那須連峰、朝日岳明礬沢本谷

2022年03月04日(金) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 8.2km
• 登り: 804m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:20

8:05 スタート地点、大丸駐車場
9:45 9:45 4番下降地点
9:57 10:12 明礬沢砂防ダム休憩
11:45 12:05 朝日岳
13:04 13:15 峰の茶屋跡避難小屋
14:25 ゴール地点、大丸駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車地点　大丸駐車場

コース状況／危険箇所等

コース状況　明礬沢本谷　取り付きは東南稜と同じ、沢を登って行き両岸が狭まった最狭部を抜けるとルンゼが左右(左が本流？)に分かれる、左に行くと尾根の途中に抜けそうだったので右に入る、しかし登って行くと上部が岩場になって来たので左にトラバースして左のルンゼに入る、ルンゼを上部に見える岩塔まで登り右にトラバースして頂上に続く岩場下に行く、ここから雪をつないで登るが一ヶ所雪と岩のミックスを登る、安定した岩のホールドを使って慎重に登り後は雪壁を登り切ると山頂に出る、気温が高いと落石の危険が有ると思う。
　剣ヶ峯トラバースルート　恵比寿大黒からしっかりとした踏み跡を辿って行くと頂上下の窪んだ所で積雪の為ルートが消えている、先行者はここから戻ったようだ。足を踏み入れると重く湿った雪がクラストした斜面の上に乗っかている感じであまり良い気持では無い、慎重にトラバースして行くが油断すると足元から持っていかれそうになる、踏み跡の有る所まで進むがこの先も今日歩いた跡は無く一苦労させられた。

写真

3/4 8:05

快晴の大丸駐車場を出発

3/4 8:58

中茶屋跡から朝日岳

3/4 9:03

1月に来たときより大分雪が増えた

3/4 9:31

朝日岳東南稜、今日はあの尾根の向こう側の沢を登る

3/4 9:34

茶臼岳方面、天気が良い

3/4 9:46

4番の看板より下降開始

3/4 9:56

明礬沢の砂防ダムで休憩

3/4 10:18

景色が荒涼として来る

3/4 10:32

ここを登る

3/4 10:35

剣ヶ峯と恵比寿大黒

3/4 10:35

最狭部を通過

3/4 10:37

東南稜

3/4 10:45

正面右のルンゼに入るが上部で左のルンゼにトラバース

3/4 10:51

クラストした右のルンゼを登る

3/4 10:53

振り返ると茶臼岳

3/4 11:02

右のルンゼを登り詰めると岩場になるので左のルンゼにトラバース

3/4 11:05

左のルンゼを登り右にトラバース

3/4 11:14

ルンゼを振り返る

3/4 11:20

朝日岳上部の岩場

3/4 11:34

今回の核心部

3/4 11:39

核心部上から下を振り返る

3/4 11:41

朝日岳直下

3/4 11:45

朝日岳山頂

3/4 12:04

山頂より茶臼岳

3/4 12:05

山頂より三本槍ヶ岳と旭岳

3/4 12:05

山頂より三倉岳方面

3/4 12:23

下山中に見た朝日岳

3/4 12:36

恵比寿大黒

3/4 12:41

恵比寿大黒より今回登った明礬沢と朝日岳

今回のルート全景(赤線)

今回のルート頂上直下(赤線)

3/4 12:44

剣ヶ峯トラバースルート

3/4 12:50

トラバースルートが途中でなくなっている、慎重にトラバース

3/4 13:03

峰の茶屋跡避難小屋と茶臼岳

3/4 13:07

峰の茶屋跡避難小屋前で野菜生活でのどを潤す

3/4 13:15

ゆっくり下ります

3/4 13:20

もう一度朝日岳

3/4 13:38

剣ヶ峯トラバースルート

3/4 14:25

大丸駐車場到着

撮影機器：

PIXPRO WPZ2 コダック

感想

mikiosam

　那須連峰、朝日岳明礬沢本谷を登る。
　一月に朝日岳を登った時に眺めた明礬沢本谷を今回登って見た。
ルートは全体に見た目ほど急峻では無が上部でちょっとした岩場の乗越が有少し緊張したが快適な登攀が楽しめた。天候も良く平日なので人も少なく楽しい一日だった。

コメント

alpsommet

この朝日岳の山頂に突き上げる明礬沢本谷に以前から興味があって、氷壁のような冬に是非一度登ってみたいコースでしたので、この記録を見て驚きです。かなり複雑で、ルートを見つけるのが難しそうですね。傾斜の具合は緩いとはいえ、上部はきつそうですね。ピッケルは2本使用でしょうか？出来れば詳細を教えてください。

mikiosam

alpsommet様　コメントありがとうございます。
　恵比寿大黒辺りから見ると明礬沢本谷は朝日岳山頂に突き上げ魅力的だったので今回登って見ました。
　本谷の詳細という事ですがコース状況や写真のコメンとに書いたとうりです、ピッケルの他にアイスハンマーを用意しましたが使用はありませんでした、4分3のは雪のルートで氷壁というのは有りません、どちかかというと雪の急斜面という感じです、上部4分の1で1ヶ所ミックス部分が有りちょっと緊張しましたがしっかりした岩のホールドを利用して慎重に越えました、後は雪壁を登り切ると山頂です。
　中間部のルンゼを右に入りこれを登って上部に繋げれば岩場も有りそうでやや困難になるかと思います、私は最初右に入りましたが途中でリスクを避け左にトラバースして左のルンゼを登りました。
　こんな感じですでよろしかったでしょうか？alpsommet様の今後のレコたのしみにしております。

alpsommet

早速お答えいただきありがとうございます。凄い参考になりました。情報もない未知のルートを、技術と経験を駆使して登る興奮と楽しみこそ登山の醍醐味の一つと思います。実は、今回の東南稜登行の下山ルートとして、この本谷の下降を考えていました。期待した雪の部分が少なく、落石の危険をあったので諦めました。自分も、条件がそろった時に登ってみたいと思います。