岩崎山・日影雁ヶ腹摺山・雲母山(甲斐百山 47座目)
- GPS
- 03:03
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 621m
- 下り
- 610m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
以前、山梨百名山の達沢山を絡めた周回登山を行ったときに、途中からピストンすることも出来たが、遠かったので断念した山々に登山。
今回は、山梨県営林道京戸岩崎山線の勝沼ゲート前に自動車を駐車して、そこから岩崎山、日影雁ヶ腹摺山、雲母山をまわる、周回登山を計画。
山梨県営林道京戸岩崎山線 勝沼ゲートまで: 国道20号の勝沼IC付近から林道方面へ。林道は、舗装部分と非舗装部分があり、すれ違いできない箇所も多い。非舗装部分は自動車の轍で、掘れてしまっている部分もあるので、車高の低い車は、要注意。また、モトクロスバイクのコースがあるので、そこまでは、比較的道は悪くない。
モトクロスバイクのコースの先は、車道にススキや枝などが張り出している箇所もある。ゲート前は広くなっており、自動車 2, 3台駐車できるスペースがあった。
岩崎山: ゲートから、自動車で来た道を僅かに戻り、尾根に取り付く。
簡単に山側に入れるよう道がついており、マークもあったので、見つけるのは容易だった。また、尾根までの取り付きは、道が無く、傾斜もきついが、登れないほどの坂ではなかった。
取り付いた、尾根は若干痩せてはいるものの歩き易いが、だんだんと急登となる。進むと右側に道らしきものもあるが、そのまま尾根伝いに進むのが正解。結構な急坂をなんとか登りきると、岩崎山山頂までのピストンする尾根となる。先に進んで、一旦下ると、岩崎山山頂への取り付き。
岩崎山山頂直下も、傾斜がきつめだが、先ほどの急登と比べると、そこまでではなく、登り上げるとすぐに、岩崎山山頂となった。
岩崎山山頂は、眺望無し。
岩崎山山頂までの尾根との合流付近に急登あり。その他もなかなか傾斜がきつい。スリップ・転倒注意。
日影雁ヶ腹摺山: 岩崎山から、一旦戻り、尾根に合流した箇所から、更に、尾根伝いに進む。始めのうちは、傾斜は緩いものの、日影雁ヶ腹摺山山頂近くになると、登るのがやっとの急登となった。途中途中に生えている木を、足掛かりにしながら、きつい傾斜を何とか登りきると、傾斜が緩やかな尾根道と合流する。
今回の登山では、合流後の進行方向を間違い右手方面へ行ってしまった。ヤマレコの過去の足跡を確認すると、結構間違えている方が居るようで、ちょうどルート間違い警告が通知された場所から引き返している人が多いようだった。
戻って先に進むと、広めの尾根となっていき、日影雁ヶ腹摺山山頂となる。
日影雁ヶ腹摺山山頂も、眺望無し。
日影雁ヶ腹摺山山頂近くに、急登あり。スリップ・滑落注意。
体力のない方にはおススメできないくらいであった。
急登の先の合流した尾根は、左手に進むのが正解。道間違い注意。
雲母山: 日影雁ヶ腹摺山山頂から、更に進み、尾根伝いに降りて行く。
岩崎山、日影雁ヶ腹摺山と、かなりの急傾斜が続いたが、ここからは、普通のペースで、歩くことが出来るレベルになった。しばらく下りの尾根歩きをして、小ピークを越えて下ると、荒れた林道がある。
ここから、林道歩き。ほとんど使われていなそうな林道で、所々、ススキが藪っぽくなっていた。
林道の途中で、雲母山山頂への取り付きがあるので、そちらから山頂までピストン。
こちらも、道はないので、適当に進むと、ほどなくして、雲母山山頂。
雲母山山頂も、眺望無し。
特に危険個所無し。
勝沼ゲートまで: 雲母山山頂から、林道に戻り、勝沼ゲート前の駐車スペースに戻る。林道の道幅はそれなりにある道だが、名前のついていない林道のよう。
山梨県営林道京戸線に接続するかと思いきや、ほんの僅かで、道が繋がっておらず、不思議な感じであった。
京戸線自体も、通年閉鎖となっているので、今後整備されるかも怪しそうな印象。
京戸線からは、しっかりとした林道となり、山梨県営林道京戸岩崎山線に合流。
合流で、右折し、そのまま、しばらく歩くと、勝沼ゲートとなった。
特に危険個所無し。
余談: 雁ヶ腹摺山という名前の山は、本家の雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山、日影雁ヶ腹摺山と4座のみとのこと。雁ヶ腹摺山と笹子雁ヶ腹摺山は、山梨百名山で登頂済。牛奥ノ雁ヶ腹摺山も、山梨百名山の小金沢山に登山した際の縦走路にあり、登頂済みだった。今回の登山で、日影雁ヶ腹摺山に登頂し、雁ヶ腹摺山4座の登頂を達成できた。
また、日影雁ヶ腹摺山を岩崎山という場合もあるらしく、セットで登山したいところだが、2座の間には、かなりの急登があった。一般登山道ではないので、行く気にならず、後回しにしていたが、やはりきつかった。
そして、今回の登山では、以前、山梨百名山の達沢山を登山した際に使った道を一部共有しており、ルートを繋げることも出来た。
色々と達成感の多い登山となった。
今回のコースは、全体的に、一般登山道ではないが、目印は、所々にある。しかし、万が一もあるので、GPSはあった方が良さそうな印象。また、足掛かりに困るくらいの急傾斜も含め、勾配がきつい、アップダウンが何ヶ所かあるので、それなりの覚悟で挑んだ方が良さそうなルートであった。
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