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記録ID: 3981583
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ハイキング
中国

文殊山西尾根ルート確認

2022年02月07日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
10.8km
登り
779m
下り
774m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:01
合計
5:27
11:16
191
スタート地点
14:27
14:28
135
16:43
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大友権現駐車場利用
菅原権現の社左手奥に昔の参拝道入口あり。
コース状況/
危険箇所等
菅原神社境内左手奥から昔の参拝道があり、石地蔵が並んでいるが、5分も歩くと石地蔵たちは激しい竹やぶの中に見え隠れし始める。強引に藪を押しのけて進むと、藪の中で石地蔵が転がっているので、おおよその方向が分かる。海抜50mくらいで尾根上にしっかり乗ったころから、藪はまばらとなり、倒木や木の枝をよけながらそれなりに進んでいける。一度大島オレンジロードに出てまたすぐに竹林の中に突っ込むが、コンクリートで固めた作業道の痕跡を辿りながら、朽ち倒れてゆく手を遮る竹の残骸を押し割りながら、踏み割りながら進む。斜度がきつくなるころには竹はほとんどなくなり、好きな場所を選びながら高度を稼いで行けるが、130mの台地上のエリアは人の生活の痕跡があり、激しい竹やぶになっている。綺麗に仮払われて日当たりのよかったところが竹やぶになるのだろう。235.5m三角点を越えて元あったであろう道をなるべくたどろうと尾根左手を巻くようにして歩いたが、これが失敗だった。谷あいになるようなところはすぐに藪がきつくなるうえ、斜面がえぐい角度に削れているので、込み合った枝や弦を躱しながら歩くのは非常に消耗する。三角点からはほぼ東に位置する次の390m小ピークを目指して尾根筋を素直に登るのが間違いなく正解。これに懲りてこの先は素直に尾根筋を登って行ったので、ひどい藪に阻まれることなく、順調に行けた。最後の展望台手前は藪になっているが、思い切って日当たりのいい笹藪に出て笹竹を押し分けて進むほうが枝や弦に行く手を阻まれなくて楽だと思う。
その他周辺情報 役場向かいにあるスーパーでみかんを買おうと立ち寄ったら、地元産がただの一つも置いていなくて驚いた。せっかく大島に来て他所のみかんを買うのは悲しいので、橋を渡らず島の東側に回り込むと「味の駅」があり、地元産の無農薬のみかんや野菜を所狭しと並べてあり、好きなだけ試食しながら 思う存分買い物を楽しんだ。
2022年02月07日 11:16撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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菅原神社
2022年02月07日 11:16撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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菅原神社
道真と言えば、梅の花
2022年02月07日 11:17撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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道真と言えば、梅の花
2022年02月07日 11:18撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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菅原神社境内。社左手に参道入口がある。
2022年02月07日 11:20撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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菅原神社境内。社左手に参道入口がある。
石地蔵、石仏が参道沿いに幾体も並んでいる
2022年02月07日 11:24撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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石地蔵、石仏が参道沿いに幾体も並んでいる
が、参道はすぐさま激しい藪に
2022年02月07日 11:26撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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が、参道はすぐさま激しい藪に
何時かこういう道を整備したい
2022年02月07日 11:27撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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何時かこういう道を整備したい
尾根上に上がると、それなりにまばらな植生でこれなら進めそう
2022年02月07日 11:37撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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尾根上に上がると、それなりにまばらな植生でこれなら進めそう
ところどころ昔の道がそのままきれいに残っていたりする
2022年02月07日 11:37撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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ところどころ昔の道がそのままきれいに残っていたりする
ピークには大体主のような樹木(群)が聳えている
2022年02月07日 11:39撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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ピークには大体主のような樹木(群)が聳えている
それぞれのピーク地点には境界杭やら、何かの碑のようなものが残っている
2022年02月07日 11:40撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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それぞれのピーク地点には境界杭やら、何かの碑のようなものが残っている
もしずっとこんな竹やぶを進むんだったら、開始10分で引き返していたと思う。
2022年02月07日 11:41撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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もしずっとこんな竹やぶを進むんだったら、開始10分で引き返していたと思う。
一旦オレンジロードに出て、またこの中に突入する
2022年02月07日 11:43撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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一旦オレンジロードに出て、またこの中に突入する
振り返るとこんな感じ
2022年02月07日 11:43撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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振り返るとこんな感じ
コンクリートの作業道沿いに朽ちた竹が行く手を阻む
2022年02月07日 11:44撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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コンクリートの作業道沿いに朽ちた竹が行く手を阻む
時々快適な道が出てくるのでついつい先へと進んでしまう。
2022年02月07日 11:50撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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時々快適な道が出てくるのでついつい先へと進んでしまう。
人の生活の痕跡がある場所は大抵こんな竹やぶになっていてなかなか進めない。
2022年02月07日 11:53撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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人の生活の痕跡がある場所は大抵こんな竹やぶになっていてなかなか進めない。
大分山深いところまで土地を利用していたらしい。この先も大分上まで炭窯の跡や段畑の跡地が藪の中に見え隠れしていた。
2022年02月07日 11:55撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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大分山深いところまで土地を利用していたらしい。この先も大分上まで炭窯の跡や段畑の跡地が藪の中に見え隠れしていた。
さすがにこの三角点にはGPSは埋められていないようだ
2022年02月07日 12:11撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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さすがにこの三角点にはGPSは埋められていないようだ
こんな道ばかりならあっという間に山頂なのだが
