キナバル
sati
まるちゃん
- GPS
- 28:07
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,844m
- 下り
- 0m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
９：３２ �．�ンディス ９：３５
９：４５ �▲Ε弌 。后В毅�
１０：１４ ��ロウイアイ １０：２０
１１：０５ �ぅ瓮鵑撻縫鵝 。隠院В隠�
１１：３０ �ゥ薀筌鵐薀筌鵝 。隠押В隠�
１２：５０ �Ε凜�ローサ １３：００
１３：２０ �Д僖�・ケーブ １３：３０
１３：５７ �┘薀丱鵐薀疹�屋 ３：００ １月４日
４：２０ ��サヤッサチェックポイント７：３０
６：００ ��ローズピーク ６：２２
８：２０ �┘薀丱鵐薀疹�屋 ９：３６
９：５８ �Д僖�・ケーブ ９：５８
１０：５５ �ゥ薀筌鵐薀筌鵝 。隠院В娃�
１１：５９ ��ロウイアイ １２：１２
１２：５５ �．�ンディス １２：５５
１３：２２ ティンポポンゲート
○内の数字はシェルターの番号です
日本の合目みたいなものです
| 天候 | 色々 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2007年01月の天気図 |
| アクセス |
写真
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感想
海外登山の入門的な山
１月２日・・・・コタキナバルの街のホテルに深夜１時に着く
１月３日・・・・５時起床６時出発、車で約２時間走り登山基地でもあるキナバル公園本部まで車で行く。
ここでキナバル山のライセンスを持った登山専門のガイドさんを紹介されガイドとともに登り始めます
（ガイドはマレーシア語と英語しか話せませんが問題ないです）。
普通はポーターさんが付くのですが、私達は預ける荷物
（着替えとか山頂付近で着る防寒着等、登るのに使わない荷物を持ってもらう事が出来ます）
が少ないのでガイドさんが荷物を持ち３人で歩き出す。
小屋までは階段状の登山道が続き、段差が高く思った以上に疲労しました・・
ランチを取った「ラヤンラヤン」のシェルターでは標高も２７０２mあり
呼吸が乱れて胸の動機が収まらなくなりました・・・・・
ちょうどその時に、雨の降る中、下山する日本人の若い男性二人組みと少し話が出来て色んな情報を貰いました この先、標高が上がればもっと呼吸が苦しくなったそうです・・・・不安が過ぎる
今まで高山病は経験が無かったので高山病の心配はしていなかった
二人の日本人さんは「これ、効くか効かないかわからないけど」と言って
食べる酸素を２種類もくれました♪
「僕達はもう下るだけで必要ないですから」と言って
さっそく２粒飲みました♪
登るペースはガイドさんが付きますがこちらのペースで良いです。
無理はしないでゆっくりゆっくり登らないと最後までは行けないと考えました
ガイドさんも「ポランポラン」（ゆっくりゆっくり）と何度も言ってくれます
食べる酸素のおかげでとゆっくりペースに切り替え、雨の降る中やっとの事で宿泊する「ラバンラタ小屋」に到着
黄色い屋根が見えたとき「やっと着いた！！！！」と安堵しました！
山小屋は相部屋で２段ベットが二つあり４人で一部屋を使えて暖房やシャワー
（水になる可能性があるので使わなかった）完備
レストランもちゃんとした食事（マレー料理）やドリンクその他設備は充実していました。
ただ同室になった台湾の若いカップルさんが「タイガーバーム」を部屋で塗りまくって
目がピリピリヒリヒリしました・・・・が文句も言えずに耐える♪
午後７時には目がピリピリ鼻はスースーする中就寝
私は二段ベットの上に寝ましたが
暖房が効きすぎて暑い暑い
布団の中で着ていた服を一枚一枚脱いで布団を剥いで調整
・・・暑かった・・・
標高３２７２mで暑いは贅沢かな♪
私達は２時３０分起床で３時出発予定でしたが台湾のカップルが２時に起きるとの事で
私たちも同じ時間に起床することに♪
がカップルは１時３０分に起床
気は使って貰ってくれているのですがガサガサと準備
マルちゃんは起きてしまい電気を点けて台湾のカップルにゆっくり準備してくださいって
私も起こされる。
午前３時にヘッドライトを点けて肌寒い月明かりの中をガイドが先頭で歩き始める
岩の上を歩く、花崗岩なので滑りませんが滑る箇所もありガイドが滑る箇所は教えてくれる・・・
