安達太良山 〜今年3回目のアタックで登頂成功!〜
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 754m
- 下り
- 745m
コースタイム
↓
9:50 勢至平分岐
↓
10:50 峰の辻
↓
11:30 安達太良山 [1700m]
↓
11:55 峰の辻
↓
12:25 くろがね小屋(昼食)
13:10 出発
↓
13:50 勢至平分岐
↓
14:40 あだたら高原スキー場
天候 | 晴れ(稜線は強い西風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路面 :積雪あり スノータイヤかチェーンが必要 駐車場:あだたら高原スキー場(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 最近の降雪が少ないのか、アイゼンでも深く沈むことはありませんでした。今後の天候次第では大きく変化するので、スノーシューやワカンを携行することを推奨します。 風は強いので、防風・防寒装備は万全に。 【危険個所】 ほとんどは快適な雪山歩きが楽しめますが、以下は装備次第で危ないと思います。 ◇山頂直下…急登(ここだけピッケルがあると良い) ◇くろがね小屋東側…トラバース(狭いのでスノーシューでは危険) 【登山ポスト】 あだたら高原スキー場 |
写真
感想
1月12日、くろがね小屋で撤退。
1月25日、峰の辻で撤退。
そして、2月1日。
東北道から見える純白の安達太良山は美しかった。これまでの2回は下界から頂上を拝むことすらできなかった。今回は違うと感じた。
あだたら高原スキー場の駐車場に着くと、いつもどおりの吹きおろしの強風。相変わらずの手荒い歓迎を受ける。前回同様、初期装備はアイゼン。スノーシューは携行とした。
樹林帯の積雪量は先週より多い。それでも適度に締まっていて歩きやすい。スキー板で登る方、スノーシューで登る方、ワカンで登る方。装備はそれぞれ異なるが、どれも間違いではない。
天気が良いので早めの登頂を目指し、勢至平から峰の辻へ向かう。向かい風は強いが吹雪いていないので視界は良好。正面には矢筈森が純白のドレスを纏っている。左には篭山が太陽光を反射して金色に輝いている。右には宝を守るように鉄山の壁がそびえている。
峰の辻に着いた。先週とは全く異なる景色がここにはあった。
いよいよ山頂に向かう。
ウエハースの雪面には猫の手のような風紋、そこから登っていくと雪質がパウダーに変化する。粉というよりは砂に近い雪質だろうか、アイゼンの爪は刺さらない。
稜線に出るとさらに強い風に襲われる。油断すれば転倒することもあるだろう。
山頂に立つため急登をよじ登る。わずかな距離ではあるが、手掛かりがないので登りにくい。
11時30分、安達太良山の頂上に立つ。
変わらず西風が強いので長居は出来なかった。ゆっくりと飯豊山や吾妻山、磐梯山を眺めていたいものだ。
馬ノ背を歩いて沼ノ平を見たかったが強風のため断念して、くろがね小屋へ向かう。
峰の辻からは上質の雪の上をモフモフと歩く。山頂付近には登山者が多数いたのに、このルートにはトレースがほとんどなかった。薬師平から登ってくる登山者が多いのかもしれない。下の方にはスキーで滑って下りていく姿が見えた。
くろがね小屋は3週間ぶり。
登山靴に付いた雪を落としてから入る。登山教室の受講者が休憩中で混雑していた。
昼食を済ませて下山する。
小屋からしばらくトラバースが続くのでアイゼン装備が正解だろう。スノーシュー装備に換えたtanyaさんは大苦戦していた。
勢至平から樹林帯まで下りてきても山頂は姿を見せていた。この日はたくさんの登山者が頂上に立ったのではないだろうか。
雪山の本には雪山初心者向けとして紹介されることの多い安達太良山。たしかに危険地帯はほとんどない。しかし悪天候では道迷いや低体温といった遭難事故が発生したこともある山であることを忘れてはならない。
ようやく安達太良山に登頂したので、次に登る山を決めようと思う。
候補1:磐梯山
候補2:大菩薩嶺
候補3:日光白根山
候補4:天狗岳(北八ヶ岳)
最近は気温が高いので、雪崩リスクの低い大菩薩嶺が濃厚。
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