蔵王山(熊野岳):霧と樹氷
- GPS
- 16:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 500m
- 下り
- 838m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 4:05
蔵王ロープウェイ山頂線:樹氷高原駅9:14−9:26地蔵山頂駅
天候 | 曇り(霧)のち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
蔵王ロープウェイ山麓線:山麓駅(855ⅿ)ー樹氷高原駅(1331ⅿ)乗車時間7分、山頂線(ゴンドラ):樹氷高原駅ー山頂駅(1661ⅿ)乗車時間10分、往復3000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありませんが、地蔵山頂駅に提出コーナーがありました。地蔵山頂駅周辺は、地蔵尊までとスキー場のザンゲ坂・樹氷原コース以外は規制のロープが張られていて地蔵山への登山口は見当たりませんでした。 規制のロープを潜って地蔵山に向かいました。ガスが薄れた時に山頂方向を確認し、山頂の北側(山麓駅から見て向かって右側)の樹氷の際を登りました。途中から右側に標柱が樹氷になった目印が見つかったので、それを辿りました。 地蔵山を下り鞍部(ワサ小屋跡?)を過ぎると、目印の標柱は巻道の熊野岳避難小屋方面に向かっているようでした。なので、山頂方面を目指して直登しました。途中で行動を共にしていた方がスマホのGPSアプリで登山道を検索して下さったので、それも参考に私が先行しました。 戻りはその方がアプリを使って先行し登山道沿いを下りました。その方の方が歩くのが速かったので、地蔵山への登り返しの途中で別れ、別行動を取りました。 |
その他周辺情報 | 私は泊ったホテルで入浴着替えをしました。中央ロープウェイの温泉駅の向かいに日帰り入浴施設の新左衛門の湯があります。800円 |
写真
感想
数年前から、毎年樹氷で知れている山に出かけていますが、その最後で蔵王山に出かけました。モンスター状に成長した樹氷が見たいからです。
7日から2泊3日で出掛け、一番好天予報のこの日に山に入りました。
7日はアルペンスキー、8日はテレマークスキーでゲレンデ巡りをし、ロープウェイを利用して山頂にも行き、偵察をしました。
両日ともほぼ1日ガスっていました。特に、山頂に上がった7日も、リフトで途中から樹氷原コースに出た8日もザンゲ坂・樹氷原コースはガスの中下りました。7日は2度目にリフトで上がった時だけ一時的にガスが切れてその辺りの樹氷が見えて、ビッグモンスターが見えました。見事なスノーモンスターに感動しました。
地蔵山への登山口はどこにあるのか見当たらず、規制ロープを越えて登りました。視界がないと入山するのは危険な山なのだと納得させられました。好天予報だったので大勢の人が登山するつもりで山頂駅まで上がっていたようですが、多くの人が断念していたようです。
私は、視界があれば苅田岳まで往復するつもりでしたが、蔵王山(熊野岳)まで登ることができ幸運だったと思います。ガスっていると、方向を見失う恐れがあり、命を危険にさらすことになってしまいます。途中で、道標の樹氷化した標柱を見つけましたが、歩いた全コースにそれがある訳ではありませんでした。
トレースがあるとそれが手掛かりになりますが、数日悪天が続いていたので、私より前に歩いた人は余りいなかったようです。スノーシューのトレースが規制ロープ外に出ていましたが、途中で分からなくなり、私がファーストトラックだったようです。私の歩みが遅かったので、私のトレースを辿ってきた方が、ラッセルを代わりましょうと前に出て下さったのですが、急な雪稜を登ろうとされ手間取っていたので、私は緩い方を巻いて登りました。結局その方はその後私の後に付いて登られました。神奈川から日帰りで訪れている方で、私より健脚でした。
その方はスマホのGPSアプリでルート検索されていました。蔵王山への登りは道標もなく道なき道を登りました。時々ルートの方向を調べて教えてもらいました。私は歩きやすいルートを探して登りました。程なく蔵王山(熊野岳)山頂に着きました。
下りはスマホのアプリのお陰で迷うことなく下れました。神奈川の方が先行して下り、鞍部で来た時のトレースに合流しました。蔵王山への登りでその方のペースに付いていけなくなったので、別行動にさせてもらいました。私は地蔵山の頂上でガスが晴れるのを30分位待ちました。
晴れそうにないので下ろうとした時にガスが切れ始め、パットは晴れてくれませんでしたが、ガスの切れ間や薄れた場面で、周囲の樹氷原をそれなりに見ることができました。良く晴れた青空の下だったら、さぞ素晴らしい光景が広がっていたことだろうと想像されましたが、少しとは言えこの日の樹氷の景色が見られただけでも幸運だったと思いました。
山頂駅からはゴンドラを使わずにザンゲ坂・樹氷原コースを歩いて下りました。本来はスノーシューで下るのは禁じられているようですが、可能な所はコース外(管理区域外)を歩き、緩い広い所はコースの隅を歩かせてもらいました。この辺りはほぼガスは晴れていたので、気にすることなく樹氷を鑑賞できました。ほぼ思いが叶った樹氷見学登山でした。
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