ガイドはゆっくりペースで登る、でも山頂から午前６時の日の出が見たい！
空気が薄いせいかゆっくりペースでも呼吸が苦しい・・・・凄く苦しい
たくさんの欧米人が早足で私たちを追い抜いていく
焦るが日の出より山頂に立ちたいのでガイドのペースで登る！
月明かりが美しかった
ガイドはランプ無しでも危ないところはちゃんと教えてくれて「ここに足を掛けて」みたいな英語で教えてくれる♪英語はよくわからないけど意味はわかった♪
先程、早足で登っていたグループが登山道に座り込んでいる・・・・
やはり富士山の標高を超えたらゆっくりが正解♪
私達はまだ元気でした
マルちゃんが「カメさんがいいよ♪ウサギさんはみんなへばってる」
童話のうさぎとかめの話です。
ローズピークが見えてくる・・・
回りにいろんなピークが見えてくるが、一番奥のピークが「ローズピーク」
最後の行程は息苦しく急登ですが楽しい月明かりの歩き♪
日本には無い風景♪
感動しきり
午前６時に山頂に到着♪日の出はまだでしたが雲が多く綺麗なご来光とは言えませんでしたが嬉しかった♪
山頂は風が吹き出して寒くなりましたが山頂直下でインスタント味噌汁をゆっくり頂き
ガイドにはコーヒーを振舞うがガイドが寒そう
山頂を見るとさっきまで１５人程度いた人がもう誰もいません・・・
ガイドがかわいそうなのでしぶしぶ下山♪
辺りが朝日で輝きだして濡れた花崗岩に反射してとても綺麗♪本当に綺麗
いっぱい楽しみながら下山♪
小屋に着いて少し仮眠してから下山♪
晴れていた下山中にまた雨が降り出して雨の登山口に無事に到着♪
カラーの登頂証明書を貰いました◎
登頂出来なかった人はモノクロだそうです・・・
ただ今、凄い筋肉痛です♪
ツアー詳細
ツアー名 「ボルネオ キナバルトレック５日間」
１月２日
最近では成田空港内でマレーシアの通貨であるRM（マレーシアリンギット）が両替できるようになったと
旅行会社の人から聞いていたので成田空港で３万円を両替・・・両替率は１RM＝約３８円でした。
（今回の日程ではクアラルンプールは乗り継ぎだけで両替の時間も無く、コタキナバル空港に着くのも２４時
で銀行も閉まっている可能性があり成田で両替しました・・・両替率はどうなのかな・・・バタバタしたくない人
は成田で両替が良いと思います♪）
マレーシア航空で成田を１３時３０分定刻に離陸しクアラルンプールへ７時間３０分のフライトでしたがエコノミー
でも各座席に液晶モニターが付いていて映画が見れますので映画を３本も見てしまった
私はそれほど長い時間とは感じませんでした。
クアラルンプールで国内線に乗り換えてボルネオ島のコタキナバル空港に向かいますが、この乗り換えで少し焦りました
国際線から国内線ターミナルへ行くには「エアロトレイン」に乗り向かいます、成田にもある電車のような
無人のバスで繰り返し運行なのでそれはど待たずに乗れます。バスを降りたら案内看板には日本語で
「国内線乗り換え」の看板があるのでそれに従って歩くと入国審査（イミグレーション）のブースに着きます
既に多くは日本人でしたが並んでいて共に並びますがなかなか進まない
乗り換え時間は１時間
列の中ほどになったときには３０分が経過して国内線出発時刻まで３０分「大丈夫かな？」と心配になる
私の後に並んでいる人達も同じ国内線に乗り換える人達
国内線出発時刻１０分前
後ろに並んでいた日本人がみな焦ってイミグレーションに詰め寄り入国審査を先にしてくれと
ズルコミ
私だって焦ってはいるけど・・・でも預けた荷物が有る！！乗客が乗らずに荷物だけ運ぶことはまずない！！
テロの可能性もあるからと以前に聞いたことがある
でもマレーシアは違うかもと不安もあったけど結局列の最後の方になり離陸時間２分前にブースを出る！
走って離陸時間になった搭乗口に向かうが搭乗口の女性の係員はのんびりしていてほっとしました♪
空路２時間３０分でコタキナバル空港に到着２３時４０分♪
ここでも入国審査がありましたが待たずになんなく通過できました
空港出口では迎えに来たたくさんの人が居ました、私達の現地係員の「ティッカさん」もすぐに見つかりホテ
ルへ。
今回のツアーは私達２人だけなのですぐに出発
１５分足らずで今夜宿泊する「ホテルシャングリラコタキナバル」に到着
移動の疲れか映画のせいか眠い・・・飛行機で少しでも寝ておけばよかった・・・
いつもは飛行機で寝て行くのに・・・映画があったから・・・ホテルのフロント前にて今回のマレーシア内での
行動の詳しい説明を日本語が上手なティッカさんから受けて明日６時３０分に迎えに来ます〜と笑顔で
