蒜山 厳冬期フルラッセル！

2022年02月25日(金) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 7.7km
• 登り: 729m
• 下り: 721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:40

9:08 スタート地点
9:32 9:32 上蒜山登山口
11:23 11:24 下福田山
11:41 11:42 槍ヶ峰（八合目）
12:27 12:28 上蒜山
12:35 12:40 上蒜山三角点峰
12:56 13:03 上蒜山
13:28 13:29 槍ヶ峰（八合目）
13:38 13:38 下福田山
14:33 14:34 上蒜山登山口
14:51 ゴール地点

天候

午前は曇り、昼から太陽が出てきました🌤
風はほとんどなく、穏やかな天気でした。
北側、大山の1,500m以上は終始ガスがかかっていました。
近いのですが、標高と位置が違うため、蒜山と大山では天気がまるで違うようです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【スタッドレスは必要】
岡山空港より、津山を挟んで蒜山駐車場入り口まではノーマルタイヤでも大丈夫なくらい、道路上の除雪・融解されていました。
しかし冬タイヤ規制が出ており、側道や駐車場内はカチコチで、早朝は溶けでた雪が凍っているため、スタッドレス必須です。

【駐車場】
夏季駐車場は雪に埋もれています。
蒜山スキー場駐車場へは斜面がキツく、除雪されていないため、ほとんどの車は除雪された場所で、空いている場所を探すしかありません。実質1・2台程度です。

【所要時間】
岡山桃太郎空港→津山　下道約1.5h
津山→蒜山駐車場　高速道路約1h

前々日に徳島と高知県境の三嶺(みうね、1,894m)に登り、移動日を挟んで、本日に至ります

コース状況／危険箇所等

【全行程、膝丈以上のラッセル】
2/25金朝、駐車場より登山口までは薄いトレースがありましたが、登山口で引き返していました。

登山口〜730mまでは杉林の急登を、ルートファインディングしながら、膝から腰丈のラッセルになります。
ここがフィジカル的には最もキツい。

730〜930mまでは樹木が減りますが、急登は続きます。
930m〜1,000mまでは雪崩、滑落注意。雪庇を越えて、別の尾根に出ます。
1,000m以上は大きく迫り出した雪庇や、踏み抜きに注意。雪崩の前兆箇所が多数ありました。

