鶴寝山


- GPS
- 06:08
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 887m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
拝島06:05青梅線〜青梅06:23 青梅06:35奥多摩行〜奥多摩07:18 奥多摩駅07:25西東京バス・奥12小菅の湯行〜小菅の湯08:25 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部はツボ足。トレースのないところも結構ある。 |
その他周辺情報 | 小菅の湯750円。1/2村人カードで650円。今はコロナで時間制限なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
カメラ
マスク
クッカー・ストーブセット
トレッキングポール
軽アイゼン
老眼鏡
近視眼鏡
登山靴を入れる袋
下山後に履き替える靴
心拍数計
サーモスにお湯
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感想
さて今日は。天候やら個人的な理由やらで延期して、何度目かの登山日和に決行。明日午前中は風が強まり、行くなら今日。
4時には起きて支度。家で朝ご飯食べて歯を磨いている時間はない。最寄りの駅の24時間スーパーでお昼のおにぎり調達。で、朝から牛丼、と勇んで入ったら、ただいまの時間はお持ち帰りのみですって。何時まで?5時までですって。それじゃぁ予定の電車に乗れない。で、再びスーパーに取って返して朝食おにぎりとお茶。駅のベンチで朝飯おにぎり。
青梅で乗り換え時間があり、トイレ。プラットホーム奥多摩寄りにあり。
駅に着いたら強制的にドアを開けるのだけれど、単線で行き違いの電車を待つときは手動ボタンで開け閉めできる。けど、しばらくコロナで乗客のドア扱いできない様に開けっぱなしだったせいか、皆閉めるのを忘れがち。寒いじゃん。
奥多摩でのバスへの乗り換えはあまり時間なくそのまま小菅の湯行きに乗車。空いてる。バスの中で靴を履き替える。ワークマンからLa Sportivaへ。終点まで乗っていたのはぼくだけ。
ワークマンシューズや下山後の温泉着替えを預けられないかとコインロッカー探したけど道の駅小菅付近にはなし。致し方なく全部担いで行く。
林道は所々凍結。雪が溶けては夜の間に凍ったのだろう。透明っぽい氷が一面を覆っている箇所あり。凍っていないところや、杉の葉が落ちてる辺りを選んで歩く。
で、林道終点。2年前の積雪直後に来たときは、上の分岐までチェーンアイゼンつけないで登った。が、今回は林道終点で装着。結構積もってそうだし。と歩いていたら、いきなりツボ足。これは2年前の3月とは違うぞ。足の指先も冷たくなってくる。今日は冬靴で来るべきだったか。
坂が急になり、尾根筋まではさして雪は深くない。谷筋沢筋は雪が溜まりやすいのだろう。
で、2年前にチェーンアイゼンを着けた分岐。ここからは雪が深くなるはず。予想通り、その手前から再びツボ足。で、所々硬い雪の塊が落ちているのに気づく。どうやら上から落ちてきたらしい。あ、小規模な雪崩だ。こういうのが上から落ちてきて当たったらバランス崩して滑落してしまう。こういうところは上を時々見ながら通過。
梯子が掛けてある場所は山側にトレースがあり、できるだけ谷側から遠いところを歩く。
沢筋を左に折れ、いよいよ核心。道幅は狭くなり、雪は深い。
トチノキの巨樹は健在。揺るぎなく立っていた。
「キャン」と声がした上部を見ると鹿が何頭か逃げていく。人間に驚いて警告を発したか。
そこから先、少し行くとトレースが無くなる。こんな時期にこんな山に来る酔狂はぼくだけなのか。皆諦めて引き返したのか。夜の間の風でトレースを覆い隠したのか。30-40cmの積雪の中、ツボ足で一歩一歩体重を掛けて良いか確かめながら進む。ラッセルとまではいかないのだろうけれど、足を上げ下げするのが結構辛くなってくる。左に木が生えているところ、雪が比較的薄いところで休憩。水を飲んだりヤマレコマップで現在地を確かめたり。分岐から山沢入りのヌタまでまだ半分じゃん。これは計画通りの時刻には着かないかもしない。それでもゆっくり一歩一歩。焦りは禁物。けど、帰りは一部周回をやめてピストンで降りてこようか、松姫峠から車道を延々降りようかと計画変更を考える。それより、どこかでこのまま引き返す判断も必要か。山側に足を置こうとすると雪深く、谷側ではマージンが少なく感じる。と、雪の上に一本の筋があり、その辺りを境に下が比較的固かったり、雪が深かったりするのに気づく。下にあるはずの登山道の影響か。過信はいけないけど、この筋は参考になった。
と、再びトレースが出てくる。ということは、風がトレースを覆い隠したってことか。来し方をパチリ。
あとは段々歩きやすくなり、山沢入りのヌタ到着。驚いたことに、0.9倍で計算した時間通りだった。
ここから南側斜面の日向のみち方面へはトレースがあり。巨樹のみちへは完全にトレースなし。ツボ足確定。ここは左でしょう。比較的平坦だし。
冬の雪道は夏道と違うとは知っていたが、確かに。登山道なんざさっぱりどこだかわからない。我が道をゆく。時々トレースが交差して、皆思い思いに歩いているのがわかる。ツボ足の連続で足が攣ってきた。芍薬甘草湯を飲んで暫し休憩。山沢入りのヌタまでよりも、巨樹のみちの方が時間が掛かった。富士山が見えてくる。
鶴寝山山頂からよく見える。今日は、裾野に霞があり、ぼうっとしたところからハッキリ浮かぶ富士だった。手前の雪混じり濃い森林との対比も良い。
ベンチは雪を払ってあったのか、乾いている。腰掛けてお昼の支度。山頂は吹きっさらしで、風のない今日でも割合風が吹く。防寒着を羽織ってサーモスのお湯を温めて無印の海苔とめかぶの味噌汁。うまい。風が強くてアルコールストーブの熱があまりうまく伝わらなかったのか、キリマンジェロはちょっとぬるめ。
当初予定した帰りのルートは、登ってきたルートよりも人があまり歩いていないルートの可能性あり、所々道幅が狭くて斜めってる箇所があったのを思い出し、周回ルートは取らないことにした。松姫峠に降りて車道を歩くルートも考えたが、車道とは言え、この時期除雪していない可能性があり、長い距離を降りるよりも来た道を降りる方が早くてより安全だと判断。ピストンで降りることにした。
ただ、山沢入りのヌタまでは、南側の日向のみちで行ってみることにした。所々雪が溶け、落ち葉が顕になっている箇所も多かった。動画を撮る余裕もあり。
山沢入りのヌタからは、トレッキングポールを1本短めにして山側に突きながら用心して降りる。山側の足を山側に向けて。下りで谷側の足を谷側に向けると、体が谷側に向くし、谷側の足がフラットに置けなさそうで危ないんじゃないかと思った。もうちょっと色々調べて実践してみないと。
下りも結構時間を要し、2時間半掛かったと思っていた。実際には2時間と少しだった。
薪ボイラーに変わったという小菅の湯に浸かり、ビール。Far Yeastの源流ホワイト。
翌日筋肉痛になった。山でもあまり使わない筋肉をツボ足で使ったか。
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