ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4073792
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山 坂本〜八丁峠〜日向大谷口

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
13.7km
登り
1,988m
下り
1,864m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:43
休憩
0:54
合計
8:37
8:18
87
9:45
9:48
127
11:55
12:01
35
12:36
12:38
7
12:45
12:47
24
13:11
13:19
31
13:50
14:04
16
14:20
14:20
19
14:39
14:46
18
15:04
15:04
24
15:28
15:30
5
15:35
15:41
2
15:43
15:46
12
15:58
15:58
33
16:31
16:31
22
16:53
16:54
1
16:55
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き:小鹿野町町営駐車場→原町バス停7:42発、坂本バス停8:15着
帰り:日向大谷口バス停17:20発→薬師の湯で乗り継ぎ→原町18:26着→小鹿野町町営駐車場
コース状況/
危険箇所等
・坂本コースは荒れていて不明瞭な箇所が多い。今日は大岩から上は積雪が多いため、チェーンスパイク必須。八丁峠の直下の急登は滑落の危険性大。
・八丁尾根は所々積雪があり、鎖場も積雪があるところが多く、極めて危険性が高い。
・両神神社から清滝小屋までは圧雪状態で滑りやすいのでチェンスパ必須。
・沢沿いにトラバースする区間では、落ち葉の下に凍結があり、非常に滑りやすい。
・全体的に、この時期にこのルートで縦走するのは非常に危険性が高い。
国道299号と両神山坂本登山口の看板。
2022年03月12日 08:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:28
国道299号と両神山坂本登山口の看板。
両神山坂本登山口。登山ポストあり。駐車スペースはなくもないが、浄水場の前なのでやめた方がいいかも。
2022年03月12日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:30
両神山坂本登山口。登山ポストあり。駐車スペースはなくもないが、浄水場の前なのでやめた方がいいかも。
この分岐は右へ進むのが正解。
2022年03月12日 08:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:42
この分岐は右へ進むのが正解。
道標、祠、ベンチがあり、かつて登山道として整備された面影がある。左上の小屋の中は何もないが、キジ撃ち、お花摘みには良さそう。意味は調べてね(笑)。もちろん携帯トイレ使用の上で。
2022年03月12日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:49
道標、祠、ベンチがあり、かつて登山道として整備された面影がある。左上の小屋の中は何もないが、キジ撃ち、お花摘みには良さそう。意味は調べてね(笑)。もちろん携帯トイレ使用の上で。
まともに歩けるのは、前の画像の祠のあたりまで。その後はバリエーションルートみたいになる。
2022年03月12日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/12 9:00
まともに歩けるのは、前の画像の祠のあたりまで。その後はバリエーションルートみたいになる。
作業用モノレールが敷設されているが、そのレールの脚は濁流に揉まれてガタガタ。これを設計した人は、濁流を想定していなかったのか?
2022年03月12日 09:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/12 9:07
作業用モノレールが敷設されているが、そのレールの脚は濁流に揉まれてガタガタ。これを設計した人は、濁流を想定していなかったのか?
まだ所々で沢が凍結していて、美しい光景を見せてくれる。
2022年03月12日 09:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/12 9:15
まだ所々で沢が凍結していて、美しい光景を見せてくれる。
大岩に到着。ベンチとテーブルがある。
2022年03月12日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 9:47
大岩に到着。ベンチとテーブルがある。
朽ちた道標。かつて登山道として整備されたらしいが、その後のメンテがされていないらしい。
2022年03月12日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 10:10
朽ちた道標。かつて登山道として整備されたらしいが、その後のメンテがされていないらしい。
大岩を過ぎると積雪が本格的になってくるのでチェンスパを装着。トレースは1人分しかない。
2022年03月12日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/12 10:10
大岩を過ぎると積雪が本格的になってくるのでチェンスパを装着。トレースは1人分しかない。
見たかったのはこれ。昨年の1月にここを通った時に、滝が凍っていて幻想的な景色を楽しんだが、今年は3月になってもまだ凍結している。
2022年03月12日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/12 10:48
見たかったのはこれ。昨年の1月にここを通った時に、滝が凍っていて幻想的な景色を楽しんだが、今年は3月になってもまだ凍結している。
先行者を発見。追い付いたときに話を聞いてみたら、初めて来られたとのこと。その方の先はトレースがないため、私が先行することに。しかし、急登なためになかなかに難航。滑落の危険性が非常に高い。
2022年03月12日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/12 10:51
先行者を発見。追い付いたときに話を聞いてみたら、初めて来られたとのこと。その方の先はトレースがないため、私が先行することに。しかし、急登なためになかなかに難航。滑落の危険性が非常に高い。