えっ？６時３０分？に迎え？「モーニングコールは何時にします？」とティッカさん・・・ツアーに付いている朝食も取るし荷造りもしなくては
５５５５５５・・・「５時かな・・」ではフロントにモーニングコールを頼んでおきますとまたも笑顔で帰って
行きました
明日から山だ〜現地時間２時に就寝・・・３時間睡眠で大丈夫かな・・・☆おやすみなさい☆
１月３日
５時のモーニングコールの電話が鳴る
受話器を取ると「おはよう」と言っているみたいなのでサンキュウ〜と返して受話器を置くと
時計は４時４０分・・・気が早くないですか？
朝の２０分は貴重ですよ〜♪
早くもキナバルに登る日が来ました。荷物を３っに別ける
１つは小屋までの登りに必要な自分で持つ荷物！
２つ目はポーターさんに持ってもらう小屋までの登りに必要ない着替えや山頂付近で着る防寒着等
私は小屋で使うサンダル（これは絶対に必要です♪）や小屋で着る服を持ってもらいました。
（５キロ位まで良いそうです）
３つ目は山に必要の無い荷物でスーツケースの中に山では着ない服や着替えを入れて預けました。
味の濃いマレーシア料理の朝食もあまり食べれずにパンとコーヒーとフルーツ食べて出発♪
キナバル国立公園の中にあるキナバル山中腹（１５００ｍ付近）の公園本部まで２時間の道のり
途中でティッカさんに「水はありますか？」と聞かれて無いと話すと
「山の近くは水が高いから」と言って地元のガソリンスタンドにコンビニが併設されている場所に
案内されて水のペットボトルを２人で７本購入（１本600mlが１・５０RM＝約６０円〜安い）
それとホテルでホテルの部屋の水を電気ポットがあったのでグラグラ沸かして山の専門店で購入した
超軽量のステンレスボトル（４９０ml）にお湯を詰めて各自１本を持って行きました
道路も整備されていてガタガタ揺れることもありませんでした。
公園本部に着き入山の手続きをティッカさんが全てしてくれます。
辺りには沢山のガイドさんやポーターの人達が居ました・・・３０人くらいかな・・・登山者は７人くらい
手続きが終わりランチのお弁当と水（500ml１本）と名前の入った入山許可書のタグが一人一人に渡されて
紐がついているので入山中はいつも首からぶら下げているようにとのこと。
ここはマレーシアの国が管理している公園なので入山の管理は徹底しています。
ここでガイドさんを紹介されます、普通は荷物を持ってもらうポーターさんも付くのですが持ってもらう荷物が
かなり少な過ぎたのか私達２人の荷物を登山ガイドさんが持って登ることになりました。
登山ガイドさんに持ってもらった荷物は自分のザックに入れてもいいのだけど・・・・まいいっか♪
もう一つの荷物のスーツケースはティッカさんが明日泊まるホテルに運んで置いてくれるそうです
公園本部から登山口の「ティンポポンゲート」手前までは車で５分程度、ここでティッカさんとお別れです。
「ティンポポンゲート」の手前にはトイレがあります
（日本的には普通ですがマレーシア的には綺麗なトイレです）
ティンポポンゲートで入山のチェックがされゲートの係員が入山者のタグを確認しゲートが開きます
（ゲートとは鉄格子の扉です）
いよいよ薄曇の中で登山開始
気温は標高１８６６ｍもあるので涼しい感じで半袖シャツの上に長袖シャツを着て出発♪
ゲートを過ぎると階段状の下り坂ですが下りの距離は少なく
やがてホール（滝）が出迎えてくれて登りの始まりです
階段状の登りなのですが段差が高くて上り辛い
１５分程度で１つ目の休憩所に着いてしまいます
私達は休憩はしないで通り過ぎましたが
これは失敗！!！
５分でも休憩した方が良いです！！
なぜなら登山ゲートで１０分位しか休んでなく直ぐにスタート
スタートが１８６６ｍで高度順応もしていなかった！！
１つ目の休憩所をパスした私はだんだん苦しくなり始めました
２つ目の休憩所では「ハアハア」息苦しくなり１０分休憩するもなんだか息苦しさは治まらない！
この時に分かりました・・・以前に富士山に登ったときは２０００ｍで高度順応のために１時間待機してから
ゆっくりゆっくり登ったことを思い出しました！
２つ目の休憩所からはゆっくり登るようにしたら少しは楽になり
５つ目の休憩所では４０分もランチの時間を取って日本から持参したインスタント味噌汁をお湯で作り
ランチのサンドイッチと共にゆっくり食べました♪
その時に下山してきた日本の方に飲む酸素を「効くか分からないですがどうぞ」と苦しかった私は
喜んで頂きました♪
