遙かなる綿向山 (明神谷を遡行して綿向山へ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 636m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
鈴鹿スカイラインは12月15日から通行止と電光掲示板に案内があった。もう来週の週末からは武平峠へ簡単に入れなくなるってことかと、水のほとんど無い野洲川ダムを通過して、深山橋から白倉谷林道のダートに入り、かなり道の状態は良かったとはいえ何度か車の底を擦って明神谷出合へ。出合には予想外に1台車があって先行者があるみたいだ。
明神谷に入り出合すぐの砂防ダムを巻く右岸の山道を暫し進む。調子にのり山道をずっと行くと以前の失敗みたいに尾根へ上がってしまうので頃合いを見て沢へ下りる。
1本右手からの細流を見送って、植林と出会い二股となる。左俣へ進むが沢筋は険しくなり左岸の植林へ緊張の高巻きの次に5mの直滝がゴルジュにあって今度は右岸を高巻けばひょっこり山道と出会うが、すぐに消失して二股になる。
この辺りですでに沢歩き堪能の感である。基本的にかつ継続的に沢中は崩壊で落下してきただろう小岩が目立ち沢自体の美観は感じられないし、足場となったり手元となったりする岩々は脆くて危なっかしい場面が多発していましたから。
左俣には黒いナメがかかっていて傾斜を上げているが、ここは右股へ進む。
すぐに廊下となって滝でもあるかとおもわせて右手から細流が流れこみ、高さはないが真っ黒な滑りやすい小滝を数個やり過ごして最後の二股。両股とも10mはある直滝がかかる。ここを右股へ進むが高巻いて直滝をクリアーして沢へ戻ればすぐに次の直滝があって再び高巻き直しで嫌になる。
その滝を越すとようやく沢の形状は失われますので、霧で幻想的な右手の低い熊笹とブナの斜面に取り付いてラスト近しと登っていると、一般ルートを歩く人の楽しげな声が聞こえて、暫し笹を漕げば竜王山分岐南に出たのでした。一応はガスの中の頂上に立ち寄りますと、数人が寒い頂上附近で昼食中でしたが、当方は寒い中で長居も無用と、踵を返してイハイガ岳方面へと下山に向かいました。
あまりにお腹が空いたので、途中の風裏でミニパンをかぶりついてお腹を落ち着かせ、イハイガ手前の尾根の直降を試してみました。
予想外にわかり辛い降りでして、手入れがサボられていて見通しが悪い薄暗い植林下の下りが続き、尾根が丸い感じなので中心に乗るのがなかなか難しかったです。偶然出会う感じの作業道に救われては見失っては降下を続けての適当下りでしたが、下部ではずっと作業道に乗っていたみたいで、林道に出た地点には抜けた黄ペグに色褪せた紫紐に錆がまわった保安林の看板らがあって旬を過ぎたルートを醸し出してました。
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