるので
冬山の魅力をトータルで楽しめる場所となっています。
★ルートレビューリスト(冬季百名山)
https://wp.me/PcUql6-1aj
★Youtube
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★百名山登山記ブログ
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