28回目の鷹ノ巣山は雪質に苦戦（峰谷→三ノ木戸林道経由で奥多摩駅）

2022年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,612m
• 下り: 1,869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:32

8:22 峰谷バス停
9:08 9:15 浅間尾根奥口
9:34 9:34 浅間神社
10:43 10:43 鷹ノ巣山の水場
10:49 11:03 鷹ノ巣山避難小屋
11:30 11:42 鷹ノ巣山
11:59 12:00 水根山
12:23 12:23 石尾根城山
12:31 12:34 カラ沢ノ頭
13:10 13:11 六ツ石山分岐
13:40 13:53 三ノ木戸林道分岐
14:43 14:47 三ノ木戸山林道終点
15:18 15:18 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
15:54 奥多摩駅

天候

2月下旬とは思えない快晴。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

▼行き
05:03発 板橋ー 08:18 奥多摩
乗換3回（池袋・新宿・立川） 1,265円
07:41発 奥多摩駅＝ 08:18 峰谷
西東京バス　割引運賃 304円
▼帰り
16:18発 奥多摩ー 18:02着 板橋
乗換1回（新宿）1,265円

本日の交通費　2,834円

コース状況／危険箇所等

登山道は残雪の状態が悪く、積雪期の奥多摩としては記憶にないほどに歩きにくかった。

●峰谷バス停〜奥登山口
車道は一部凍結。山道も枯れ葉の下が凍ってたりして気を使います。

※峰谷バス停の水洗トイレは凍結のため使用不可。

●浅間尾根
下部の巻道など凍結箇所がいやらしく残り、チェーンスパイクは「必須」。
私は浅間神社手前の水道施設のところで、チェーンスパイク装着。以後、三ノ木戸登山口の手前の木橋のあたりまでつけっぱなし。
今日は浅間尾根の登山者が非常に多かったのですが、見た限りはすべての登山者がチェーンスパイクをつけていました。

※避難小屋下の水場は冬枯れで一滴も出ていません。

●石尾根
積雪は0〜40cmとまちまち。雨が降った影響なのか、雪がしまって非常に歩きにくいです。トレースの足形に足を取られてバランスを崩しやすく、歩いていて非常に疲れます。
※トレースは概ね尾根通しについています。城山周辺は夏道は若干巻き気味についているのですが、今日は城山〜涸沢の頭までは完全に尾根通しを行く形でした。
※水根分岐〜将門馬場の巻道は雪に足を取られて転落事故の危険があります。体力はきついですが、積雪期は尾根通しを行くのが間違いありません。

狩倉山の長い下りはほぼ土が出ていました。

●三ノ木戸林道への下り
今回は石尾根下部のひどいぬかるみが懸念されたため、三ノ木戸林道へと下山しました。途中までは残雪あり。南側が切れ落ちているところもあり、神経を使います。

●羽黒三田神社経由のショートカット
残雪は一切なく普通に歩けました。道は相変わらず荒れていますが・・。

写真

2/26 8:22

冬はガラガラの峰谷行き・・・と思いきや、トイレに寄っている間に座席は埋まり、奥多摩湖まで座れませんでした。峰谷で下車したのも10人を軽く超えていました。
※写真の通り峰谷バス停のトイレは使えません！

2/26 9:06

今朝は穏やかな快晴です。2月も下旬となると、夜明けも早くなり、その結果鷹ノ巣山につく頃には雲が増えていることが多いのですが、今日のこの天気は何時くらいまで持つのかな？

2/26 9:10

気温はまだ低いですが日差しは強く、春を感じます。

2/26 9:27

浅間神社手前の水道施設のところで、チェンスパ装着！2代目チェンスパは今日がデビュー戦です。（初代は昨年の白毛門で破損し、9年間の役目を終えました）

2/26 9:32

とおもったら、チェンスパ装着のときにカメラを落としたようで、親切な方が拾って持ってきてくれました。この場を借りて御礼申し上げます。

2/26 9:34

日蔭名栗山が見えています。この山も最近行ってないなあ。

2/26 9:37

雪は凍っていて、チェーンスパイクがジャストフィットします。チェーンスパイクがない時代は雪山でチェーンアイゼン系のアイテムをいろいろ試したのですがどれも決めてがなく・・・。モンベルは本当にいいものを発明してくれたものです。

