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Yamareco

記録ID: 4025441
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

青白き氷瀑・雲竜渓谷(日光)に感激!(終盤近し)

2022年02月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
12.4km
登り
842m
下り
823m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
1:11
合計
6:03
8:33
21
スタート地点
8:54
8:54
51
9:45
9:50
9
☆堰堤上広場
9:59
9:59
18
10:17
10:17
5
10:22
10:36
18
☆建設中堰堤
11:44
11:59
18
12:17
12:38
10
☆氷柱裏(避難基地)
13:09
13:09
16
13:25
13:26
9
13:35
13:38
46
14:24
14:24
12
14:36
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・二駆のため最終駐車場(入口ゲート)1km手前の砂利駐車場(10台未満駐車可)に止めました(ゲートまでは四駆が無難かと思います)。私が停めたところまでは路面凍結はほぼありませんでした(そこから入口ゲートの間にやや急な凍結区間がありました)
・車以外では日光駅から予約タクシーがあるようです。バスはありません。徒歩だと日光駅から入口ゲートまで約5kmです
コース状況/
危険箇所等
【2022年2月24日の状況です】
①駐車場、登山口から巨大な日向砂防堰堤:高巻きの左岸を行きます。雪は薄いですが、随所でコチコチの凍結があります。

②堰堤から林道そして建設中ダム(堰堤):巨大堰堤上流から林道に上がる階段は固い雪で滑り台状態(回り道の別ルートあり)。林道はサクサク。再び沢におりると、せせらぎを横に快適な雪中散歩となります。

③建設中堰堤から最後の沢の階段:別の小さな堰堤を高巻きすると、またせせらぎに出ます。しばらく進み小川を渡って対岸(右岸)を登り林道に出ます。小川を渡らずにせせらぎ沿いに行くと氷瀑が出てきます。たださらに沢を詰めると、また別にある堰堤横にある急登を行かねばなりません(私は急登組でした^_^)

④最後の沢(雲竜渓谷)の階段(下降地点)から雲竜瀑(滝壺):最後の沢に入るにはやはり滑り台状態の階段を降ります。広く緩やかな雲竜渓谷を進むとついに氷柱が次々登場。雪道はモフモフ。見どころが続きます。雲竜瀑にたどり着くには、急坂を直登しさらにトラバースします。ここは要注意。そしてラスボスの氷瀑滝壺に到着です

