丸山【期せずして初雪山】登頂ならず


- GPS
- 05:46
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 679m
- 下り
- 681m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中から積雪 |
写真
感想
あいにくの雨やら3回目接種の副反応やらで、前回の山行から2週間も空いてしまいました。
同行人が調達したジェットボイルで予行演習しては、お山に思いを馳せる日々。
やっとお天気に恵まれた休日がやってきました。
窓の大きな車両がお気に入りの特急ラビューで一路芦ヶ久保へ。
急勾配の里山歩きが続きますが、駅から直接アタックできるのが嬉しい。
やがて「あしがくぼ 山の花道」の道標が現れます。この辺りの道標はカワセミの像が載っていて可愛い。
登山口からしばらく進むと、残雪が。雪が硬くなっていて道も細いため、不安になります。
後続のご家族も想定外だったようで、引き返されていました。
我々はアイゼンなんて持ち合わせていなかったけれど、きっと陽の当たらない斜面だけだよね、と考えておそるおそる進みます。
(正確には、この時点で怖がっていたのは私だけ)
残雪の道はすぐに終わり、安堵したところで沢沿いを登ります。日陰なのに凍結していない不思議。
雪のことなんてすっかり忘れた頃に、果樹公園村に突入します。果実棚の下に続く階段はなかなか急なのだけど、牧歌的な雰囲気に足取りも軽くなります。
澄み切った青い空、ふかふかの枯芝、振り返れば雪化粧した武甲山。今日も来られてよかった!そう思う瞬間です。
‥この後に、雪の洗礼が待ち受けているなんて知る由もありませんでした。
車道と合流したあたりで、再び残雪。
コンクリの上だからしつこく残ってるのかな〜なんて呑気に考えます。でもいつまでも呑気でいさせてはくれないのがお山。
登山道は、見事な積雪です。驚きました。
(単に、事前リサーチが足りなかったのですけどね。反省より、経験のない雪山の光景に対する感動が勝りました)
雪はけっこうな深さですが、ふかふかで足を滑らすこともないだろうと、そのまま登り続けます。
茶色い地面は覆われて、白く輝く雪道にすっくと立ち並ぶ杉のコントラストに見惚れます。
空気はどこまでも澄んで、清涼です。
怖がりの私だけど、雪山にわくわくする人達の気持ちが、うん、わかる。
でも、危険を冒すわけにはいきません。
なんといってもアイゼンがないので‥山頂手前の階段で、車道から帰ることを選択。
車道沿いにベンチを見つけて、お昼にします。
せっかくのジェットボイルですが、食べたのはいつものカップヌードル。予行演習の時はパスタやらしゃぶしゃぶ(!)やらを楽しんだのだけど。山行用のお皿を買うのを忘れた、というのが理由です。
車道を進み、県民の森を過ぎるとまた登山道。
登って来た道を今度は下りるのですが‥これがつらい。
滑りやすくなった雪道で、半泣きでおっかなびっくり進む私に同行人は「横になって歩くとええで!」と声をかけてきます。
私蟹じゃないし‥と聞き流していたら、同行人は横向きですっ転んでいました。
私も二回ばかり転倒。都度、背中のザックに助けられました。慎重に、でも危なげなく進む他の登山者の方々は皆さんチェーンスパイクを装着されています。
「アイゼンつけてないすかぽんたんは私たちだけだよ! 先週モンベル行った時あれほど買おうと言ったのにー」
「アイゼンなしで雪山行くなんて、八甲田山の指揮官と同じ蛮行だし!」と同行人に怒りをぶつけます。
そうこうしているうちに、雪は姿を消し民家が見えてきました。飼われている柴犬が尻尾を振って駆け寄ってきます(きちんと長いチェーンで繋がれているのでご安心を)
緊張が解けました。
最後はずりあげうどんで締めようね、と道の駅に立ち寄りましたが、氷柱祭りが行われているからかすごい人出。券売機に並んでいる間に提供終了となりました。16時までとのこと。
仕方ないので、がたがた震えながらソフトクリームを食べて、帰りのラビューが来るのを待ちました。
・丸山山頂到達できず
・ずりあげうどん食べられず
やり残したことの多い山行でした。芦ヶ久保再訪します(季節を変えて)
あと次のお休みはモンベルでいろいろ調達します。
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