2/26 10:03

植林帯を抜けて、シイタケ畑（年々拡大中）を行きます。

2/26 10:43

避難小屋下の水場。完全冬枯れで一滴も出ていません。これだけ雪があっても気温の低い日が多いとだめなんですね。

2/26 10:47

鷹ノ巣山避難小屋に着きました。今日は寒暖計のチェックを忘れてしまいましたが、暑くもなく寒くもなく風も弱く絶好の登山日和なのは間違いありません。

2/26 10:48

2/26 11:03

日蔭名栗山。

2/26 11:03

雪景色は気持ちいいのですが、吹き溜まった雪が固まってかなり歩きにくいです。

2/26 11:12

11時を回っていますが、まだ視界はクリアです。

2/26 11:23

左に日蔭名栗山と奥に飛竜山〜雲取山の奥秩父主脈

2/26 11:23

塩見岳〜仙丈ヶ岳。南アルプスの峰々もくっきりと見えています。

2/26 11:24

中央に大菩薩嶺。大菩薩の右に赤石岳〜仙丈ヶ岳までの南アルプス。鷹ノ巣山は避難小屋〜頂上間が至高なのです。

2/26 11:25

白根三山と、手前に鳳凰三山。

2/26 11:27

谷川連峰を鷹ノ巣山から確認したのは今日が初めて。左端の仙ノ倉〜万太郎〜谷川岳。それにしても谷川の白さは本当に濃い。

2/26 11:28

浅間山もバッチリ見えてました。

2/26 11:28

浅間山の見える位置ですが、この写真のように芋の木ドッケから、長沢背稜を東にたどっていくと見つけることができます。

2/26 11:32

そして、28回目の鷹の巣山頂到着。

2/26 11:31

何度も見た景色のようであり、今日しか見ることのできない景色でもあります。

2/26 11:31

大岳山・御前山方面も視界はクリアです！

2/26 11:32

2/26 11:33

富士山が宇宙に向かって飛んでいきました。

2/26 11:33

というのは冗談でも、富士山がキレイに雲の上に浮かんでいました。

2/26 11:32

引きで見るとこんな感じ。赤指尾根ってちょっと不気味に見えますね。猗窩座さんが住んでいても不思議ないです。

2/26 11:40

三頭山。

2/26 11:38

空の青さも今日は最高でした。

2/26 11:41

下山します。いきなり足取られまくりで先が思いやられます・・・。

2/26 11:47

土が出てグチャッているところ、吹き溜まりで膝まで埋まるところ、いろいろです。

2/26 12:23

夏道は城山の直下をを巻いていますが、今日のトレースは完全尾根通しです。

2/26 12:29

雪が硬いので、こういう地味なアップダウンが堪えます。

2/26 12:32

カラ沢の頭も普段は巻いています。今日始めて個のピークの存在に気づいた人もいるのでは？

2/26 12:50

将門馬場のミズナラ林。

2/26 13:10

六ツ石山分岐。六ツ石山北面の巻道は登り基調なので、雪があると地味に体力を消耗させられます。

2/26 13:29

三ノ木戸林道分岐。今日は石尾根をそのまま縦走すると例の泥濘地獄にハマりそうな気がしたので、ここから林道に降りることにします。

2/26 13:50

この道を降りるのは8年ぶり2回めです。単調な植林帯の道ですが、南側が切れ落ちている場所もあり気を抜けません。

2/26 14:34

8年前はこの橋が大雪で落ちていて、突破するのに苦労しました。

2/26 14:45

林道終点に出ました。とりあえず泥濘地獄は回避できましたが、その分車道歩きが長くなります。

2/26 14:45

林道からは御前山方面の眺めが意外と良かったりします。

2/26 15:00

石尾根登山口の古い道標がありますが、この道の登山道としての需要はほとんどなさそう・・。

2/26 15:08

大雨の直後でなくても崩れてきそうで怖い。

2/26 15:17

30分歩いてようやくいつもの登山口。

2/26 15:34

羽黒三田神社の下りでまた転びました・・。

2/26 15:43

奥多摩駅への道中、ロウバイがいい香りで楽しませてくれました。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

感想

俺塩

天皇誕生日に行っていれば、もっとマシな雪質で楽しめたのかなあ・・・。
などと思ってしまいますが、2月下旬としては珍しく澄んだ青空で、
いつもの鷹ノ巣山の今日だけの景色を楽しむことができました。