お礼にと持ってき過ぎた？水を１本差し出すと彼らは「水は持っていったほうがいいですよ！！
上の山小屋では水が売り切れていて買えなかったから！！」と話す彼らは唯一山小屋で売っていた
缶のスプライトと炭酸のペットボトルを飲んでいました
僕らはもう下るだけですからと笑顔で言って別れました。
飲む酸素２種類（錠剤と水にスプレーするタイプ）をこれは効く♪と信じて飲んだら気分も良くなり
１時間３０分で宿泊するラバンラタ小屋に無事に到着できて嬉しかった♪
３つ目の休憩所からは雨で小屋に着く頃はかなりの冷たい雨になっていました
レインウェアの下はスタートした時のままの長袖シャツで寒くは無かったです
スタート直後は少し汗もかきましたが雨が降り始めてからは暑さは感じなかった。
小屋のチェックイン等は登山ガイドさんが全てしてくれて鍵を渡されて部屋へ
部屋は２段ベットが二つある一室で相部屋ですが各組にその部屋の鍵が渡されます。
私達は台湾のカップルと同室になりました。
濡れた服を着替えて食堂に行きガイドさんと明日の行程の確認をしました
ガイドさんからは「３時出発なので２時くらいに起きて朝食を食べてから出発しましょう」とのこと
２時にご飯が食べられるか？
そこで提案、予定では３時に出発して山頂が６時、下山してこの小屋に戻ってくるのが８時くらい
戻ってきて８時に朝食を取ってもいいですか？と聞くとOKとの返事で朝は持参した
パンかカロリーメイトとコーヒーで出発する予定に変更♪
※ガイドさんとの時間の変更や行程の変更等はちゃんとしなくてはいけません！双方の勘違いはトラブルに
なります！英語もろくに話せないしもちろんマレー語も分からない私は・・・紙に絵を書いて山の山頂がAM６：
００で〜ラバンラタにAM８：００でブレックファーストオッケー？みたいに簡単な英語や時間も書いて説明しま
した！５分のつたない努力がみのりちゃんと理解してもらいました♪※
おつまみに持ってきた「味付け海苔」（友人の奥さんがマレーシアの人でマレーシアで喜ばれると聞いていた
日本のお土産）を渡すとガイド仲間が「ノリだノリだ」と集まってきて喜ばれました♪
それにおまけで歌舞伎揚も渡してガイドさんと別れ食堂でビールでも飲みますか〜とマルちゃん♪
缶ビールが売っていたので買いに行くと２本で３６リンギット（１本７００円位）高い〜それも棚に置いてあるやつ
をそのまま渡された・・・冷えてない！・・・でも美味しかった♪
ですが２本目は飲まなかった・・・夕食までは時間が有るので成田空港の免税で買ったブランデーを
昨夜泊たホテルでペットボトルに移し変えて持ってきたブランデーをお湯や水で割り飲み始める
夕食は１７時、バイキング形式で種類は少ないですが標高３２７２ｍで食べる料理はとても美味しかったです
午後７時に就寝・・・私は２段ベットの上で天井が高いので開放感があって気持ち良かったですが
暖房が効きすぎて暑かった、調節は出来るようなのですが英語で書かれているので触れなかった！！
暖房器具が有る方のベットを選ばない方が良いです！！！
１月４日
２時起床予定が隣のカップルが起き出していたので１時３０分に起きて、私たちも準備開始♪
※ここで大事なのはこの時点では山小屋のチェックアウトはまだしません※
なので荷物は３時間の登りと２時間の下りに必要な荷物だけ持って行けば良いのです！
残りの荷物はそのまま部屋に置いたままです。
雨の上がったこの日の２時の外気温はは８度ですが風も無く思ったほど寒さは感じません
気温は山小屋入口に電光掲示板で表示されてありました。
半袖シャツの上に長袖シャツの上に長袖の薄手のジャケットを着てザックにはダウンと雨具と
予備の厚手のグローブと水とお湯（山小屋で１リンギットだったかな）が貰えますので
ステンレスボトルに詰めてもらいました。
（お湯はボイルドウォーターと言うと通じます♪ホットウォーターではぬるいお湯がきますので注意！）
山頂に向かう荷物はかなり少なくなり登る負担は軽くなりました♪
ザックを背負いグローブ
（これは絶対に必要、ロープを掴むところもあるのでグローブがないと手の皮が擦り剥けますし
防寒も必要です！南国といっても標高４０００ｍを超えるのですから）とヘッドランプを点けて準備
完了♪
予定時間の午前３時に山小屋の玄関でガイドさんと握手をしていざ山頂の「ローズピーク」へ出発♪
ガイドさんを先頭に月明かりが光々と射しランプ無しでも歩けるような登山道をゆっくりゆっくり歩きました
ガイドさんも「ゆっくりゆっくり」と日本語で言ってくれます♪
