土気城跡・金谷郷おぼれ谷・44m点高台

2022年02月07日(月) [日帰り]

• GPS: 02:38
• 距離: 10.4km
• 登り: 113m
• 下り: 105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:28
• 合計: 2:54

距離 10.4km 登り 119m 下り 135m

9:18 JR土気駅 スタート地点
9:39 9:41 天満宮
10:22 10:26 金谷池
10:47 10:50 法光寺
10:56 10:57 切り通し
10:59 11:15 44m点
11:30 11:31 外房線の跨線橋
11:45 11:46 土気城跡の空堀
12:12 JR土気駅 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR土気駅を起終点にして、後半は往路をたどってJR土気駅に戻りました。

コース状況／危険箇所等

関東ふれあいの道「桜をめでるみち」、金谷郷の農道を行くのがほとんどであり、危険箇所はありません。ただ、土気城跡の空堀、土橋をこの眼で確かめることにしましたが、その前後の道形は不明瞭でした。

写真

2/7 9:40

大網街道から伊南房州通還に入り、石柱「天満宮入口300m先」に導かれて左折しました。畑の中に石の鳥居が立ち、静かな佇まいの天満宮が鎮座ましました。神前に一礼しました。

2/7 9:55

土気城跡には貴船神社が祭られ、貴船様（きんねんさま）とも呼ばれていたようです。案内板には「神亀元年（724年）蝦夷の侵入に備えて、陸奥の国に多賀城を築き、蝦夷の軍事拠点として土気に貴船城と呼ばれる砦を築いたと伝えられ・・・」と解説されています。

2/7 10:00

土気城の三の丸跡は、現在、畑地になっています。空はカラリと晴れ渡っています。

2/7 10:22

金谷池の湖畔をひと回りしました。

2/7 10:35

金谷郷おぼれ谷の風景です。『新ハイキング』（725号）には、「隆起と沈降を繰り返した台地が、再び沈降し、海岸線の浸食により複雑な地形となった。小規模ながら、この谷をおぼれ谷と言う」（鈴木一雄氏）と解説されています。

2/7 10:47

法光寺の大黒天です。近くには道祖神も祭られています。

2/7 10:56

千葉県内でよく見かける「切り通し」です。

2/7 11:11

国土地理院地図には、金谷郷の南方に44m点が表記されています。手すりの付いた土道をたどりました。

2/7 10:59

腰を下ろして休憩できるように板が敷かれており、やや長い休憩を取りました。

2/7 11:19

トンネルを抜けます。

2/7 11:23

冬でも緑の影が深く、緑の懐に抱かれているようです。

2/7 11:25

ちょっと足を伸ばして、跨線橋から外房線の線路を見下ろしました。

2/7 11:28

くらみ坂とか、クラン坂と呼ばれています。樹高のある木々が続きます。

2/7 11:45

土気城跡の空堀です。撮影は土橋から撮影しました。難攻不落の名城として知られていましたが、天正18年（1590年）に豊臣秀吉の房総攻めの際に破れ、廃城になったと言われています。

撮影機器：

SO-01L Sony

感想

OLTA

短時間でしたが、千葉県内の里山ウォーキングを楽しみました。「おぼれ谷」という風景の印象について、前掲の鈴木氏は「周辺の丘陵は山武杉に覆われ、山ひだの奥まで水田や畑が入れ込み、日当たりの良い斜面に民家が点在し、好ましい里山が広がる」、そして「まるで時間が止まったような風景の中を、先を急ぐこともなく進もう」と記されています。私も、地味ながら美しい里山の風景を心にしまい込むことができました。ぶらり里山歩きは独りが似合っているようです。