小木森滝


- GPS
- 02:41
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 865m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
小木森滝見物&小木森谷を遡行することがあった場合の下見。
ダートの往古谷林道を走り、途中から小木森滝を拝み、花抜峠登山道の入り口に到着。登山道は明瞭でカモシカ?に出会ったりしながら進む。だが途中から違和感を覚える、これ小木森滝よりだいぶ標高高いとこを行ってないか?どうやら滝見道と登山道は別のものらしい。滝見道がついてるであろう南向き尾根を強引に下っていけばビンゴ、ジャストで滝見道のドロップポイントに出た。
滝見道はいったん小木森滝から離れる方向にトラバースしながら進んでいく。後で登ったときに解ったがこれは小木森滝の側壁が切れる地点まで回り込んでいるのであり、これは登りはともかく下りでノーヒントでこのルートを見つけるのは無理。大人しくピンクテープに導かれながら、実に巧みにつけられたルートだなあと感心しながら降りていく。
そして目の前に現れる小木森滝上段。goproならともかく、手持ちのスマホとミラーレス一眼では到底視界に収まりきらない規模。さらに下流右岸は圧倒的な岸壁に遮られており、これは本来クライミングの人しか到達できてはならない領域だと思い知らされる。しかしこの滝、サービスがいいことに滝壺まで降りられるばかりか右岸側に伸びるルンゼを下って下段の下まで降りられるのである。2段まとめて仰ぎ見る小木森滝は、今まで経験したことのないスケールだった。
というわけで、下段下からの眺め、滝壺からの眺めを満喫して帰路についた……といいたいところだが、なんとなんと、落ち口まで到達できるというではないか。どこまでサービス精神旺盛なんやこの滝は。ピンテの導く尾根まで戻って、トラバースではなく先に進んで谷に降りる。降りた先は数m滝の上で、右岸から容易く降りて落ち口に出る。100m overの滝の下を覗き見るのはそれだけでタマヒュンだった。しかし、こんな深山の滝の落ち口から海が見えるのは紀伊半島くらいじゃないっすかね〜?あとは本来の滝見道を戻る。ものの10分も経たぬ内に堰堤、ひいては林道に脱出できた。
周辺の地形の険しさはまさにクライマー以外を寄せ付けぬレベルのものながら林道から僅か30分足らずでアクセスできるこの大瀑布、いつかは往古川本流から遡行して到達したいものである。ケン淵滝の巻きはたぶんこなせると思うのでやはりネックは小木森滝手前の7m滝か。今回の下見で右岸巻きは到底望むべくもないとはっきりしたので、やはり左岸のか細いバンドを伝って進む以外にないのだろう。そこさえ越せたらあとは今回のルートで脱出できるのは確定したのだが……。
さて、実行に移すときはいつになるのやら。
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