御在所岳 藤内沢 2ルンゼ奥又マイナスの滝
- GPS
- 06:21
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 6:22
天候 | 曇りのち雪、最後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
petzlアイゼンモノポイント
petzlハーネス
petzlアックスクオーク
petzlカラビナ各種
petzlユマール(ソロセルフビレイ用)
petzlルベルソ4(懸垂下降用)MUMMUTφ9x50m?ロープ
ロープスリング60?
120?
スリング120?
デイジーチェーン
アイススクリュー4本
ヌンチャク4本
モンベル上下GORETEX薄めのカッパ
ISUKAゲーター
SCARPAモンブランGTX(サイズ45)
JETBOIL
カップヌードルカレー
エビアン1L
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感想
約5年ぶりの御在所岳。
娘の予備校の送りを終えてから京都を9時前に出発。
当然到着は10時過ぎになり登山開始が11時近くになってしまった。
家庭内仕事はきっちりとやらねばならぬ切なさよ。
xxx
鈴鹿スカイラインゲート近くに車を止め、いざ出発。
裏道登山道入り口からすでに圧雪路。
12本爪アイゼン(モノポイントだけど)を装着して歩くことにする。
締まった圧雪のトレースを踏みしめながら藤内小屋まで到着。誰もいないので買い物ができなかった。クランキーがそこに見えてるのに、、、
ウサギの耳を超え、藤内沢出会に到着。
ここでアイスアックスを出し藤内沢に備える。
と、藤内沢から一人の登山者が降りてきた。
沢を降りてきたのかと聞くと、裏道登山途中でちょっとそこまで様子を見に行っていたとの女性登山者だった。12本爪はいてるのでてっきりクライマーかと思ってしまった。クライマーを見たがっている山ガールさんでした。
xxx
藤内滝を詰めて、落ち口を乗り越してやろうと登って行ったが、
滝の落ち口がぱっくりと口を開けていて落ちたら怖いので乗り越えのはやめた。
左側の巻き道を詰める。木の枝が張り出してて狭いからあまり好きではないのよね。この巻き道。
藤内滝上部に出て絶景を楽しむ。下界と2ルンゼがよく見える。P5下の氷柱も育っている。
個々から本谷を詰め(結構急)奥又へのトラバース道から奥又へ侵入。
これまた絶景かな。
これからアイスクライミングをする人にとっては、畏怖の対象でしかない。
これをのぼるの。。。?的な感じである。
強は、ロープを1本しか持ってきてないし、右端のアクセス路からロープを張りに行けないこともないけど時間かかるし、マイナスの滝1本で勘弁してやるか、、、と自分に言い訳し今日は久しぶりなのでマイナスの滝と勝負することにした。
マイナスの滝も分厚い氷で今シーズンは十分バーチャルな部分を楽しめるのだ。
xxx
灌木にロープを回し、マイナスの滝上部ラッペルステーションに懸垂下降。
(10mくらいだけどビレイなしで歩くのはやめた方がいい)
増井式ビレイシステムで下降。ラッペルステーションの位置が若干左寄りなので
アイススクリューを正面に2本打ち、垂直に垂れるように調整し、
いざとりつきへ(25m降下)
ソロシステムは、ユマール上部をアックスにつなぎ、下部をハーネスに。
登りながらユマールを上へ誘導していくシステムだ。
ユマールのほかにはシンチをつけて行う手もある。
まあ、ノーテンションが基本だが、何があっても落ちない工夫はしなければならない。
重要なパーツはあと
フィフィ。(写真の項参照)途中休みたいポイントでアックスにフィフィをかけて
全体重を乗せることができる。完全に足も手もフリーでレストが可能。
但し、アックスのアイスへの打ち込み個所とキメ方が重要なのは言うまでもない。
マイナスの滝下部はすんなりこなしてグイグイ上る。
核心部垂直壁3mが2か所。つなぎの部分は2段滝の斜め部分だ。
平らなわけではないので一気に駆け上がる必要がある。
垂壁2パート目でフィフィを使用。気合を入れなおして最上部へSUMMIT!
ふううううう。(途中結構萎えかけたが、乗り切ることができた)
50mロープでダブルにして懸垂下降。(マイナスの滝は長さ的にギリギリセーフ!)
ロープを回収して本谷をそそくさと下るのであった。
xxxx
藤内小屋で食べるカップヌードルカレーは絶品。
水も分けて頂きありがとうございました。
又来るぜ、御在所岳さんよ!
end
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