外人さんは早足で私たちを追い抜いて行きます・・・
６時の日の出が見たかったので焦るが呼吸が荒れるので急いでは登れない
かなりゆっくり登っていました
山道も岩登りみたいになりストックをしまってロープを掴んでの登りになりました
登りはじめて１時間３０分最後のチェックポイントに到着ここで一息入れます
ここまでちゃんとした休憩は取らずに立ち休憩ばかりでした。
休憩したければいつでもどこでも出来ます、ガイドさんはこちらのペースに完全に合わせてくれますから♪
先ほどガンガン登っていた外人さん達が道端でへばりこんでいました
急いでは絶対にダメなんですね
日の出見たさに急いで登り高山病になって山頂に立てないのも嫌なのでゆっくりペースは崩さずに
登り始めました〜カメさんのように♪
月の出ている逆方向から薄っすら日の光が見え始めています♪
焦らない〜周りの風景も薄っすらですが見え初めて沢山あるピークが見えてきました♪
目の前にある大きなピークがローズピークかと思って登っていたらローズピークはその奥にあると
ガイドさん・・・遠いね・・・焦らないと決めてからは気が楽になり周りの風景も楽しみながら登れました♪
やがて遠くに見えてきたキナバル山最高峰の「ローズピーク」は思ったほど遠くなくてあっけなく山頂に
思わず「やったー♪」と叫んでしまい涙が出そうにもなりました♪
それも日の出前に到着できました〜が雲が多くて期待していたほどの日の出の光景では無かったけど
綺麗でしたよ♪
標識のある山頂は狭くて岩がゴツゴツしていてゆっくりは出来ない場所ですので少し下がってガイドさんには
コーヒーを私達はまたもや味噌汁を作って風景を楽しみながら飲んでいたら風が吹き出して寒くなりました
さっきまで山頂付近には１５人くらいの人が居たのにすでに誰もいませんでした
グローブもしていないガイドさんも寒そうにしているので１００円ショップで買った伸びる手袋を
プレゼントしてもう少しだけ山頂に居たかったけど・・・下山開始♪
下山開始時間は６時２２分で朝日が真正面から光々と射し込み湿った花崗岩の岩肌が光り輝くとても美しい
光景の先には雲海・・・雲海の隙間からは大地が見え４０００mの高度を実感しながらの下山はとても
楽しかった♪
画像や文書で感じるよりやはり実際に行って空気や雰囲気や景色を耳で聞いて肌で感じるのが一番です！
この景色は一生忘れられないと思いました・・・・登って良かった・・・左右にいろんな名の付くピークがあり
ガイドさんが一つ一つ丁寧に教えてくれます♪
その一つに「サウスピーク」と言う私が登りで「ローズピーク」と間違えた山がマレーシア紙幣の裏に
印刷されているとガイドさんは紙幣を取り出して私たちに見せてニッコリ微笑む♪
登りは真っ暗だったですが下りは快晴で眺望は最高です。
多少危険な感じもする場所もいくつかありましたが２時間で山小屋に到着♪
山小屋にて部屋に戻り荷物を置いて食堂へ行きガイドさんと山小屋の出発時間の打ち合わせをします
ガイドさんは３０分後に出発しましょうとのことでしたが
１時３０分に起床して今が８時３０分・・・７時間経過していた体はかなり疲れていました
まだ使って良いベットで少し横になりたいと考え出発時間を３０分伸ばして１時間後に出発したいと
提案したらガイドさんはニッコリ「OK」と了承してくれました♪
言ってみるものですね◎
朝食を取り部屋へ行きすぐにベッドに横になり目を閉じると３０分くらいかな熟睡していました
荷物をまとめて食堂に降りて持参したインスタントコーヒーを飲んで出発時間まで後５分位でしたがのんびりしました
後で思いました
この仮眠が良かったと思います！例え３０分でも横になれた事で下山時に足がふらつくこともなく
気分も良く快調に下れたこと・・・
食堂でお湯を買い自分でチェックアウトをして鍵を返し、快晴で暑くなり外人さんは短パンにティシャツ
そんなには暑くはないのですが外人さんは短パンにティシャツが好きみたい♪
私たちも軽装にて出発〜
高度が下がってくるとそこは南国なので暑くなりましたがまたもや雨が雨が降ると気温が下がります
雨は降ったり止んだりを繰り返しレインウェアを着たり脱いだりするのが面倒でした
ガイドさんは傘を差しています・・・♪
山小屋から３時間３０分で登山ゲートへ
そこにはティッカさんが待っていてくれました・・・山小屋で仮眠したから少し待たせちゃったかな・・・
山頂に行けたと報告するとティッカさんも嬉しそうに褒めてくれました♪
登山ゲートから登山本部まで車でガイドさんと共に移動、車中で言葉がわからずに登山中で登山ガイドさん
