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記録ID: 397592
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ハイキング
支笏・洞爺

有珠山から昭和新山を眺める。 有珠山ロープウェー

2013年08月05日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.0km
登り
145m
下り
140m

コースタイム

11:25 ロープウェー山頂駅
11:37 有珠山火口原展望台
11:50 ロープウェー山頂駅
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
有珠山ロープウェー駐車場 昭和新山やミマツダイヤグラムで有名な三松政夫さんの博物館もあります。
コース状況/
危険箇所等
 基本的に簡単なハイキングコースです。人口の道です。
 ロープウェー山頂駅に飲み物の自動販売機などがあります。
 
 昭和新山ロープウェー山頂駅です。ここからしばしのハイキングです。
2013年08月05日 11:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:25
 昭和新山ロープウェー山頂駅です。ここからしばしのハイキングです。
 もう昭和新山が下に見えていますねえ。大分緑に浸食されてきました。
2013年08月05日 11:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:25
 もう昭和新山が下に見えていますねえ。大分緑に浸食されてきました。
 昭和新山と壮瞥の街並み。壮瞥といえば何と言っても大横綱「北の湖」が出ました。ここに来る前にも壮瞥相撲記念館に寄ってきました。
2013年08月05日 11:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:25
 昭和新山と壮瞥の街並み。壮瞥といえば何と言っても大横綱「北の湖」が出ました。ここに来る前にも壮瞥相撲記念館に寄ってきました。
 洞爺湖の東半分が見えていますね。
2013年08月05日 11:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:25
 洞爺湖の東半分が見えていますね。
ごつごつの岩山です。
2013年08月05日 11:27撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:27
ごつごつの岩山です。
 そんな中、トンボを発見。
2013年08月05日 11:31撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:31
 そんな中、トンボを発見。
 そして、トカゲ?カナヘビ?
2013年08月05日 11:31撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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 そして、トカゲ?カナヘビ?
 北海道では8月はまだアジサイの季節なんですねえ。
2013年08月05日 11:35撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:35
 北海道では8月はまだアジサイの季節なんですねえ。
 やっぱりあの槍みたいのが気になるなあ。
2013年08月05日 11:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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 やっぱりあの槍みたいのが気になるなあ。
 さあ、やってきました有珠山火口原展望台です。大有珠の後ろだけは展望ありませんが、300度ぐらいの展望はあります。
2013年08月05日 11:37撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:37
 さあ、やってきました有珠山火口原展望台です。大有珠の後ろだけは展望ありませんが、300度ぐらいの展望はあります。
 火口からはまだ湯気が上がっていますよ。
2013年08月05日 11:38撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:38
 火口からはまだ湯気が上がっていますよ。
 伊達の街並み、明治時代に伊達藩士が入植して開墾したためこの名前がついております。有珠山に来る前に、伊達市郷土博物館も見てきました。
2013年08月05日 11:39撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:39
 伊達の街並み、明治時代に伊達藩士が入植して開墾したためこの名前がついております。有珠山に来る前に、伊達市郷土博物館も見てきました。
 長流川の河口ですね。火口と河口一気に見れるところです。
2013年08月05日 11:39撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:39
 長流川の河口ですね。火口と河口一気に見れるところです。
 アルトリ岬、ここには縄文時代から人が住んでいたとされております。
2013年08月05日 11:40撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:40
 アルトリ岬、ここには縄文時代から人が住んでいたとされております。
 尾根上に見える小屋みたいです。
2013年08月05日 11:41撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:41
 尾根上に見える小屋みたいです。
 火口の拡大。有珠はまだ生きています。
2013年08月05日 11:42撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:42
 火口の拡大。有珠はまだ生きています。
 さあ、ロープウェー駅に戻りましょうか。
2013年08月05日 11:43撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:43
 さあ、ロープウェー駅に戻りましょうか。
 昭和新山さん、ありがとうございます。
2013年08月05日 11:44撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:44
 昭和新山さん、ありがとうございます。
 トンボがいいですね。
2013年08月05日 11:47撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:47
 トンボがいいですね。
 ここら辺には、コガネムシみたいなきれいな虫がたくさん飛んでいました。
2013年08月05日 11:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
8/5 11:49
 ここら辺には、コガネムシみたいなきれいな虫がたくさん飛んでいました。
撮影機器:

