川苔山


- GPS
- 03:20
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 20m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にないです。 帰りは、大根ノ山ノ神からもう一つの道の、西川林道を通って下山しました。 |
写真
感想
新緑がまぶしい山歩きでした。
秋の紅葉の時に来た同じルートでしたが、思った以上に距離がありました。
でもこのルートはよく踏まれていてそんなにアップダウンもなく、とても歩きやすかったので良かったです。
ただ、この行程の三分の二以上は、ヒノキの植林の道です。
鳩ノ巣駅を降りた途端にこのヒノキの香りで町が包まれているのを感じました。
私はこのヒノキなどの針葉樹から出る天然の揮発物質にアレルギーがあるらしく、駅で鼻水やくしゃみが止まらなくなったら引き返そうかなと考えてしました。
そして山道にいよいよ入り、ヒノキ林が歓迎してくれました(笑)
と、10分くらいしたところで、異様に鼻水が出てきだしました。
大根ノ山ノ神までどうしようかなと考えていましたが、ここまでの登りで汗をかいて新陳代謝が良くなったのか、鼻水はひどくならずに収まりました。
なので、元気にその先も進むことが出来ました。
ヒノキ植林のはじめの方の道沿いには、フタリシズカが群生していました。
30cmほどの茎で、葉はきれいに上下左右に収まりよくついています。花はもう少し後の方がきれいだと思います。こんなにたくさん見たのは初めてでした。
また、ところどころの雑木林には、初夏のお花が咲いていました。
春に咲くスミレは1000m以上の標高でないとお目にかかれませんでした。
夏の小鳥はキビタキやオオルリに出会いました。
山頂でヒガラが地面に降りてきて少々戯れました。
山頂に着くと、青空にジェット気流のような流れ雲が目の前で白くクロスを描いていて驚きました。それにしても今日は青空のパレットにさまざまな変わった雲の形が表れて珍しかったです。
そして元来た道を下山。
雑木林の道は気持ちが良かったのですが、問題はヒノキ植林の道でした。。。
本仁田山との分岐を下ったあたりから、鼻が痒くてたまらなくなりました。
そして、もう少しすると何と吐き気が襲ってきたのです。
うわ、山の中で動けなくなったらどうしよう・・・と思いつつ先に進もうとするとますます気分が悪くなってしまったので、しばらく休むことにしました。
やはり原因は、ヒノキからの揮発物質みたいでした。ここから離れない限り気分は良くならないだろうと、なるべくそれらを吸い込まないようにマスクをしながらトボトボ下りていきました。
今日は夏みたくとても気温が高かったので、特にお昼過ぎには林の中はヒノキが色々な物質を放散しまくっていたのだと思います。
これからの時期、このようなアレルギーをお持ちの方は植林の山々へ入る際には充分にお気をつけください。
まぁ、そんなハプニングはあったけれど、気持ちの良い歩きになりました。
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