に聞きたかった事をティッカさんに通訳してもらいいっぱい聞きました♪
登山本部では登頂証明書が発行されます♪山頂まで行けた人はカラーで行けなかった人はモノクロだそう
です・・・
数種類ある証明書のデザインは山頂に近い「サヤッサヤチェックポイント」で選べます
登山本部で登山ガイドさんとお別れです
無事に終わった安堵感と何か寂しさもありました・・・
ガイドさんに２０RMのチップ（少ないのか・・・わからない）を渡してお別れ
ティッカさんの車に乗り窓を開けてガイドさんに手を振る・・・やはり寂しい・・・
登山中は雨模様が多かったので気温も上がらずに水分はそれほど必要は無かったです
持参の水の７本は二人でちょうど良い量でしたが登り始めから持って登ると少し重いかも・・・
山小屋で追加購入してもいいかもしれません
晴れて気温が上がり暑かったら７本では足りないかも
１５分ほど車で走りランチ
中華レストランみたいなレストランでマレーシア料理〜山小屋のご飯もマレーシア料理だったので
少し飽きてきたのですが、美味しかったですよ〜冷たいビールで乾杯♪
マレーシア料理ですっごく気に入ったのが「サバベジタブル」クレソンの茎みたいな野菜のソテーなのですが
食感がシャキシャキでとても美味しい〜マルちゃんは日本で売ってないのかな？
なんて言うほどお気に入りもようでした◎
ただこのレストラン・・・量が多い！ドッキリカメラ？
なんて思うほど次から次へと料理が運ばれてテーブルの上が料理でいっぱになりましたが
残すのが嫌いな私はほとんど完食♪
食事も終わり今夜宿泊するホテルへ車で２０分くらい
ティッカさんが「マレーシアの果物食べましたか？」の問いに食べてない〜と答えると
屋台みたいないっぱいの小屋が並ぶ果物店へ連れって行ってくれました♪
店に着くと「試食していいですよ」と店のおばさんが次々に色んな果物を剥いて手渡してくれます・・・
こんなにいっぱい試食したらもういらないって感じでもそれでは悪いのでモンキーバナナ１房と甘くて美味
しかったマンゴスチン５個を買いました♪
モンキーバナナには値段が１RMとそのまま書かれていました
合計５RM・・・バナナが１リンギットで全部で５リンギットは高いかなと思ったのですが試食の分も考えれば
安いかも・・・５リンギットと言っても日本円で２００円だし♪
小高い山の山頂付近にある宿泊する古いホテルからはキナバルの山が一望出来るそうですが
今は雨でガスがかかり真っ白〜キナバルがその奥にあるなんて感じは一切しません
ティッカさんがチェックイン手続き預けたスーツケースの荷物はそこにありました♪
部屋に行くとなぜかダブルベット！！！
ツインにして欲しくフロントに「ツインルームプリーズ」と言うと・・ツインルームと言う言葉は通じず
また絵でも描いて説明しようかと思ったらフロントが「ツゥーベット？」そうそうと日本語で答えて
鍵を貰い部屋へ
部屋はとても広くて気持ちいいです〜でも外は雨が強くなりガスも濃く視界が悪いツアーとしては
下山後にホテルの窓から登ったキナバル山をのんびり眺め感慨にふける〜♪
な配慮なのだと思いましたが見えない・・・私がシャワーを浴びマルちゃんが入れ違いで入ると
ベットでくつろぐ私にマルちゃんがシャワールームから「お湯が出ないよ〜！！！」
私の時はちゃんと熱いお湯が出てましたが・・・
他の部屋でも使用している場合にお湯が出ないことは過去にはあった・・・少し待ってみたらと告げる
５分後・・・まだ出ない・・・裸で待っているマルちゃんは可愛そう・・・結局お湯は出ませんでした・・・
マルちゃんはタオルで汗を拭いて終了・・・
夕食までまだ時間があるので地元の友人から「ワインでも飲んで」と餞別を頂いたのでフロント横の売店で
ワインを買って部屋で果物を食べながらまたも乾杯〜♪
ワインは高いですよ〜１本約５０００円です、ちなみにビールも高い・・・・・
それはイスラム教徒はお酒を飲まない・・・お酒禁止の国でお酒を飲むのだから高くなるそうです・・・
夕食は３種類から選べて牛肉の煮込み料理をチョイス〜肉は硬かったけど味は良かったです〜
ここでもサバベジタブルが出てもりもり食べました♪
夕食が終わり部屋に戻りお湯を出してみるも・・・出ない・・・電気を消して２２時にベットに入りましたが
１５分後にマルちゃんが「何かいる！！！」って何？
と聞くとわからないって・・・
寝入りばなに起こされて少し不機嫌な私は「眠っちゃえばわからないよ！」
マルちゃん「でもゴキブリだったら嫌じゃない？」・・・・しばらくしてマルちゃんが「見えたねずみだ〜〜〜！」
