記録ID: 4052886
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ハイキング
奥多摩・高尾
早咲き梅と長淵山ハイキングコース(宮ノ平駅→愛宕山→天狗岩→赤ぼっこ→天祖神社→東青梅駅)
2022年03月05日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 464m
- 下り
- 493m
コースタイム
宮ノ平駅7:45→登山口8:15→梅ヶ谷峠分岐8:40→愛宕山8:55→梅ヶ谷峠分岐9:15→天狗岩9:50→赤ぼっこ10:15→馬引沢峠10:40→旧二ツ塚峠10:55→天祖神社11:40→12:20繭蔵13:10→東青梅駅13:20 【歩行時間:4時間45分】
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
宮ノ平駅からは、稲荷神社→梅ヶ谷峠分岐→愛宕山→梅ヶ谷峠分岐→要害山→天狗岩→赤ぼっこ(天王山)→馬引沢峠→旧二ツ塚峠→天祖神社→繭蔵→東青梅駅→駐車場を歩きました。 以降、車でかんぽの宿青梅→紅梅苑を訪れています。 ●東青梅駅周辺駐車場 東青梅駅の北口、南口ともに、駅周辺には複数のコインパーキングがあり、相場は入庫から24時間以内は500〜600円といったところでした。 私は南口から徒歩3分程の都立青梅総合高校正門近くのコインパーキングに駐車しました。このパーキングを利用した理由は、長淵山ハイキングコースを天祖神社から下山後、繭蔵さんでランチする予約を入れていたからです。繭蔵からは約500m、徒歩5分程の場所にあるので、往きに東青梅駅を利用するにも、食後に車を拾うにも便利な場所でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東京都青梅市と日の出町の境にある標高400m程の長淵山ハイキングコースを、青梅線宮ノ平駅を起点に東青梅駅まで歩きました。 ●宮ノ平駅→愛宕山 駅前の青梅街道を右手に進むと、信号機のある三叉路を左手に坂を下っていきます。多摩川に架かる和田橋を渡り、和田町二丁目交差点を右折して吉野街道に入ります。正面には稲荷神社が見えています。 100m程先の梅ヶ谷峠入口交差点を左折し、都道238号線に入りますが、更に100m程歩くと標識のある三叉路に差し掛かります。標識に沿って左手の坂を登りますが、標識には小さく「ハイキングコース カーブミラーを左」と書かれていました。カーブミラーは標識の100m程先にあります。 宅地と畑の中を暫く進むと道が突き当たりますので右折。沢に架かる橋を左手に見ながら奥へ進むとハイキングコース入口があります。ここからはトレイルとなり、尾根へ向かって緩やかな勾配を距離を稼ぎながら登っていきます。尾根との合流地点が梅ヶ谷峠分岐(標識あり)です。 標識には、「←天狗岩、馬引沢峠」「→梅ヶ谷峠(行止り)、愛宕山急勾配」とあります。まずは愛宕山へ。トレイルのすぐ横は太陽光発電所の大規模な造成工事が行われており、重機が行き交う音が大きく聞こえます。道は倒木を避けるため途中、一旦造成地に出て戻り、右手に尾根を進むと大木のある小高い場所が愛宕山です。このまま直進して下ると梅ヶ谷峠へ下ることができるようでした。 ●愛宕山→要害山→天狗岩→赤ぼっこ→馬引沢峠→旧二ツ塚峠→天祖神社 梅ヶ谷峠分岐まで戻ると、ここからは登降を繰り返しながら尾根を歩きます。踏み跡は明瞭。標識が豊富に設置されています。要害山と思しきピークには標識を見かけませんでした。 天狗岩は縦走路から200mほどを一旦大きく下って登り返した先にあります。ここは眺望があり、梅郷方面の町並や大岳、御岳山が見えていました。岩の上で休憩するのに良い場所です。 一方、その先の赤ぼっこは縦走路から100mほどの場所にあります。関東大震災で表土が大規模に流れて赤土が露出したそうで、眺望は素晴らしく、天狗岩からは死角になって見えなかったスカイツリー、房総半島、筑波山なども見ることができます。 やがて、二ツ塚処分場の敷地境界に設置されたフェンス沿いに歩くようになると、処分場からの音を聞きながら、下り基調で馬引沢峠、旧二ツ塚峠までを歩きます。その後は天祖神社を目指して、青梅市墓地公園を経て更に下ると、天祖神社の大きな社が見えてきます。この神社が長淵山ハイキングコースの東側の起点になっていました。 なお、繭蔵へは、神社前の秋川街道を左へ進み、調布橋で多摩川を渡ると千ヶ淵五丁目交差点を直進。