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Yamareco

記録ID: 3986984
全員に公開
ハイキング
中国

遥照山(ようしょうざん)〜阿部山(あべさん) 岡山県南西部:浅口市

2022年02月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:23
距離
21.6km
登り
841m
下り
835m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:01
合計
7:22
9:07
74
スタート地点
10:21
10:22
157
12:59
13:00
115
14:54
14:56
20
15:15
15:16
75
16:31
ゴール地点
天候 晴れたり曇ったり一時小雨だったり
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
遥照山は危険箇所なし。
天文台から阿部山エリアは荒れ気味。
特に阿部山頂上から神社へ抜ける道はイノシシの掘り返しだらけで、踏み跡さえ分からない箇所も。
リボンが頼り。
天気は晴れたり曇ったり一時小雨だったり。
その他周辺情報 岡山天文台博物館。
休館中も駐車場のトイレは使用できた。
マップによると、この辺りのどこかに三角点があるっぽいけど、諦めました。
2022年02月11日 09:18撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 9:18
マップによると、この辺りのどこかに三角点があるっぽいけど、諦めました。
ラジオ体操をしていて初めて気づいた基準点。
マップにも載っていない。
2022年02月11日 09:31撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 9:31
ラジオ体操をしていて初めて気づいた基準点。
マップにも載っていない。
岩から生えた木に添えられた決意表明文。
クスッときた。
2022年02月11日 09:41撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 9:41
岩から生えた木に添えられた決意表明文。
クスッときた。
以前には気づかなかった古墳。
何故か地面に穴があいている。
2022年02月11日 09:44撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 9:44
以前には気づかなかった古墳。
何故か地面に穴があいている。
ああ、うん。
まさにそんな感じです。
2022年02月11日 10:09撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 10:09
ああ、うん。
まさにそんな感じです。
天文台へ行く途中の道に三匹の猫が。
もう一匹は右手の草むらに座っている。
2022年02月11日 10:45撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 10:45
天文台へ行く途中の道に三匹の猫が。
もう一匹は右手の草むらに座っている。
今回は寄るつもりがなかったので、休館中とは知らなかった。
阿部山に抜けることはできるよね?とドキドキしながら進む。
2022年02月11日 10:55撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 10:55
今回は寄るつもりがなかったので、休館中とは知らなかった。
阿部山に抜けることはできるよね?とドキドキしながら進む。
阿部山に抜ける道はこんな感じで封鎖。
脇を通れば進めたけれど、この際なので地蔵岩へ行ってみることに。
2022年02月11日 11:19撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:19
阿部山に抜ける道はこんな感じで封鎖。
脇を通れば進めたけれど、この際なので地蔵岩へ行ってみることに。
概ね歩きやすい道だったが、複数箇所にぬかるみが。
渡された木の上や端を歩いたので、足が泥に沈み込むようなことはなかった。
2022年02月11日 11:26撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:26
概ね歩きやすい道だったが、複数箇所にぬかるみが。
渡された木の上や端を歩いたので、足が泥に沈み込むようなことはなかった。
崩れたところもあり。
傾斜は緩いのでそこまで怖くはなかったけど、滑りたくはないので注意して進んだ。
2022年02月11日 11:29撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:29
崩れたところもあり。
傾斜は緩いのでそこまで怖くはなかったけど、滑りたくはないので注意して進んだ。
岩に刻まれた文字。
予備知識なしに来たので、いちいち「こんなのもあるんだー」と驚けるのも楽しい。
2022年02月11日 11:35撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:35
岩に刻まれた文字。
予備知識なしに来たので、いちいち「こんなのもあるんだー」と驚けるのも楽しい。
ヤッホー公園の駐車場から続く山道より眺めた地蔵岩。
2022年02月11日 11:38撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:38
ヤッホー公園の駐車場から続く山道より眺めた地蔵岩。
カスミサンショウウオって初めて聞いたけど、水が全くない状態なので、昔は産卵地だったってことかなあ。
2022年02月11日 11:39撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:39
カスミサンショウウオって初めて聞いたけど、水が全くない状態なので、昔は産卵地だったってことかなあ。
多分、イノのヌタ場。
中央の穴は偶蹄類の蹄の跡に見えた。
2022年02月11日 11:40撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:40
多分、イノのヌタ場。
中央の穴は偶蹄類の蹄の跡に見えた。
地蔵岩の説明文
2022年02月11日 11:42撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
2/11 11:42
地蔵岩の説明文
地蔵岩(別名:豆腐岩)の下には展望所と拝所がある。
日切地蔵尊を祀っているとネットに書いてありました。
2022年02月11日 11:43撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:43