見ると小さくて可愛いねずみさんでした♪
ドアの下の隙間から侵入してきている
マルちゃんはねずみと判って大騒動〜デジカメ等の充電をしているので線をかじられては大変と
ねずみを追い出しに掛かる
ギャ〜ギャ〜言いながら追い立てている
私はベットで横になったまま・・・
追い出しに成功してドアの隙間をバスタオルで塞いで一件落着〜と思ったらまだ居る
この部屋は隣の部屋とコネクションルームになっていてそのドアの下の隙間からも侵入
またも追い出してタオルで塞ぐ・・・これで一安心と思ったらまだ居る・・・さすがにこの状況に
追い出しを諦めたマルちゃんはなんと部屋にあった皿に果物を剥いて乗せてテーブルの下に置く
これなら線をかじられないって・・・♪
薄明かりを付けてじっとして見ているとねずみさんが果物を食べ始める
これがまた可愛かった〜日本に居るねずみとは大違いでした
１月５日
いつのまにか寝てしまい６時に起床♪
雨が上がった外を見上げると・・・そこにはキナバルの山の全景が・・・
感激で言葉が出なかった・・・・このホテルに泊まる最高の瞬間でした♪
朝食も３種類から選ぶようになっていて、横文字だらけでなんだか分からないのを選んで注文〜出てきたの
は丸い皿にこんもりと盛られた「中華丼」みたいでした
「何これ〜朝から中華丼ですか？」何て言っても自分が注文したのだから仕方ない・・・
箸が付いていたので中のご飯を探ると・・・そこには焼きそばが・・・？焼きそばのあんかけでした！
食べてみるとこれがけっこういける味で美味しい♪
お変わりが欲しいくらいでもちろん完食♪
朝８時にティッカさんが迎えに来てくれて、今日の予定は「キャノピーウォークとポーリン温泉」
キャノピーとは木の上４０メートルにつり橋がありオラウータンや鳥の気持ちになってジャングルを
散策することです♪
ホテルから３０分くらいで到着、プチジャングルトレッキングの始まりです。
たくさんの草や木に花がありティッカさんが分かりやすく説明してくれながら少しずつ登りますが
登山とは違い散策と言った程度の登りの感じです♪
高度４０ｍの靴の幅しかない細〜〜いつり橋は揺れて怖い〜キャーキャー言いながら渡り楽しみました♪
（カメラ＆ビデオカメラの持ち込みは持ち込み料が別途掛かります）
続いて同じ敷地内にあるポーリン温泉に浸かるのですが
足湯もあってこれは日本と一緒ですが水着を着て入る温泉は違って一つ一つ区切ってあり
そこに自分でお湯を溜めてから入りますが私たちがお湯を溜めた所の底の栓がゆるくて水が抜け
３０分もお湯を出しているのですがなかなか溜まりませんでした・・・膝くらいまでやっと溜めて寝そべるように
入浴〜快晴の空に日差しも強く暑てやっと南国に来ているんだと実感しなんだか楽しかった♪
１時間程温泉を楽しんで温泉近くのレストランでランチ♪
レストランは南国風で良い雰囲気でした、ここも大量の料理が出てきました
少し残してしまいましたが、駄目押しに山盛りのフルーツの盛り合わせ
不思議に満腹でもう食べられないと思ったのですがフルーツは食べてしまいました♪
ティッカさんにホテルでお湯が出ないことと朝は水までも出なくなってトイレに行けなかった事を話すと・・・
笑顔で「電気も付かなくなる事もあります、古いホテルだからね」と聞いて電気が切れなくて良かったと思いました♪
食事を終えて最初に宿泊したコタキナバルの町にあるホテルに２時間かけて向かいます
午後３時にコタキナバルの街に着つきました
街はとても活気があり、車や人の往来が激しくホテルの窓から見ていると見飽きない楽しさです♪
何が楽しいって？
それは目の前の大きな道路を横断する人々が面白い
もちろん横断歩道はありません
車はガンガン飛ばして走っている
その道路を渡る人々が凄い！
車に引かれそうになりながらギリギリで車をかわして上手く横断しています
いっぱいの人が絶え間なく危険な横断をしています
何故ならホテルの前はバス乗り場だからです
その華麗な横断シーンをずっと見入ってしまいました♪
実はこの後私達もこの道路を渡るのです
渡らないと海の方には行けないので・・・不安！
ホテルの部屋で少しゆっくりしてから街の散策に出発♪
さて・・・道路を渡ります・・・無理・・・怖い・・・とその時にマレーシアのおばちゃん軍団が横に
そうだこの人達のグループに混ざり渡ろう♪と近寄って一緒に難なく横断成功♪
道路を小走りで横断した時でした・・・足の筋肉痛が始まっていました
普通に平地を歩いている分には良いのですが小さな段差や階段は