2022年02月07日 12:14撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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こんな道ばかりならあっという間に山頂なのだが
このくらいの藪では怯まなくなってきた
2022年02月07日 12:15撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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このくらいの藪では怯まなくなってきた
2022年02月07日 12:51撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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ちょっとしたピーク地点に竈のようなものの残骸が
2022年02月07日 12:53撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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ちょっとしたピーク地点に竈のようなものの残骸が
2022年02月07日 13:02撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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アオキの赤い実が冬枯れの森にアクセントを添える。道沿いにかなり広範囲に生えているので、漢方として栽培していたのだろうか。
2022年02月07日 13:38撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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アオキの赤い実が冬枯れの森にアクセントを添える。道沿いにかなり広範囲に生えているので、漢方として栽培していたのだろうか。
2022年02月07日 13:42撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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道の痕跡らしきものばかりを追いかけるとすぐにコースアウトするので、ピークからピークをしっかり狙いながら
2022年02月07日 13:44撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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道の痕跡らしきものばかりを追いかけるとすぐにコースアウトするので、ピークからピークをしっかり狙いながら
やっと展望台が見えて、ほっと一息
2022年02月07日 13:59撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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やっと展望台が見えて、ほっと一息
2022年02月07日 14:02撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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岩国基地からかな。凄まじい轟音
2022年02月07日 14:02撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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岩国基地からかな。凄まじい轟音
島に渡るまでは青空がたくさん見えていたのにあいにくの曇り。とはいえ、360度の眺望に3時間かけた藪漕ぎルート確認が報われた気分。
2022年02月07日 14:12撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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島に渡るまでは青空がたくさん見えていたのにあいにくの曇り。とはいえ、360度の眺望に3時間かけた藪漕ぎルート確認が報われた気分。
山頂や小屋の整備はこのグループの方たちの手によるものだろう。
2022年02月07日 14:14撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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山頂や小屋の整備はこのグループの方たちの手によるものだろう。
こんな立派な小屋があれば、いつでも避難できる。冷たい風をしのいで暖かいコーヒーを飲んで、後は降るだけ。
2022年02月07日 14:26撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
2/7 14:26
こんな立派な小屋があれば、いつでも避難できる。冷たい風をしのいで暖かいコーヒーを飲んで、後は降るだけ。
2022年02月07日 14:26撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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2022年02月07日 14:27撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
2/7 14:27
周防大島でも、この標高でも沢筋が凍っている。今回の寒波が結構なものだったことを物語っている。前々日に大山で遭難者が出たのも無理はない。
2022年02月07日 14:42撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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周防大島でも、この標高でも沢筋が凍っている。今回の寒波が結構なものだったことを物語っている。前々日に大山で遭難者が出たのも無理はない。
2022年02月07日 14:43撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
2/7 14:43
もこもこ
2022年02月07日 14:43撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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もこもこ
岩木一体
2022年02月07日 14:48撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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岩木一体
2022年02月07日 14:53撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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顔のように見える
2022年02月07日 14:54撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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顔のように見える
登山口の手水も凍っていた
2022年02月07日 14:56撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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登山口の手水も凍っていた
日本三大文殊に数えられるらしい
2022年02月07日 14:59撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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日本三大文殊に数えられるらしい
2022年02月07日 15:03撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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そうめんの滝かと思ったら、とうめんの滝
2022年02月07日 15:29撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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そうめんの滝かと思ったら、とうめんの滝
行ってみようと思ったら、あばら家と藪。。。
2022年02月07日 15:28撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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行ってみようと思ったら、あばら家と藪。。。
少し藪漕ぎしてみたものの、たどり着ける気がしなかったので、あきらめた
2022年02月07日 15:28撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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少し藪漕ぎしてみたものの、たどり着ける気がしなかったので、あきらめた
撮影機器:

感想

今回確認を行った文殊山西尾根ルートは、最初と途中何か所かに手を入れれば、なかなか良い登山道となりそうだったが、中腹くらいまでは山全域がまんべんなくイノシシに掘ったくられていた。
地理院地図を読み込んでみると、標高200〜250mくらいまでは作業道とため池があちこちにみられ、この辺りまでは人が生活をしていたのだろう。事実段畑にした石垣の跡が無数に見られ、そういったところは大抵竹藪がひどいことになっていた。300mを越えたくらいからは竹藪に悩まされることはなくなったが、それなりに倒木や弦が行く手を遮るので、鉈か鎌を持って行った方が楽に歩けると思う。


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