地蔵岩(別名:豆腐岩)の下には展望所と拝所がある。
日切地蔵尊を祀っているとネットに書いてありました。
本日の気温と湿度。
外気に近いのは右側と思われる。
2022年02月11日 11:46撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:46
本日の気温と湿度。
外気に近いのは右側と思われる。
岩窟に据えられた奥の院。
2022年02月11日 11:50撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:50
岩窟に据えられた奥の院。
奥の院までは階段がついている。
2022年02月11日 11:53撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:53
奥の院までは階段がついている。
奥の院から降りたところの岩。
この辺りをウロウロしているときに、駐車場付近から何度も「ヤッホー」の声が。
しまった、自分もやればよかった。
2022年02月11日 11:54撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:54
奥の院から降りたところの岩。
この辺りをウロウロしているときに、駐車場付近から何度も「ヤッホー」の声が。
しまった、自分もやればよかった。
のぞき岩に向かう道。
大きな岩が多い。
2022年02月11日 11:56撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:56
のぞき岩に向かう道。
大きな岩が多い。
階段を登ったところにも小さな祠が。
2022年02月11日 11:57撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:57
階段を登ったところにも小さな祠が。
のぞき岩には立ち寄れないようにロープが張ってあった。
2022年02月11日 11:58撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 11:58
のぞき岩には立ち寄れないようにロープが張ってあった。
地蔵岩の上にも行けるようだが、やはりロープが張られている。
2022年02月11日 12:03撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:03
地蔵岩の上にも行けるようだが、やはりロープが張られている。
階段はあるけれど、石がゴロゴロでちょっと足を取られる。
2022年02月11日 12:10撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:10
階段はあるけれど、石がゴロゴロでちょっと足を取られる。
ここからも阿部山に行けたらしく、はっきりと道標もあったが、草ボーボーっぽいのでスルーして進んだ。
2022年02月11日 12:16撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:16
ここからも阿部山に行けたらしく、はっきりと道標もあったが、草ボーボーっぽいのでスルーして進んだ。
阿部山への道は整備されていない様子。
このルートを通る人もそんなに多くないのかも。
2022年02月11日 12:31撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:31
阿部山への道は整備されていない様子。
このルートを通る人もそんなに多くないのかも。
ここが阿部山への道らしい。
「北北西に進路を取れ」って映画を思い出す。
2022年02月11日 12:54撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:54
ここが阿部山への道らしい。
「北北西に進路を取れ」って映画を思い出す。
イノがいっぱいいるんだろうなあ、結構荒れてるなあ、神社に向かう道の方がメインなのかも、と考えつつ歩く。
2022年02月11日 12:56撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 12:56
イノがいっぱいいるんだろうなあ、結構荒れてるなあ、神社に向かう道の方がメインなのかも、と考えつつ歩く。
三角点に着きました。
2022年02月11日 13:00撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:00
三角点に着きました。
反対側から三角点。
2022年02月11日 13:00撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:00
反対側から三角点。
行きに使ったルートなんて目じゃないくらいの荒廃っぷり。
2022年02月11日 13:02撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:02
行きに使ったルートなんて目じゃないくらいの荒廃っぷり。
ボコボコです。
リボンがなかったらかなり時間を食ったはず。
2022年02月11日 13:07撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:07
ボコボコです。
リボンがなかったらかなり時間を食ったはず。
阿部神社に向かう道。
2022年02月11日 13:29撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:29
阿部神社に向かう道。
拝殿。
2022年02月11日 13:31撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:31
拝殿。
内部。
かなり質素。
2022年02月11日 13:35撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:35
内部。
かなり質素。
天体観測屋敷跡。
側に岡山天文台があるのだし、この辺りは昔から星がよく見えたんだろう。
2022年02月11日 13:37撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:37
天体観測屋敷跡。
側に岡山天文台があるのだし、この辺りは昔から星がよく見えたんだろう。
安倍晴明の碑。
昭和30年代に有志により建立されたそう。
ここに居合わせた方と「晴明と関係があったって、ほんまなんですかねー」とかなんとか話をしながら道を降りていたら、違う道に進んでしまい、神社に戻るつもりが下山してしまったという。