200m程坂を登った先にある三叉路(「←青梅駅、→東青梅駅」の標識あり)を右折すると、大きな鉄塔を見ながら更に坂を登った先に繭蔵の石造りの建物が見えてきます。 ●全体的に ハイキングコースの取り付きまでは指導標識がなく、分かりにくかったです。トレイルは旧二ツ塚峠に向かう下りで、落ち葉に埋もれた浮き石を踏む感覚がありましたが、全体的に歩きやすいと感じました。登降は想定よりも多いと感じましたが、距離・累積標高差とも適度で、気分のよい尾根歩きができます。ピンクテープは見かけませんでしたが、標識は豊富です。 ハイキングコース中に公衆トイレは見かけませんでした。天然の水場は無く、宮ノ平駅から先にコンビニはありません。私のau携帯は全区間で電波が入っていました。 このコースのハイライトは「赤ぼっこ」です。ここからの景色をのんびりと楽しんだら、下山後の観光、食事、入浴などを楽しめる場所が沢山ありますので、青梅を満喫したいです。なお、吉野の梅は早咲の梅が開花を始めていました。3月中旬が梅の見頃のようです。 ○吉野梅郷 https://www.city.ome.tokyo.jp/site/omekanko/54563.html ○青梅観光ガイド https://www.omekanko.gr.jp/ |
その他周辺情報 | ●繭蔵(まゆぐら) お向かいにある青梅織物協同組合の倉庫として、大正末期に建てられた石造りの蔵を利用しています。季節の野菜を中心とした創作和食の店ですが、菜食プレート、カレー、シチューは、天然酵母パンと合わせることができます。カフェタイムには手作りスイーツや拘りのドリンクがあるのだとか。基本は無休、営業時間は11時〜17時。夜は予約のみの営業。 http://mayugura.com/ ●かんぽの宿青梅 多摩川が大きく蛇行している「釜の淵」にある施設。7階に浴場があり景色が良く、眼下には多摩川、正面には大岳や御岳山が見えます。 日帰り入浴は、10時30分〜15時と18時〜20時。大人1100円なのですが、50周年記念企画だそうで 3月1日(火)〜29日(火)までは半額。550円で入浴できちゃいました。 https://kamenoi-hotels.com/ome/ ●紅梅苑 JR青梅線・日向和田駅が最寄りで、吉野梅郷に近い場所にある和菓子店。店内に甘味処があり、看板メニューの青梅葛切り、おしるこ、青梅シロップを使った青梅ソフトクリームなどをいただくことができます。営業時間は9時30分〜17時。月曜定休。 https://www.koubaien.net/?mode=pc |
写真
大きなお寺です。
https://ome7.tokyo/meibakuin/
https://ome7.tokyo/meibakuin/
ここは壺草苑さん、藍染め体験ができるようです。
https://kosoen.com/
https://kosoen.com/
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
JR青梅線は、東京都内の立川駅と奥多摩駅を結んでいます。JR中央線の日野駅近くに住んでいる私。立川駅はお隣なのでアクセスが良く、青梅線を使って奥多摩へハイキングに行く機会も多いのですが、長淵丘陵は電車の車窓から眺めてばかりで、歩いたことがありませんでした。
夏季には気温が高くなるので、ご近所の低山歩きは涼しい時季に限る楽しみなのですが、下山後の余韻を楽しもうと、何度も往き来したことがあるはずの町を歩いてみると、今まで気づかなかった町の魅力を発見することができて。低山には人の営みの温もりがあり、とても親しみを感じます。
創作和食の繭蔵さん。野菜好きには嬉しいお店でした。肉や魚が無いメニューでも、食べ応えがあり。手の込んだ料理が並んでいたので、値段にも納得できました。
気温が上がってきて、春の訪れを感じるようになりました。仕事の合間にまたどこかの山へ出掛けたいと思います。
本日は晴天。絶好のハイキング日和。
危ない箇所はなく、落ち葉の道を行く気持ちのいい、いつまでも歩いていたくなるコースでした。
途中の天狗岩、赤ぼっこと、高く登っていないのに、遠くまで見晴らせるポイントがあり、気分爽快。
お昼前に歩き終わり、ちょうどよい距離でした。
美味しく体に良さそうなランチに温泉。スイーツもいただき大満足の休日になりました。
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