感想

 この昭和新山、有珠山エリアは、世界ジオパークにも選定されており、火山を学習するにはよい場所である。ヤマレコで有珠山を検索してみると、1件しかなかったことから、自らの写真からこのレポートを書くこととした。

 有珠山は日本の有数な活火山である。有史以来活動記録はなかったが、江戸時代半ばに活動し始め、その後現在まで30年〜50年の周期で噴火を繰り返している。もともと洞爺湖を作った洞爺火山の残り火的な存在である。
 江戸時代に噴火してから現在まで8回の噴火をしている。しかも、気象庁による噴火の規模は、この前の平成12年噴火が中噴火で、それ以外の7回は大噴火である。また、前兆の地震や火山性微動を観測したら必ず噴火する山であることも確かで、そういう意味では予測しやすい火山でもある。
 現に前回の平成12年噴火では死傷者はいなかった。事前に全員が避難したためである。

 さて、小学校6年生理科の教科書には「昭和新山が大きくなっていく様子」が写真で載っている。「ミマツダイアグラム」というが、その文字ぐらい載せてあげればよいのにと思う。郵便局長である三松さんが昭和新山が隆起していく様子を毎日のように定点観察を行った記録であり、戦後火山学会で認められこの名前がついた。なお、昭和19年〜20年の噴火であるため、この噴火のことは秘せられ国民が知ることはなかったそうである。
 まずは、三松政夫博物館に行きじっくりと見る、三松さんは「ミマツダイアグラム」だけで有名な人ではない、3回の有珠山の噴火に対して予想したり、観光客や専門家に説明したり・・・。
 そして、昭和新山を買い取って、農家にわずかでもお金を渡した。よって、昭和新山は今でも三松家の所有物である。 亡くなる寸前まで昭和新山に関する論文を執筆し、死後に掲載された論文もあったそうである。
 
 で、昭和新山は、小学生の時に見た様子よりも草木が増えているような気がしている。半分より上はガレ場となっているのだが、5合目ぐらまでは草が生えてきており、記憶と様子が違った。「風化」とか、「自然に帰る」とかいう言葉が頭の中によぎりながら見ていた。

 せっかく来たのだからと奮発して1400円払ってロープウェーに乗る。そこから頂上までは30分ほど歩く、途中でコガネムシの一群を見つける、ハイマツとコガネムシは相性が良いのかもしれないなあと思う。
 まだ、白煙を上げ硫黄臭い有珠山。江戸時代に噴火活動が再開してからは30年〜50年の間に噴火を繰り返している。前回は2000年だったから、まだ私が生きている間に噴火が見られるかもしれないなあ・・・。 火口原展望台は300度くらいの眺望があり、伊達や壮瞥方向への展望が開けている。また、涼しく、しばらくここにいたいと思ったが、行きたいところは山のようにあるので降りるこことする。

 麓に降りてとうきびを食べる。生で食べられるとうきびである。私が北海道にいた最後ぐらいに「ゆめのコーン」という生で食べられるとうきびが出てきたのだが、それからさらに品種改良が進んで何と「ホワイトショコラ」「サニーショコラ」「ピュアホワイト」という品種名、いつからとうきびはチョコレートになったのかと悩みながら一番最近の品種である「ホワイトショコラ」を生で食べる。
 ただただ甘い、糖度は夕張メロンよりも上、白いとうきびはまさにホワイトチョコ、食べてみるとよくこの名前を付けたなあと思う。

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