2022年02月11日 13:41撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 13:41
安倍晴明の碑。
昭和30年代に有志により建立されたそう。
ここに居合わせた方と「晴明と関係があったって、ほんまなんですかねー」とかなんとか話をしながら道を降りていたら、違う道に進んでしまい、神社に戻るつもりが下山してしまったという。
神社へ戻ったのはこの説明文を読んでいなかったからでした。
2022年02月11日 14:00撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:00
神社へ戻ったのはこの説明文を読んでいなかったからでした。
下山前に神社を振り返る。
2022年02月11日 14:04撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:04
下山前に神社を振り返る。
天空への階段に向かう途中の、貯水池(多分)
2022年02月11日 14:38撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:38
天空への階段に向かう途中の、貯水池(多分)
杉谷ダム。
風のない日は水鏡になって綺麗らしい。
真ん中の山は杉谷富士。
何かの作業中なのか、釣り人なのか、二人の男性がボートで出ていた。
2022年02月11日 14:54撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:54
杉谷ダム。
風のない日は水鏡になって綺麗らしい。
真ん中の山は杉谷富士。
何かの作業中なのか、釣り人なのか、二人の男性がボートで出ていた。
天空への階段がどこにあるか分からず、ちょっとうろついたけど、無事に発見。
上から見下ろしたところなので、天空感は皆無。
2022年02月11日 14:54撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:54
天空への階段がどこにあるか分からず、ちょっとうろついたけど、無事に発見。
上から見下ろしたところなので、天空感は皆無。
こういう階段、角ヶ仙で見たことあるある!
天空への階段って考えれば登るのも楽しそう。
オタクなので、ドラクエのファンファーレとレッドツェッペリンの「天国への階段」が脳内再生された。
2022年02月11日 14:57撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 14:57
こういう階段、角ヶ仙で見たことあるある!
天空への階段って考えれば登るのも楽しそう。
オタクなので、ドラクエのファンファーレとレッドツェッペリンの「天国への階段」が脳内再生された。
今回は体力気力ヘロヘロで立ち寄れなかったけれど、良さげな山。
こんな感じの写真付き説明文がちょこちょこあり、地元の方の愛を感じる地域でとても好感が持てる。
2022年02月11日 15:02撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:02
今回は体力気力ヘロヘロで立ち寄れなかったけれど、良さげな山。
こんな感じの写真付き説明文がちょこちょこあり、地元の方の愛を感じる地域でとても好感が持てる。
水車のレプリカ。
この辺りは手延べ麺の一大産地だったそう。
2022年02月11日 15:07撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:07
水車のレプリカ。
この辺りは手延べ麺の一大産地だったそう。
滑岩の石文。
2022年02月11日 15:10撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:10
滑岩の石文。
石文はこの小さな滝の下流にある。
増水していなければ普通に歩いて側まで行ける。
2022年02月11日 15:11撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:11
石文はこの小さな滝の下流にある。
増水していなければ普通に歩いて側まで行ける。
説明文。
「なめらいわ」って読むのね。
2022年02月11日 15:11撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:11
説明文。
「なめらいわ」って読むのね。
妙見宮水神社。
天津神社の出張所らしい。
分社なんかじゃないんだ…
2022年02月11日 15:12撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:12
妙見宮水神社。
天津神社の出張所らしい。
分社なんかじゃないんだ…
神社から滑岩を見下ろす。奥にある岩に石文が刻まれている。
2022年02月11日 15:14撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:14
神社から滑岩を見下ろす。奥にある岩に石文が刻まれている。
かも川製麺所がこんなところに!
いつもお世話になっております!!
特に夏!
2022年02月11日 15:31撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:31
かも川製麺所がこんなところに!
いつもお世話になっております!!
特に夏!
夢に見そうなパチモン…もとい、ポケモンのピカチュウ石像。
目が怖すぎるやろ…
著作権的にどうなんだろうと思いつつ撮影。
2022年02月11日 15:38撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:38
夢に見そうなパチモン…もとい、ポケモンのピカチュウ石像。
目が怖すぎるやろ…
著作権的にどうなんだろうと思いつつ撮影。
浅口合体版マンホール。
こういうのもあるんだなぁ。
2022年02月11日 15:44撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:44
浅口合体版マンホール。
こういうのもあるんだなぁ。
鴨方独立マンホール。
2022年02月11日 15:56撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 15:56
鴨方独立マンホール。
かもがた町家公園を道の向かいから撮影。
石の道標には江戸までの距離が書かれている。
2022年02月11日 16:06撮影 by  iPad Pro (11-inch), Apple
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2/11 16:06
かもがた町家公園を道の向かいから撮影。
石の道標には江戸までの距離が書かれている。