痛みが足を襲いました・・・キナバル山のお土産です♪
ホテルから１０分程度歩くとすぐに海です♪が曇り空で南国の雰囲気はありませんし夕方なので
そんなに暑くはなく曇った海見てもつまらないので海沿いのバーに入り生ビールでまたも乾杯〜も
店内がバー特有の暗さで会計を先に済ませてビールを持って店前のテラスに座って飲む〜♪
街の中心に戻り夕食です、店は前から決めてありました「Sedco Complex」（セドコ・コンプレックス）シーフード
屋台村ですが凄く広い広場を中心に周りに何店か店があり広場にはテーブルと椅子がいっぱい並んでいます。
水槽に色んな海産物が生かされてありその中から選んで調理してもらうシステムです♪
前から決めていた人気の店で「双天」に入り早くも注文している様子・・・私に何食べたい？
って聞くけど・・・マルちゃんにお任せ♪値段はグラムで幾らの量り売りですが店員にこれ幾ら？
と聞くとちゃんと答えてくれますので安心です。
水槽の前で注文を終えると席に案内されてビールを注文
すると「ステラ」と言うビールが「ベリーチープ」との事でステラビールでまたも乾杯♪
（マルちゃんが料理を注文しているときにあちらこちらから「ステラ！ステラ！ステラ！」の声が
店員さんから聞こえていたました
私は「ステラ」って人の名前でステラさんは仕事が出来ずにみんなに怒られているんだと
思っていましたがビールの名前でした♪）
双天が人気なのは魚介類の種類が豊富な事でした
双天以外の客席はガラガラ
私たちの席は隣の店との境でしたが隣の店はお客さんが誰も居ない双天は満席状態
隣の店もお客さん入らないかなって思ってしまいました・・・
注文した料理は
小さいアサリのガーリック炒め・・・・味が濃く身が縮んでいて小さいので食べ辛い
見た事も無い大きなシャコの蒸し物・・まずい！水槽にいた時はとても美味しそうに見えたけど蒸しあがったシャコはグロテスクで泥臭かった
ソフトシェルクラブのフリッター・・・脱皮したてのカニさんのフリッターでこれは凄く美味しかった♪
蒸し牡蠣・・・・・・・・・・・・・・生でも良いと言われましたが怖かったので蒸して貰いましたが硬くて美味しくなかった、日本と比べてはいけないのかな
サバベジタブルの炒め物・・・・・・・ここのサバベジタブルが一番美味しかった♪
焼きそば・・・・・・・・・・・・・・この店は焼きそばかチャーハンが付いてきます、味は普通
ステラビール・・・・・・・・・・・・４本
以上で日本円で４０００円弱でした♪
海産物の他に餃子やサテ（インドネシアの串焼き）等も他店から注文できます
ちゃんとしたトイレもありました
午後８時に満腹で店を後に暗くなったちょっと怪しい「ナイトマーケット」へ
路地に長く広がる縁日の屋台がたくさん並んでいる感じです〜
ティッカさんから値切るようにと技を教えてもらったのでお土産のキナバルの山の絵が入ったティシャツを
値切って買う♪
別段怪しくも無かったですし危険な感じも全くありませんし逆にマレーシアの人はフレンドリーな感じでした♪
コンビニに寄って水とアイスクリームを買いホテルに戻りました
コタキナバルの街は夜までとても活気があり人も多く、カメラを向けると陽気に振舞ってくれました♪
１月５日
朝２時起床・・・ホテル３時出発で空港に・・・送迎のティッカさんも大変な仕事ですね・・・
でも笑顔で迎えに来てくれましたし空港ではチェックインの手続きまでも同伴してくれて
ゲートが開くまで一緒に居ますと言ってくれましたが悪いのでここまでで良いと断り別れました・・・
クアラルンプール経由成田で帰国・・・・楽しい旅行でした♪
２００６年１２月６日
正月はどうしようか・・・・飲んで過ごすかなと思っていた所にマルちゃんから「キナバル」に登らないって？
キナバルってどこ？な旅の始まりでした・・・・
期日を一ヶ月を切った正月旅行計画・・・駄目もとでツアー会社に問い合わせ・・・
飛行機が取れずにキャンセル待ちでの受付とのこと
予約金の一人３万円を振り込もうと次の日に銀行に行こうと思った時に電話で希望の日程の飛行機が
取れたとの事で旅行が決定♪
まもなく資料が送られてきましたがとてもわかりやすいキナバルの資料で現地でもとても役に立ちました。
また分からない所を電話で聞くと担当の人はとても詳しく分かりやすく説明してくれました
担当の方はキナバルに登った事があるかのような説明でした♪
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