*復路:日向砂防ダム分岐から巨大堰堤に降りず、林道をそのまま進みました。滑り止め無しだとカチカチの氷に注意しないといけないかもしれません。
その他周辺情報 ・下山後、鬼怒川温泉まで足を延ばして日帰り温泉いただきました(志季大瀞、650円)。露天もありいいお湯でした
最終駐車場(入口ゲート)1km手前の砂利駐車場に停めました、10台弱まででしょうか。ここまでは二駆で楽に来られます
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最終駐車場(入口ゲート)1km手前の砂利駐車場に停めました、10台弱まででしょうか。ここまでは二駆で楽に来られます
ゲートまで林道歩き。黒いところも凍ってます。ツルツル。チェンスパ忘れ、12本爪アイゼンのみなので、しばらく滑り止め無しで
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ゲートまで林道歩き。黒いところも凍ってます。ツルツル。チェンスパ忘れ、12本爪アイゼンのみなので、しばらく滑り止め無しで
最終駐車場(入口ゲート)まで20分。ここまで車で来るならやはり四駆かな
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最終駐車場(入口ゲート)まで20分。ここまで車で来るならやはり四駆かな
砂防堰堤次々と造ってます。これから通る日向砂防堰堤は最大規模らしいです
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砂防堰堤次々と造ってます。これから通る日向砂防堰堤は最大規模らしいです
ヤマレコでおなじみのスロープからスタート
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ヤマレコでおなじみのスロープからスタート
目指す方向の先に女峰山。巨大堰堤?日向砂防堰堤)の上流で左岸から右岸へ渡ります
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目指す方向の先に女峰山。巨大堰堤?日向砂防堰堤)の上流で左岸から右岸へ渡ります
巨大堰堤の上流で右岸に渡ってから、林道に向かうため階段を登り振り返ります。手すりがしっかりあるのでOK、とノーアイゼンのまま。体力削られました
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巨大堰堤の上流で右岸に渡ってから、林道に向かうため階段を登り振り返ります。手すりがしっかりあるのでOK、とノーアイゼンのまま。体力削られました
林道に出ました。サクサクです。無人の雪上ウォーク、嬉しいかも
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林道に出ました。サクサクです。無人の雪上ウォーク、嬉しいかも
林道から沢におります。そして建設中の堰堤。ここでようやくアイゼン装着
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林道から沢におります。そして建設中の堰堤。ここでようやくアイゼン装着
建設中堰堤の先でいよいよ氷柱出現。青いです。素敵(この先行き過ぎるとすごい急登を登る羽目になります)
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建設中堰堤の先でいよいよ氷柱出現。青いです。素敵(この先行き過ぎるとすごい急登を登る羽目になります)
ニョキニョキ
ダム横急登でまたダメージを受けましたが、最後の沢(雲竜渓谷)に入りました。いよいよです。ここは白糸の氷柱みたいな。いい感じ
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ダム横急登でまたダメージを受けましたが、最後の沢(雲竜渓谷)に入りました。いよいよです。ここは白糸の氷柱みたいな。いい感じ
雲竜渓谷はまさに氷の神殿。色が出てないですがやはり青いです
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雲竜渓谷はまさに氷の神殿。色が出てないですがやはり青いです
たくさん氷柱が落ちてます
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たくさん氷柱が落ちてます
落ちてきた氷柱が路上に立っていました
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落ちてきた氷柱が路上に立っていました
鋭利な氷柱たち。青白い凶器
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鋭利な氷柱たち。青白い凶器
氷の裏に入りました
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氷の裏に入りました
お見事です
氷の神殿が続きます。大きい
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氷の神殿が続きます。大きい
刺さったら。まあ無事では済みません
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刺さったら。まあ無事では済みません
トゲトゲ。でも氷柱より岩が勝り始めてる?
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トゲトゲ。でも氷柱より岩が勝り始めてる?
雲竜瀑が登場。その直前、風が強く下りのトラバースは強風に煽られて少し大変。人との比較で氷瀑の高さが分かります
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雲竜瀑が登場。その直前、風が強く下りのトラバースは強風に煽られて少し大変。人との比較で氷瀑の高さが分かります
雲竜瀑です。ラスボス感満載。氷柱がそれなりに落ちてますので、僅かに細ってるのかも。
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雲竜瀑です。ラスボス感満載。氷柱がそれなりに落ちてますので、僅かに細ってるのかも。
でかい。真下から見上げます。ここをクライミングする人がいるとは...
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でかい。真下から見上げます。ここをクライミングする人がいるとは...
雲竜瀑の先、少しだけ進みました。こんな感じです。戻りながら引き続き楽しみます
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雲竜瀑の先、少しだけ進みました。こんな感じです。戻りながら引き続き楽しみます
最後に自然が織りなす巨大オブジェをもういっちょ
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最後に自然が織りなす巨大オブジェをもういっちょ
渓谷を氷瀑の位置から見下ろします。左の高巻きがルートです
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渓谷を氷瀑の位置から見下ろします。左の高巻きがルートです
下山しはじめています。昼だ、お腹すいた。この氷の裏にやや広いスペースがあります
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下山しはじめています。昼だ、お腹すいた。この氷の裏にやや広いスペースがあります
中に入って座りました。中から外を眺める。秘密基地みたいです
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中に入って座りました。中から外を眺める。秘密基地みたいです
人もいないのでランチに。風もなく快適(ラーメン、フレンチトースト、コーヒーでした)
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人もいないのでランチに。風もなく快適(ラーメン、フレンチトースト、コーヒーでした)
下りの林道に砂防堰堤展望台(日向山展望台)がありました。ベンチだけでなく、無料双眼鏡もありました。案内板にはこの巨大堰堤は日本最大と書かれていました。そして今日いちばんの女峰山を最後に拝むことが出来ました
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下りの林道に砂防堰堤展望台(日向山展望台)がありました。ベンチだけでなく、無料双眼鏡もありました。案内板にはこの巨大堰堤は日本最大と書かれていました。そして今日いちばんの女峰山を最後に拝むことが出来ました
その林道経由で最後の駐車場におりました。あと1km林道歩きでわが車に着きます。お疲れ様でした
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その林道経由で最後の駐車場におりました。あと1km林道歩きでわが車に着きます。お疲れ様でした
鬼怒川の入口にある志季大瀞。いい温泉でした
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鬼怒川の入口にある志季大瀞。いい温泉でした

感想

7-8年前から気になっていた雲竜渓谷にようやく行くことが出来ました。女峰山の懐奥深くにある大きな氷瀑も氷柱渓谷が織りなす自然の造形。例年になく氷がしっかりしていると聞いていましたが、その甲斐あってか遅いスケジュールでも間に合った〜。

氷柱たちは白く青く。そして氷の神殿の異名通りクライマックスのエリアは氷柱の展示場。ダイナミックでした。ラスボスの雲竜瀑は百聞は一見にしかずという。自然の芸術に感激。雲竜の人気の理由が分かりました。

とはいえ大きな氷柱がたくさん落ちていました。初めて来たのでなんとも言えませんが、そろそろ終盤かもしれません。

道中は氷と雪だらけとのことで、チェンスパだけでなく、12本爪アイゼン、ヘルメットにピッケル持参です(チェンスパはザックに入れ忘れてしまいました)

標高が低いところは雪がなくても凍結していたりしました。巨大堰堤(日向)からは一気に白くなります。雪は引き締まっており、滑ることはありませんでした。キュッきゅっといい音出していスノーウォークを楽しめました。

『軽アイゼン(チェーンスパイク)→10〜12本爪アイゼン』など使い分けが安全そうな傾斜と路面状態でした。階段が滑り台になっていてそこをアイゼン無しで登り降りしたのはダメージありました。強風に煽られながらのトラバースも...。とはいえピッケルまでは不要かと思いました。

コロナ監禁で身体が鈍りまくっていて、冬山は回避したい感じ。この日も疲れました。そんななか安全に。スリップも転倒も怪我も事故もなく帰宅できたことに感謝です。

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2/5
体力レベル
3/5

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