記録ID: 4024635
全員に公開
アルパインクライミング
日光・那須・筑波
日程 | 2022年02月23日(水) [日帰り] |
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メンバー |
|
天候 | 曇り |
アクセス |
利用交通機関
・車は銅親水公園の駐車場に駐車しました。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 10時間10分
- 休憩
- 40分
- 合計
- 10時間50分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
・登攀中のGPSログデータがかなり乱れてます。
コース状況/ 危険箇所等 | ▶ルート状況(2022年2/23現在のものです。) ◆アプローチ ・銅親水公園駐車場から松木川沿いの林道を上流へと歩いていきます。 ・松木沢ジャンダルムの正面まで来たら松木川を飛び石で渡れそうなところから渡ります。(飛び石できないときは靴を脱いで渡渉します。石が凍っているときはスリップ注意!) ・松木沢ジャンダルムの基部までノートレースの雪面を膝下〜太ももラッセルで登っていきます。(雪が無いときは踏み跡を辿っていけます。) ◆中央壁中央ルンゼルート(+ 140m)(ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは個人的な感想です。) 全体的に ・雪が付いていて大幅に難易度がアップしていました。 ・除雪しながらの登攀だったので大幅に時間がかかりました。 ・ホールドを掴んで登るよりはフッキングを使って登ったほうが楽なところもあります。(ホールド掴めないところもありました。) ・残置支点は少ないのでカムやナッツ、灌木等で中間支点を取っていきます。 1P目(リード) ・中央ルンゼ取付からルンゼを登ります。ルンゼが狭くなりチョックストーンが出てきたところで右側の壁へ登ると終了点を終了点があります。 ・雪が付いて嫌らしい感じでしたが余裕をもって楽しみながら登れました。 ・終了点は錆びたリングボルト2つ。 2P目(フォロー) ・出だし核心。その後、岩壁に突き当たるまで登ってから左へ進路を取りルンゼから出る。ルンゼを抜けると視界が開け正面にクラックのある壁が見えるので、そこで終了点を構築してもいいし手前の灌木で終了点を構築してもよい。 ・ピッチ間がロープいっぱいになるわけでもなかったのですが、風の影響なのか地形的な問題なのかお互いのコールが聞こえないところでした。 ・終了点は灌木にスリングを巻いて構築。 3P目(リード) ・バンドをラッセルしながら左上します。 ・コンテで登っても問題ないですがスタカットで登りました。 ・終了点は灌木にスリングを巻いて構築。 4P目(フォロー) ・4P目の大スラブは終了点を構築した灌木すぐ上のクラック(直上ルート)を中央ルンゼルートのクラックだと勘違いしてIさんにそのルートを登るように指示。Iさんが登り始めましたが傾斜が緩く序盤から除雪が大変そうだったので左の雪の付いてないクラック(左ルート)を登ったほうが良いとIさんにすすめました。 ・Iさんは左ルートのクラックを途中まで登りましたがその上は難しいと途中のバンドから直上ルートのクラックへトラバース、更に中央ルンゼルートのクラックへトラバースしてそこを登ろうとしましたが登れそうにないと下りてきて直上ルートのクラックと中央ルンゼルートのクラックの間のバンドに終了点を構築しました。 ・左ルートは除雪しないとカムがセットできないので時間がかかってました。 ・終了点は角岩に巻かれた残置スリングとハーケン1枚を打ってそこからとったスリングで構築。 5P目(リード) ・4P目終了点から中央ルンゼルートのクラックの様子を見に行きましたがバック&フットで登れば登れそうでしたがIさんがフォローでも厳しいかもと言ったので左上して左ルートの終了点を目指しました。 ・中間支点は灌木とカムで構築しましたがスラブでホールドも乏しく痺れました。 ・終了点は直上ルート4P目の終了点を使用。(ハンガー1つとリングボルト3つ) 6P目(リード) ・Iさんに終了点の上の階段状を登ってコブシ岩下のバンドにある終了点でピッチを切るように指示。Iさんがリードで登り始めましたが除雪してばかりでなかなか高度を上げられなかったので時間も遅くなるのでリード交代。 ・私も階段状に行ってみましたが想像してたより悪く中間支点が取れなかったので(以前登った記憶では簡単で支点も出だしの灌木ででしか取らなかったと思います。)そのラインからの登攀は断念して左ランぺルートのラインへトラバースしてそこを登りました。左ランぺルートのクラックはA0を交えて突破しました。 ・終了点は灌木にスリングを巻いて構築。セカンドビレイの支点はカムを3本使って構築。(何回も屈曲しながら登っていてロープの流れが悪くなっていてロープ引き上げが困難だったため終了点と違う位置にセカンドビレイの支点を構築しました。) 7P目 ・今回は時間がないのでコブシ岩は登らず左側から巻いてコブシ岩の頂上に出ました。 ◆下降 ・右壁のルンゼを歩いて下りていき最後の方でフィックスロープを使って2回懸垂下降して下山。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年02月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 50mダブルロープ アイスアックス×2 アルパイン用クイックドロー×6 捨て縄 その他登攀装備1式 |
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共同装備 | カム♯0.4〜4.0×1セット リンクカム×4 ナッツ小×適宜 ナッツキー ハーケン×3〜4 ファーストエイドキット ツエルト |
写真
撮影機材:
感想/記録
by yama_pound
今回の山岳会メンバーIさんと谷川岳の一ノ倉沢衝立岩中央稜へ行くつもりでしたが当日までの降雪量や当日の天気を見て前日に中止決定。代わりに転進して松木沢ジャンダルムを登りに行ってきました。
Climbing
ヾ響
・2/19にウメコバ沢中央岩峰正面凹角ルートを登りに行った時に松木沢ジャンダルムが雪たっぷり状態になっていたのを見ていたので難易度アップして楽しめるのでは?と転進先に提案するとIさんからOKをもらえました。雪が付いて難易度がアップしていると思ったので簡単な中央壁中央ルンゼルート、中央壁右ルート、右壁2段チムニールートのうち適当に2本登ろうと計画しました。
・雪が付いてももともとが簡単なルートなので2本は登れるだろうと思ってましたが想像より手強く除雪もあり1本登って時間切れでした。
・フッキングを織り交ぜながらの登攀でしたがやはり面白かったです。痺れる感じが癖になります。
・大スラブから上は登れるところを適当に繋げて登りました。6P目の左ランぺルートのクラックはA0を交えて突破しました。まだまだ力不足です・・
反省
・6P目は何回も屈曲しながら登ってしまいロープの流れが悪くなってしまいました。(途中、安定しているところでロープを登る分だけ両手で引っ張ってたるみを作ってから登りました。)もう少し工夫が必要だったと思います。
Climbing
ヾ響
・2/19にウメコバ沢中央岩峰正面凹角ルートを登りに行った時に松木沢ジャンダルムが雪たっぷり状態になっていたのを見ていたので難易度アップして楽しめるのでは?と転進先に提案するとIさんからOKをもらえました。雪が付いて難易度がアップしていると思ったので簡単な中央壁中央ルンゼルート、中央壁右ルート、右壁2段チムニールートのうち適当に2本登ろうと計画しました。
・雪が付いてももともとが簡単なルートなので2本は登れるだろうと思ってましたが想像より手強く除雪もあり1本登って時間切れでした。
・フッキングを織り交ぜながらの登攀でしたがやはり面白かったです。痺れる感じが癖になります。
・大スラブから上は登れるところを適当に繋げて登りました。6P目の左ランぺルートのクラックはA0を交えて突破しました。まだまだ力不足です・・
反省
・6P目は何回も屈曲しながら登ってしまいロープの流れが悪くなってしまいました。(途中、安定しているところでロープを登る分だけ両手で引っ張ってたるみを作ってから登りました。)もう少し工夫が必要だったと思います。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 足尾銅親水公園 (700m)
- 銅親水公園入口BS (747m)
- コブシ岩の肩
- 遊動楽舎・みちくさ
- 松木沢中央ルンゼ基部
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