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Yamareco

記録ID: 3928142
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ハイキング
房総・三浦

横根三角点峰・三浦三良山・嵯峨山・遣水大峯

2022年01月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:38
距離
16.1km
登り
715m
下り
820m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:41
合計
6:26
8:17
34
湯沢バス停 スタート地点
8:51
8:52
40
市町界尾根に出る
9:32
9:33
8
簡易舗装道にぶつかる
9:41
9:45
28
横根三角点峰
10:13
10:14
21
保田見林道に出る
10:35
10:40
55
三浦三良山
11:35
11:40
4
嵯峨山
11:44
11:46
8
嵯峨山パノラマ
11:54
11:56
24
水仙ピーク
12:20
12:30
90
広い草地
14:00
14:10
33
鑓水大峯
14:43
JR 保田駅 ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き JR保田駅から湯沢バス停(スタート)
帰り 歩行でJR保田駅に戻る(ゴール)
コース状況/
危険箇所等
長狭街道から実線路に入り、最奥の建物を右に見送って進みましたが、その先でログが乱れました。谷筋が倒木で埋め尽くされて荒れており、進路をあれこれ模索したためです。結局、倒木のない右手の枝尾根を登ることにしましたが、冒頭は急登でした。市町境界尾根(富津市・鋸南町)に立つと、そのあとは特に難渋することなく、尾根の上下を幾度か繰り返しながら、足任せに歩を進めました。
最後は、時間に余裕がありましたので、保田駅の東方に堂々たる山容を見せ、山頂の薬師堂古跡が伝えられている遣水大峯をピストンで往復しました(通常のルートではありません)。
急な枝尾根をひた登り、市町県境尾根に立ちます。様相はガラリと変わり、ここから稜線歩きの始まりで、小さな登降を続けます。
2022年01月18日 08:53撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 8:53
急な枝尾根をひた登り、市町県境尾根に立ちます。様相はガラリと変わり、ここから稜線歩きの始まりで、小さな登降を続けます。
西面が開けた場所があり、遠くに海原が望まれます。開放感がたまらないです。
2022年01月18日 09:00撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 9:00
西面が開けた場所があり、遠くに海原が望まれます。開放感がたまらないです。
東の田島と西の細尾横根を結ぶ簡易舗装道にぶつかります。峠のような道ばたには、スイセンが名残惜しく、地味に咲いていました。
2022年01月18日 09:32撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 9:32
東の田島と西の細尾横根を結ぶ簡易舗装道にぶつかります。峠のような道ばたには、スイセンが名残惜しく、地味に咲いていました。
峠越えの古道の名残でしょうか、石祠が置かれています。
2022年01月18日 09:36撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 9:36
峠越えの古道の名残でしょうか、石祠が置かれています。
188.2m点の点名は「横根」です。高台にあるのではなく、その手前に設置されています。
2022年01月18日 09:42撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 9:42
188.2m点の点名は「横根」です。高台にあるのではなく、その手前に設置されています。
保田見林道に出ました。ここまで約1時間半の歩程でした。柔らかい日差しが降り注ぎ、しばし休憩です。自分が惚れ込んだ山歩きという「遊び」ですが、こんな時、我が身が我が遊びに惚れ込んでいることに喜びと幸せを実感します。
2022年01月18日 10:13撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 10:13
保田見林道に出ました。ここまで約1時間半の歩程でした。柔らかい日差しが降り注ぎ、しばし休憩です。自分が惚れ込んだ山歩きという「遊び」ですが、こんな時、我が身が我が遊びに惚れ込んでいることに喜びと幸せを実感します。
三浦三良山は保田見峠から北に250mの尾根上にあり、山頂は東西に長い平坦状になっています。「みうらさぶろう」と人名を思わせる山名ですが、事実、三浦氏は房総に多くの知行地を有していました。過ぎし歴史ロマンがかき立てられます。
