雪崩跡と雪質悪くて7合目で撤退:伊吹山バックカントリー
- GPS
- 05:52
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:44
天候 | 中腹まで晴れ、7合目より上はガス多め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の車道に凍結あり。滑って尻もちをつきました。 1合目までは泥と雪と凍り。シートラで登りました。 2合目からはスキーを履いてシール登行でしたが、凍っている箇所が多く、何度もズルッと滑りました。チェーンスパイクぐらいあったほうが良かったかもしれません。 5合目以降、西尾根が見えてきますが、雪崩跡がちらほら。木曜日に降雪があったので、金、土、日のどこかで崩れたのでしょう。 雪は5cmぐらいのクラストの下に柔らかい雪で、滑り心地が良くない&雪崩リスクあり&山頂付近ガスっておりルート取りを間違えそう(&個人的に疲れた…)ということで山頂は諦めて7合目から滑りました。 ターンの際にクラストの下に沈んだ板を回そうとすると、クラストに足を取られてコケました…。楽しくない…。安全に横滑りを駆使しながら降りていきます。 3合目の東側斜面は表面のクラストがなく、少し重いものの柔らかく、一番良い雪でした。無理して上に行かず、ここを滑り尽くすのも良さそうです。 2合目より下は登山者の足跡多く凸凹しており難儀しました。 1合目バーンは雪も柔らかく、楽しめました。 登山口まではシートラで降りました。ドロドロ注意。下山後の神社にて足洗い場あり。助かります。 |
写真
感想
バックカントリーを始めてからの目標だった、伊吹山バックカントリー。
1/4の雪崩の事故に不安を覚えながらも出発。
雪は、表面5cmほどが凍り、その下は柔らかい。凍っている分、傾斜がきつくなるとズルっと滑ることがありました(シール登高の技術が足りないのもありますが)。
5合目ぐらいから西尾根が見えますが、雪崩の跡がちらほら。北西の風を受けて雪が積もりやすいということはあるものの、怖いですね。
パーティメンバーと話し、
- 雪崩のリスク
- 雪質が悪い
ということで6合目避難小屋から少し上がったところから滑走開始。
表面5cmの氷の下に板は沈むものの、ターンの際に氷に足を取られてコケました。
これがバックカントリーの難しさか〜と勉強になりました。
スピードを出してコケて怪我をしたくないので、これ以降は慎重に滑りました。
すると3合目は良い雪(少し湿っているものの柔らかく、板でササササっと切れる雪)で、ここを拠点に3本ほど滑ります。
自分のバックカントリーでは、登頂よりも良い雪・気持ちよく滑ることが目的のため、途中撤退が正解、そして良い雪のあるところで滑るのが正解だったなぁと実感。
3合目では小さな子どもを連れた家族連れが雪だるまを作ったり、雪のテーブルを作ってランチをしていました。
そいういう楽しみ方もありですね!
3合目より下は登山者の足跡で滑りづらく、これもバックカントリーの難しさですね。
1合目の開けたバーンは気持ち良く滑ることができました。ここも正解。
3合目から1合目を何回も滑るのもありだったかもしれません。
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バックカントリーでの雪の難しさ(ゲレンデを整備してくださるスキー場の方に感謝したくなりました)を体感しつつも、良い雪で楽しく滑ることもできて満足の1日でした。
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