大雪の後、面白山スノーシューラッセル(長命水まで)


- GPS
- 05:52
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 501m
- 下り
- 497m
コースタイム
天候 | 晴れ、風も穏やか 気温: 8:24 標高450mの面白山高原駅で0℃ 10:26 標高690mの天童高原スキー場分岐で-3℃ 12:22 標高850mの長命水で7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○雪は柔らかく、スノーシューを履いて脛まで潜りました。凍結箇所は皆無。3月に入ると雪がしまって歩きやすくなるそうです(アイゼンを使う場面も出てくるとのこと)。 ○尾根の東側に雪庇ができています。 ○天童高原スキー場分岐からは、夏道(巻き道)ではなく尾根の上を歩くと早いようです。 ○面白山高原駅は無人駅で、SUICAの利用可能エリア外です(SUICAで乗車していたため、帰りに有人駅で精算しました)。 ○藤花山荘の前にあるトイレは利用できます。 |
写真
感想
東京に記録的な大雪を降らせた南岸低気圧は、東北太平洋側にもまとまった雪を残しました。今山に入れば、ふかふかの雪を歩けるだろうと思っていたところ、11日の天気図を見ると、珍しく宮城〜山形の等圧線が緩んでいました。面白山は仙台からJR仙山線で約1時間、駅から登山口まですぐという好アクセス。日帰りにちょうど良い立地です。2本目の8:07着に乗ってきて15:05発で帰ることにして、ゆるやかな西尾根コースを往復しました。
駅から先行者のトレースが残っていましたが、100mもいかないうちに急斜面のかもしかコースに消えていきました。西尾根コース方面はまっさらなノートレース。一人ラッセル開始です。新雪に足跡を残すのは楽しい! 心躍る! でも、頑張っても距離を稼げず、心が折れます! 3時間半かけて4km地点の長命水に到着。面白山山頂までは1.7kmですが、コースタイムはここまでと同じ程度かかる見込み。正午を回っていたし、引き返すことにしました。
休んでいると、視界の端に赤いジャケットが。見ると、年配の・・・妙齢の女性が単身で登ってきていました。地元の方で、以前は毎年三が日に面白山に登っていたとか。帰り道は一緒に歩き、面白山の冬道や植物の名前、今まで登った山の話などを伺いました。トレースがあると早い! ゆっくり歩いても、2時間かからずに駅に着きました。駅前の藤花山荘は閉まっていましたが、女性がご主人と知り合いで、電車の時刻まで山荘内で暖まらせていただきました。帰りの電車で寝てしまって、別れの挨拶とお礼ができなかったのが心残りです。
始発に乗って17時以降の電車で帰る計画なら、山頂往復もできたかも知れません。天気が良く、山頂からの展望はきっと素晴らしかったのでしょう。でも、あまり悔しく感じません。ラッセルありの冬山でピークを踏めたことは少なくて、敗退にも慣れっこになってきました。それよりも、思う存分新雪を歩けて面白い山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する