善防山〜笠松山【加西アルプス】


- GPS
- 04:19
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 391m
- 下り
- 384m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
善防山本丸登山口から善防山を経て笠松山までは岩場などあるがよく整備されたハイキング道で特別な危険はない。 笠松山から北方への尾根ルートはあまり整備されていいない。また急な下り(登り)もあり多少注意がいるがルートははっきりしていて山慣れた方ならそれほど心配することはない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
アンダーシャツ
ソフトシェル
防寒着
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
スマートフォン(地形図 ・GPS)
コンパス
ヘッドランプ
時計
ハンカチ
カメラ
双眼鏡
保温水筒
|
---|
感想
日中暖かくなるという天気予報でのんびりとした低山歩きをしたくなり、善防山、笠松山に行くことにした。JAみらい善防支店の駐車場に停めさせてもらい出発する。すぐ前を2名の方が登り始められていた。
交差点で道路を渡ると登山口標識があり、登り始める。竹林、樹木林を過ぎると岩場に出る。展望も開けて気持ちがいい。ここの岩は滑らずに登ることができる。このデコボコは流紋岩の「球顆」と「自破砕構造」によるものだそうだ。(「球顆」はマグマが冷え固まる時に微細な鉱物が球状に集まってできたもの。「自破砕構造」はマグマの一部が冷え固まったところをまだ固まっていないマグマが押すことで壊れ、その破片が集まることでできた構造。)山頂の展望もありどんどん登れる。
登っていると汽笛音が聞こえ、見下ろすと北条鉄道の白い電車が走っていた。ちょうどいいタイミングで写真に撮ることができた。帰宅後調べると、東北を走っていたディーゼル列車「キハ40形」でJR東日本五能線から北条鉄道が譲り受けた列車だそうだ。ちょうどこの日、試乗会が行われていたらしい。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/202202/0015096026.shtml
堰堤方面からのルートと合流し、山頂に向かう。第二頂上に着く。さらにひと登りすると善防山山頂に着く。20年前ころに登った時には展望のない淋しい山頂だったが、今は周囲の高木が切り払われ山頂は広くなり、展望案内板も数多く設置され、過ごしやすい山頂になっている。展望のために木を切り払うのは価値観の分かれるところだが、整備していただいている方には感謝したい。陽気で遠方は霞んでいるが、六甲山、三草山、西光寺山、妙見山、白山、千ヶ峰、笠形山、七種山、明神山と一望できるのはすばらしい。保温ポットから湯を注ぎコーヒーを淹れて休憩する。いい時間だ。
になる。手軽に登れて開放感のある岩場の稜線は人気があるのだろう。
吊り橋を渡り笠松山への登りに向かう。途中の小さな峰で北条鉄道を撮影しようと大きな三脚を立てられている方がおられた。いい撮影スポットだと思う。振り返れば善防山の姿が見える。開放感のある尾根道は楽しい。笠松山山頂に着く。展望台に上がり昼食休憩。そして周囲に目をやり展望を楽しむ。
下りは熊野神社に向かう。ここからはやや荒れた道になり斜面が急なところもあり、多少注意がいるが歩きにくいほどではない。尾根もはっきりしていて標識もあるので間違えることもまずない。開けたところを下れば熊野神社に下りつく。熊野神社の裏手からは笠松山と善防山を合わせて展望できる。
神社の参道はよく手入れされた道ですぐに鳥居まで下りてくる。ここからは里道を歩くことになるが、綻び始めたウメの花、ため池のオオバン、「はがきの木」タラヨウなど車で走っていては気がつかないものも見ることができ悪いものではない。
善防山、笠松山は開放感があり、岩場歩きや展望を楽しめ、初春の低山歩きを満喫できた。
参考図書「石と地層と地形を楽しむ はりまやま歩き」(神戸新聞社)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する