蒼穹の鉢伏山で敦賀三山を望む
- GPS
- 03:22
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 360m
- 下り
- 353m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程スノーシューを装着、南リフト下からゴンドラトップまで雪上車のトレースがある。 ※スキー場は休業中。 |
その他周辺情報 | やすらぎの湯はぬるっとしたいいお湯です。 |
写真
感想
今庄365スキー場の駐車場に到着すると数台の車がある。現在スキー場は営業していない。コロナによる休業ではなく、経営的な問題らしい。
除雪でできた雪の壁を上がると広いゲレンデの上には蒼穹が広がっている。雪面は氷の粒がキラキラと輝き宝石が散りばめられているようだ。スノーシューを装着して、やや氷化している雪を踏みしめると20cmほど沈み込む。
リフトトップから取付いた尾根は自然林と植林の境界尾根だった。やがて林道と交差する。カーブミラーの鏡面下まで埋まっているので積雪は2mということだろう。稜線に乗ると冷気を感じる。透過光で輝いている霧氷が残っているのだった。
アップダウンを繰返し木ノ芽峠に出ると有るはずの藁葺き家が見当たらない。盛り上がった雪の塊の下に屋根の破風が覗いている。当主のM氏は山から下りたのだろうか。
峠を交差して更に尾根を辿ると美しいブナ林が現れる。木肌に触れてブナの生命を感じる。雪面が凹んでいるので、この辺りには登山道が有ったはずだ。やがて右の谷筋から雪上車の踏み固め道が上がってきて広い尾根となる。
前方に細い鉄塔が建っているのが見える。風力発電予定地なので風況観測タワーが建てられたのだ。ブナ林が伐採される日も近いのだろう。ブナ林が犠牲になるので虚しいばかりだ。
朝に駐車場で会釈だけ交わした二人組が滑走準備をしておられる。何回滑るんですかと尋ねると一回だけですと笑っておられた。
雪上車の跡はゴンドラトップまで付けられていた。スキー場は休業中だが設備の保守はしているようだ。西に転じると直ぐに山頂だ。一昨年の冬にyamanekoさん、churaさんと訪れて以来となる。敦賀半島から野坂までの大パノラマが広がっている。ここで食事を済ませコーヒーを飲んだら下山の途に就く。
前方に見える白山は棚引く雲で上部が見えない。またひとりボーダーが上がって来る。福井市の方で福井は敦賀より雪が少ないと言われる。ゲレンデをスノーシューで駆け下りて行くのは爽快だ。下りは速い。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する