女人堂から、奥之院、高野山町石道、高野山口駅までを縦走


- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 552m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
10:00頃 女人堂を出発。
10:50頃 奥之院
11:55 大門。近くに公衆トイレ有り。
12:47 屋根付きの東屋がある休憩所。地図の看板あり。
13:14 袈裟掛石
13:21 矢立茶屋。近くに公衆トイレ有り。自販機もあり。
14:46 神田地蔵堂。近くに公衆トイレ有り。
15:07 二ツ鳥居。屋根付きの東屋あり。
16:00頃 六本杉峠で、地元林業関係者の方と10数分ほど立ち話。
17:00頃 展望台あたり
18:10頃 日没後、野宿へ。
二日日 雨
4:30頃 野宿地を出発。
5:00頃 慈尊院
6:10頃 高野山口駅
6:25 電車にて南紀へと移動。
天候 | 初日 晴れ 二日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
当初予定では、極楽橋駅から不動坂を登る予定だったが、 極楽橋駅に「台風18号の時の豪雨の影響で通行禁止」みたいな張り紙があったため、 女人堂まで公共交通機関を利用した。 帰宅後、調べてみると、不動坂は自己責任で歩けなくはない模様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高野山町石道は3〜4年前に通ったときよりも、整備が進んでいた。 大雨などの影響で 崩落したと思われる箇所を修復したのだろう。 |
写真
感想
2014年の登山第1弾
女人堂、奥之院、大門、高野山町石道、慈尊院、高野山口駅を縦走 / 登山
○感想
初詣をかねて高野山へ。
登山初めになることや節約旅もするつもりだったので、
テント、寝袋などの登山装備一式を背負って出かける。
当初予定では、なるべく交通費を節約したかったので、
極楽橋駅から不動坂を登る予定だったが、
極楽橋駅の改札に張り紙が。
「台風18号の時の豪雨の影響で通行禁止」みたいな内容だ。
おそらく歩けなくはないけど、年末頃に雪も降ったことだし、不測の事態が起きらないとも限らない。
しかたなく、ケーブルカーに乗り、バスにも乗車。
バスの最初の下車場所である女人堂から、縦走を開始した。
3〜4年ぶりの高野山。気が引き締まるし、気分も清々しい。
女人堂から奥之院まで、わりと距離があるが、ひたすら歩く。
日陰ではまだ雪が残っていたが、ほとんど雪は溶けてなくなっていた。
奥之院は、自分にとって何か感じるものがあった。ありがたい限り。
奥之院にはこの時期限定なのか、塗香が置かれていて、
案内に従って、手のひらにすり合わせたら、清らかな匂いがした。
奥之院から大門までもわりと距離があるのだが、
大門近くにファミリーマートがオープンしていて、衝撃だった。
大門到着は12時ちょっと前。ここから慈尊院あたりまで、町石道を下り続ける。
過去2回登ったこともあり、今回は下り。
登山装備一式を背負って町石道を登るのはしんどいし、「下り」にした。
大門から数百メートルぐらいまでは雪が残っていたが、
そこ以降は一切なし。雪があった場所には、たくさんの踏み跡も残っていて、
積雪以降から、わりと多くの人が歩いていることが推測できる。
過去2回町石道を登ったときの記憶と、案内標識もたくさんあるため
迷子になる可能性はなかった。
道の踏み跡も、とてもしっかりしているので、ルートファインディングが必要ということもない。
ただ、過去登ったときには見かけなかった
「熊遭遇注意」と「ツキノワグマ生息地域です」と「ハチ注意」の立て看板が
非常に目立っていた。
1月だから問題ないだろうけど、時期によっては非常に危なそう。
矢立茶屋で、やきもちを食べたかったのだが休業日だった。
矢立茶屋近辺には自販機がたくさんあり、カロリーメイトを販売する自販機もある。
公衆トイレもある。
登りの場合は、九度山駅から歩き続けて矢立茶屋まで来れれば、
精神的にだいぶ楽になれるというか、ゴールも間近だ。
今回は下りなので、まだまだ先は長い。
中間地点的な目印として、ゴルフ場の脇を通過する。
「鶏が先か、卵が先か」の使い方として間違ってはいるだろうが、
ゴルフ場設置と世界遺産登録、どっちが先だったのだろうかと、考えてしまった。
ただ土地をどう使うかは、土地所有者の権利だから、何とも難しい。
路の一部が、アスファルト道になってしまった子辺路よりかは
当時の雰囲気は残っているのが、せめてもの救い
途中、お遍路さん的な人や登山者、計3人と
地元の林業関係者2人とすれ違った。
地元の林業関係者とは六本杉峠で出会ったのだが、
奥駈を数十回したことのある大先輩だったよう。
洞辻茶屋が雪で埋まるシーズンは登山者のアイゼンで洞辻茶屋の屋根の穴が空くという話や
山上ヶ岳はお寺関係者が1日3日か4日頃にお供え物をしに行くようで
それ以降ならトレースがある、トレースがなければ雪が深過ぎて登るのは困難だという
貴重なお話をたくさん聞かせていただけた。
すてきな場所で山に関わる仕事ができるというのは、うらやましい。
雨引山以降のみかん畑では、いろんなところで焚き火的に葉っぱなどを燃やしていて
なんともいえない香しい匂いがしていた。
のどかですてきだった。
日没後は、テントは張らず、地元の方にも迷惑をかけない雨をしのげる場所で野宿。
天気予報通り、夜半から雨が降り出してきた。
日の出前から行動を開始して、
高野山口駅まで歩いて、縦走終了。
高野山口駅に到着したのは6時ちょっと過ぎだったが、まだまだ辺りは真っ暗だった。
南紀へ移動し、野宿旅を続けた。
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