蒜山〜上蒜山まで10分程度で到達出来ます。
上蒜山からは日本海が見下ろせます。

その他周辺情報

駐車場隣りにコテージがありますが、冬季休業。
蒜山エリアには何店か営業しているお店はありました。

写真

2/25 9:11

気温は2℃。
登山口まで900m地点から始まる。
薄っすらトレース。ありがたい

2/25 9:15

だいぶ埋まった標識。

2/25 9:20

氷柱の長さが寒さを象徴しています

2/25 9:27

予報は晴れ、でしたが曇っています

2/25 9:27

ないより良いが、一歩踏み出すごとに10cmくらい沈む

2/25 9:52

トレースは登山口で折り返していました。
登山口に入った途端、ふくらはぎまで埋まる

2/25 9:52

膝のラッセルは消耗する。
どこまで続くんだろう…という気が過ぎる。
最後まで、です

2/25 9:59

この斜面がキツかった…！
腰まで埋まるので、ジグザグに進みます

2/25 10:12

やっと杉林の急登を抜けた。
どうやら2合目らしい。
よく積もってるなぁ

2/25 10:39

広い斜面に出ましたが、右側はどこまでが陸地か判断しかねる

2/25 10:47

あの尾根に出る前の斜面が怖そう

2/25 10:51

傾斜がうまく表現できないが、左側は落ちたら止まらない

2/25 10:53

さぁ、半分まできた！

2/25 11:09

尾根に上がると、更に上に雪庇が見える

2/25 11:13

意外と長い。けど、距離は有限

2/25 11:26

一つの雪庇を抜けても、次から次！
今度は雪崩そうな斜面

2/25 11:32

んー近寄りたくないが、近寄らざるを得ない

2/25 11:34

こわいねーハマったら上がれない

2/25 11:41

広い斜面に出る
下りは要注意

2/25 11:48

ピークが見えた！
が、距離が詰まらない

2/25 12:07

ついつい、よそ見

2/25 12:08

尾根伝いの道

2/25 12:12

ついつい、よそ見2

2/25 12:14

これ、雪崩の前兆だろうか
BCの跡には見えない…

2/25 12:24

青空、キタ！！
樹氷にはよく似合う

2/25 12:24

陰影も美しいね

2/25 12:26

やっぱり晴れてないとね

2/25 12:28

大山はまだ雲の中…

2/25 12:36

頂上！(GPS上、標識は埋もれている)

晴れは嬉しいけど、雪庇や雪の変化が気になる…

2/25 12:43

上蒜山からは日本海が見下ろせました

2/25 12:43

陰影ー！

2/25 12:46

美しく迫力

2/25 12:48

何枚でも撮ってしまう

2/25 12:48

豪雪地帯なのね

2/25 12:55

ピークに戻って、セルフィー

2/25 13:00

さぁ、そろそろ戻ろうか

2/25 13:01

気温は上がり続けている、風もない

2/25 13:04

光の梯子が綺麗

2/25 13:08

雪庇を避けて、木の間を歩きます

2/25 13:09

この尾根、光に照らされて、とても良かった

2/25 13:10

蒜山の街を見下ろす

2/25 13:11

山があるおかげで、米子とも天気が違う

2/25 13:11

この斜度が写真で表現できない

2/25 13:17

静か。これだから雪山はやめられない

2/25 13:17

何枚でも撮ってしまう2

2/25 13:18

トレースオントレース

2/25 13:18

進もう

2/25 13:19

ずっと尾根歩きのルートだ

2/25 13:19

ONE

2/25 13:21

どこまで踏んで良いか分からない

2/25 13:21

やっぱり天気が1番

2/25 13:21

天国への階段感

2/25 13:22

風がなくてよかった

2/25 13:26

綺麗だ

2/25 13:30

トレースがビビりを物語っている

2/25 13:32

ここは絶対にハマってはいけない

2/25 13:40

蒜山の街を一望

2/25 13:47

冬は閑散としていたが、別荘も多く、夏はどんななんだろうか

2/25 13:49

おりるよ

2/25 13:49

オーバーハングの雪庇を越える。難儀

2/25 13:50

この開けた斜面がこわかった

2/25 13:52

結構な斜面、落ちたら止まる気配なし

2/25 13:53

木に沿って進む

2/25 14:04

この辺りはふくらはぎくらいまで

2/25 14:08

木の間を抜ける

2/25 14:10

おりよう

2/25 14:13

よく登ってきたよ

2/25 14:16

杉林が綺麗だったけど、暖かくなって落雪が凄かった

2/25 14:19

これも好きな一枚

2/25 14:20

幾何学

2/25 14:27

場所によっては膝まで

2/25 14:29

登山口！！

2/25 14:30

帰ろう

2/25 14:48

駐車場入り口まできた

2/25 14:50

このスペースに2台ほど、駐車可

2/25 14:51

ご覧の通り、夏駐車場は埋まっています

2/25 15:53

隈研吾、企画・制作

2/25 18:23

【オマケ】大山鳥とネギトロ(@米子　オーシャン)

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

akiall

200名山の蒜山。レコードがなかったため、行けるところまで…と思ってトライ。
雪庇や斜面の緊張感も連続してあり、いつの間にか楽しんでいた。
トレース無しの気持ち良さも味わえた。

この時期にトライされる方は、ピッケルは勿論、フル装備で臨まれ事をお勧めいたします。
3月には雪崩の巣になりそうで、今後行かれる方は前の週からの天気と気温にご注意ください。

今回のコースは尾根伝いで、とても気持ちよく登れました。