蒲原山（標高1410まで）
Nishiden
chikau_s
体力度について
- GPS
- 08:37
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,119m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:24
| 天候 | 雪 気温：登山口−1度、標高1200−7度、標高1400−9．7度 風：0〜5m |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
我々は駐車場から湯原集落を通り取り付きまでスキーを担いで歩いたが、後続の方々に聞いたら、スキーを担いで歩いても除雪の方に注意をされることがあるとのことだった。そして駐車場から集落を通らずに入山されていた。帰りは集落を通行せずに直接駐車場まで滑走した。 本日は新雪が1m程度あり、ラッセルは膝上、急登になると腿〜腰ラッセル。滑走も斜度がないと滑らない。登りトレースを使って滑走するが、斜度のあるところは新雪滑走が楽しめた。 標高1210m〜1100mまではシールオンでトラバースした。地形図には表れない谷などがあり時間がかかった。 |
| その他周辺情報 | 姫川温泉 癒の湯（くさのゆ）がおすすめ。姫川の右岸にあり源泉かけ流し。６００円なり。代表者が名前と住所などを記載する。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
|---|
感想
先週につづいてチカウさん、Kさんとの山スキーで、今回は蒲原山を目指す。
この週末は雪の天気が問題。5日の富山県では全域に大雪警報発令、鉄道の運休が相次ぎ、高速道路の通行止めも出た。僕らは北陸道の1区間で除雪車渋滞列に並ぶだけで済んだ。
湯原集落下の国道148号線のパーキングは除雪済で首尾よく止められた。間もなく8人PTの車2台が着いた。山への取り付きは、僕らは湯原集落に上がってから林道へ、彼らはいきなりパーキングから取り付いて別々だったが、林道中で彼らが追いつき、11人の混成PTとなった。しばらくしてソロのスキーヤーが追いついて来て遂に12人に。
1月22日の仁王岳・白木峰でも5+3の混成PTになり、楽々ラッセル・パウパウ滑降だったので、その再来になるかと思われた。しかし今日の雪は半端じゃなかった。一貫して膝以上位の深いラッセルで、短く先頭を回していくのだが、それでも1時間あたり200m標高上げるのがやっと。まともな降雪もずっと続いていて、短い先頭で少し温まるが、長い後続では寒い。
蒲原山の山頂までは頑張っても2時は過ぎそうとの見通しになり、僕ら3人では1時になったら下りようと話していた。1420pの手前の緩い鞍部で1時の10分前。8人PTもここから下りるとのことで僕らも異存なく共に下りることにした。
蒲原山の滑降ルートは、山頂からでも1420pまで戻ってから、北への登りトレースを外れて東の斜面を下りるのが常套手段。通常もパウダーが狙える場所だが、やはり並みのパウダーではなかった。簡単にヘッドスプレーになって前が見えなくなる。これは僕も今までほとんど経験したことかない。8人が既に滑って雪をそぎ落とした筈の斜面でも依然としてパウダー、逸れて新雪を選ぶ必要もない。
1420pから標高1000mまで滑降を続けてから北へトラバースして登った尾根に復帰する、のがここの通常ルートと思っていたが、1200mで滑降中断しシールオンすると言う。その理由は僕は聞いていないが、下部の雪崩のリスクを考えたのか、彼らの定番ルートなのか。1000mからだと直線距離で300mほどのトラバースなのだが、1200mからはその2倍程度、湾曲しているので実質優に3倍の行程になる。ソロの人は下から行っていたと後で判明。
1時間超の長いトラバースを終え、登りトレースに沿っての滑降、尾根上の緩斜面から標高960mで左に折れて北向き斜面の滑降になる。ここでも顔面ショットも出る極深パウダー連続で林道に飛び出し、そして駐車場にダイレクトに下りてフィナーレとなった。
山頂には達しなかったし寒い時間も長かったが、PT間交流も楽しかったし、格外のパウダーラン満喫で貴重な一日となった。
今日は新雪を求めて定番の蒲原山、去年は来ていないので、2年ぶりだ。駐車場で後続の2台、合計8名パーティの大パーティの方々とご挨拶。彼らは駐車場から直接シールで登り上げるという。我々はいつも通り湯原集落を通り、登山口へ。集落内をスキーを担いで歩いたが、凍結しており、肝を冷やした。
我々がブーツラッセルをまわしているとすぐに後続3名が合流。しばらく一緒に進んでいると残りの5名も合流、さらにしばらくしてソロの1名も合流し、総勢12名のにわかパーティーとなった。
話をすると名前を聞いたことがある某グループで、一泊で遠征に来たとのこと。若い方もいて、ポン179でガンガン進んでくれる。そんなこんなで、この人数なので楽勝ムードが漂っていたが、膝〜膝上ラッセルでなかなか標高を稼げない。やがて12時をまわり、我々3名はKさんの指示で13時をタイムリミットとした。
標高1400のいつもの滑走バーンまで到着し、ちょうどタイムリミットだ。他のメンバーもこの辺りで終了とのことで、12名で滑走開始。ソロの方は途中で単独行動をして別れたので、のこりは11名での行動となった。
途中で人数を数えたり、ルートを確認したり、意見を言ったりして、にわかパーティーにも関わらす、一体感が芽生えてきたと思う。私のストックの先が外れ、転倒したが、その際もこの8名パーティーの方の一人が上部でストックを拾ってきてくれた。お礼を伝えたら「もうワンパーティですよ」と言われ、感激した。
最後まで彼らと一緒に行動し、湯原集落を通らずに直接駐車場に戻った。8名の方々ありがとうございました。「またどこかでお会いしましょう」と握手され、気持ちよくコラボ完了。明日も北信のヤマを楽しんでいってください。
今日はラッセル後のしんがりになった際に軽くゼリーなどを補給する程度で、全員での休憩時間をとらずに行動した。車の中でニシデン師匠お手製のちまきを頂き、エネルギーを欲していた身体に染みる美味しさだった。
◇装備など
・頭部：ワイルドカントリーフォーカス＋フェニックススキー防寒帽子
・インナー：上 アクティブスキン＋モンベルジオライン、
下 L2
・アウター：GWスキージャケット＆テイトンブロスパンツ
・スキー：BDカーボンメガワット、TLT radical ST
・靴：スコットコスモス��
・グローブ：パワーメッシュグローブ+モンベルアルパイングローブ
・ザック：オートルート45
・消費：ゼリー半分
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