感想

2月から家庭内イベント盛りだくさんでドタバタしていて、週一の山通いは続けているものの、レコを書く時間がなかなか取れず。
記憶はどんどん薄れていくし、さすがにこれ以上溜まると追いつくのが大変。
頑張ろう。

ということで、長距離(当社比)キャンペーン第二弾。
遥照山からの阿部山参り!
登りは、以前、下山に使ってあまり良い印象のなかった新登山道から。
とりあえず初発見した基準点の側でラジオ体操ののちに歩き出す。
前回は気付かなかった古墳に大喜びして写真を撮っていると、小学生くらいの子供たちを連れた年配の男性がやって来られた。
他にも古墳があったはず、と言われたが、場所は分からないとのことで、残念。

岩から生えた木があったり、古墳もあったりと、こっちのルートも思ったよりも楽しいなあ、と思いつつ登る。
てか、沢沿いで石がゴロゴロしていて歩きにくかった記憶だけど、普通じゃね?
登りだからか、山ノボラーとして少しは進歩しているのか。
改めてこちらから登ってみて良かった。
しかし、ヨタヨタ進む途中で、遥照山に行って戻ってきたらしい子供たちと男性にすれ違った時、ちょっと進歩したところで元がマイナスだもんな、と実感した。

これまでは遥照山と天文台はセットで訪れていたけれど、今回は阿部山まで行くため、天文台については調べていなかった。
いつも通り、地蔵峠から天文台へ上がろうとして、臨時休館の看板に気付く。
行き止まりかもしれないから、引き返して天文台を巻く舗装路を進むべきか悩んだが、行くだけ行ってみよう!とそのまま歩を進めた。

幸い、普通に上まで行けて、トイレも使えたが、辿る予定だった阿部山への道は通行不可。
先へ行こうと思えば行けたけど、この際、こんな機会でもなければ当分寄ることはなかっただろう、地蔵岩ルートから回り込むことに。

地蔵岩ルートは一部を除いて広くて歩きやすい道で、意外だった。
見事に誰にも出会わないまま地蔵岩ヤッホー公園に着いた。
なぜにヤッホー公園なのか調べずに来ていたため、ヤッホーせずに岩へ向かってしまったのは、ちょっと心残り。

お堂やら奥の院やら岩文字やら、予想よりも遥かに多い見所に喜んでウロチョロ。
写真も撮って、満足して阿部山へと登り返す。
こちらは狭くて石もゴロゴロしていたりと、足元はあまり良くない箇所もあったけれど、手すりや階段もあって、遊歩道として整備されていた。
遠回りルートだったけど、楽しかった。

そこから予定していた道に合流し、いよいよ阿部山へ。
どうやらあまり人気のないルートのようで、踏み跡は分かるけれど、茫々の下草やら倒木やら。
遥照山エリアとは大違い。
こっち側からのアクセスはマイナーなんだろう、下山に使う神社へ降りる道はもっと歩きやすいに違いない、と希望を抱いて頂上まで歩き、三角点を写真に収めてから神社へ。

いやもう、行きに使った道なんか全く荒れているうちに入らなかったわ。
イノシシが荒ぶりまくっているのか、踏み跡も分からないくらいボッコボコ。
当然、他の登山者も見当たらず。
迷いそうになると近視眼的になるようで、にっちもさっちも行かなくなった時にあたりを見回すと、大抵、目印のリボンが見つかった。
ありがたい。
ビクビクしながらも無事に神社に向かう舗装路に辿り着けて一安心。

舗装路から神社に行く道は、参道というより普通の山道だったが、石碑から降りるのに通った道は広く、綺麗に整備されていた。
遠回りにはなるけど、歩きやすいのはそちらの方。

神社エリアでは複数の人をお見かけした。
さすがは晴明と言うべきか。
シンプルな社だったが、京都の晴明神社も小さかった記憶。
あちらでは確か灯籠に太陽と三日月の形の穴が開けられていたが、こちらはそれっぽいものは見かけなかった。

一通り説明文なども読んでから、いよいよ天空の階段に向かう。
右足がすごく痛くなっていたものの、どちらにせよ歩き続けないと帰れません。
以降はほとんど舗装路で、天空の階段経由で鴨方駅へ向かう道をひたすら歩いた。
途中、水車小屋があったり、滑岩の石文なんてのがあったり、登山口っぽいところに「この先にはこんなに素晴らしい景色が!」みたいに紹介されている写真があったり、ヤバいピカチュウ石像がいたりと、楽しませてもらった。
行く先々で地元の人の愛を感じられるのは、訪ねる方としても嬉しいもんだ。

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