2022年01月18日 10:37撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 10:37
三浦三良山は保田見峠から北に250mの尾根上にあり、山頂は東西に長い平坦状になっています。「みうらさぶろう」と人名を思わせる山名ですが、事実、三浦氏は房総に多くの知行地を有していました。過ぎし歴史ロマンがかき立てられます。
嵯峨山の北西尾根から富士を望み、胸を躍らせます。冬の空は真珠色、富士には凜とした気品があります。
2022年01月18日 11:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
1/18 11:26
嵯峨山の北西尾根から富士を望み、胸を躍らせます。冬の空は真珠色、富士には凜とした気品があります。
空の青さ、風景の広がりが何とも言えず心地よいです。
2022年01月18日 11:34撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 11:34
空の青さ、風景の広がりが何とも言えず心地よいです。
西の鋸山に対して東の嵯峨山、いずれも競いたつ峻秀ですが、嵯峨山の山頂そのものは狭く、視界も閉ざされがちです。
2022年01月18日 11:37撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 11:37
西の鋸山に対して東の嵯峨山、いずれも競いたつ峻秀ですが、嵯峨山の山頂そのものは狭く、視界も閉ざされがちです。
「嵯峨山パノラマ」と表示のあるスポットから、大展望が広がります。前景に房総ならではの低い山波と、彼方には水平線が広がります。
2022年01月18日 11:44撮影 by  SO-01L, Sony
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1/18 11:44
「嵯峨山パノラマ」と表示のあるスポットから、大展望が広がります。前景に房総ならではの低い山波と、彼方には水平線が広がります。
水仙ピークには、自然石の「富士嶽神社」の石碑が建っています。
2022年01月18日 11:54撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 11:54
水仙ピークには、自然石の「富士嶽神社」の石碑が建っています。
小さな流れの下貫沢を横切ります。対岸にはロープが設置されてています。
2022年01月18日 12:17撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 12:17
小さな流れの下貫沢を横切ります。対岸にはロープが設置されてています。
広い草地でしばし時の過ぎるのも忘れ、ひとり瞑想にふけり、しみじみとした感に浸りました。
2022年01月18日 12:23撮影 by  SO-01L, Sony
1/18 12:23
広い草地でしばし時の過ぎるのも忘れ、ひとり瞑想にふけり、しみじみとした感に浸りました。
最短ルートで遣水大峯を目指すことにし、長狭街道から最も長く延びている実線をたどります。標高60mで簡易舗装道が終わり、そのあと標高90mまで土道が延びています。道形は不明瞭になりますのでただ高みを目指し、東西に走る尾根筋に出ます。東進すれば山頂に導かれます。下りは登路を忠実にたどりました。
2022年01月18日 13:56撮影 by  SO-01L, Sony
1
1/18 13:56
最短ルートで遣水大峯を目指すことにし、長狭街道から最も長く延びている実線をたどります。標高60mで簡易舗装道が終わり、そのあと標高90mまで土道が延びています。道形は不明瞭になりますのでただ高みを目指し、東西に走る尾根筋に出ます。東進すれば山頂に導かれます。下りは登路を忠実にたどりました。
鋸南町誌によりますと、山頂には薬師像が祭られ、雨乞いが行われていましたが、今は麓の遣水寺の薬師堂に移されています(鎌倉時代の作で町指定文化財に指定)。
2022年01月18日 14:00撮影 by  SO-01L, Sony
1
1/18 14:00
鋸南町誌によりますと、山頂には薬師像が祭られ、雨乞いが行われていましたが、今は麓の遣水寺の薬師堂に移されています(鎌倉時代の作で町指定文化財に指定)。

感想

今回も鋸南町巡回バスを利用し、長狭街道の北側を歩きましたが、乗客は私ひとり。つい採算性が気になり、利用するたびに「いつまでもこのバスが運行し続けますよう」にと祈ってしまいます。
房総の山には大らかさ、穏やかさがあり、今回も、房総という気候や風土のかすかな力のようなものを感得でき、心をなごませながら家路につきました。

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