八丁峠に到着。ここから尾根伝いに両神山山頂に向かうが、局地的に積雪があるため、かなりおっかない。
2022年03月12日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:46
八丁峠に到着。ここから尾根伝いに両神山山頂に向かうが、局地的に積雪があるため、かなりおっかない。
八丁尾根名物の鎖場。ここは積雪がないので良いが、積雪のある場所はかなり緊張を強いられる。
2022年03月12日 12:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 12:12
八丁尾根名物の鎖場。ここは積雪がないので良いが、積雪のある場所はかなり緊張を強いられる。
若干もやがかかっているが、今日は天気が良くて展望が良い。この画像に写っているのは浅間山。
2022年03月12日 12:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:36
若干もやがかかっているが、今日は天気が良くて展望が良い。この画像に写っているのは浅間山。
これから進む稜線を眺める。高度感があるため、高所恐怖症の方は要注意。
2022年03月12日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 12:38
これから進む稜線を眺める。高度感があるため、高所恐怖症の方は要注意。
鎖場に雪があると、ほんと気を遣う。
2022年03月12日 13:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/12 13:09
鎖場に雪があると、ほんと気を遣う。
手前は八丁尾根名物?のナイフリッジ。左奥に見えるのが、このルート最大の難所の東岳。ナイフリッジ通過後、一旦高度を下げる。
2022年03月12日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/12 13:14
手前は八丁尾根名物?のナイフリッジ。左奥に見えるのが、このルート最大の難所の東岳。ナイフリッジ通過後、一旦高度を下げる。
垂直に近い・・・とまではいかないが、東岳へ登るルートはそう表現したくなるほどの超急登が続く。
2022年03月12日 13:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 13:29
垂直に近い・・・とまではいかないが、東岳へ登るルートはそう表現したくなるほどの超急登が続く。
右側は切り立った崖になっているので、ここで滑落したらアウト。
2022年03月12日 13:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/12 13:43
右側は切り立った崖になっているので、ここで滑落したらアウト。
こっちは左側が垂直な崖になっている。ここは這って歩いた。
2022年03月12日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 13:47
こっちは左側が垂直な崖になっている。ここは這って歩いた。
東岳に到着。両神山山頂よりも広々として展望が良いので、尾根を縦走するならここで休憩した方がいいかも。
2022年03月12日 13:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/12 13:52
東岳に到着。両神山山頂よりも広々として展望が良いので、尾根を縦走するならここで休憩した方がいいかも。
この八丁尾根コースは、まさに三角形の頂点をずっと歩くようなもので、そこに積雪があると本当に気を遣う。右も左も超急斜面。
2022年03月12日 14:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/12 14:16
この八丁尾根コースは、まさに三角形の頂点をずっと歩くようなもので、そこに積雪があると本当に気を遣う。右も左も超急斜面。
山頂近くでこの道標が見えたら下に巻く。日陰になっていて積雪量が多いので、滑落に注意。
2022年03月12日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 14:28
山頂近くでこの道標が見えたら下に巻く。日陰になっていて積雪量が多いので、滑落に注意。
山頂近くの鎖場。垂直に近い上に積雪量が多いので、特に特に注意。
2022年03月12日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 14:31
山頂近くの鎖場。垂直に近い上に積雪量が多いので、特に特に注意。
両神山山頂に到着。
2022年03月12日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/12 14:38
両神山山頂に到着。
もやがかかっているが、この日は展望が良かった。
2022年03月12日 14:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 14:40
もやがかかっているが、この日は展望が良かった。
両神山に過去に4回登頂して、天候が悪くて富士山が見えなかったが、今日はかろうじて見えた。この画像の真ん中にうっすらと写っているはず💦。肉眼ではもうちょっとはっきり見えたのだが。。。
2022年03月12日 14:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 14:41
両神山に過去に4回登頂して、天候が悪くて富士山が見えなかったが、今日はかろうじて見えた。この画像の真ん中にうっすらと写っているはず💦。肉眼ではもうちょっとはっきり見えたのだが。。。
下山時の日向大谷コースの標高が高い部分はこんな感じ。多くの登山者が来るために圧雪状態で滑りやすい。
2022年03月12日 15:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 15:12
下山時の日向大谷コースの標高が高い部分はこんな感じ。多くの登山者が来るために圧雪状態で滑りやすい。
ここを通る人がよくネタにする逆さまの道標。間違って作って仕方なしに設置したのか?
2022年03月12日 15:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/12 15:14
ここを通る人がよくネタにする逆さまの道標。間違って作って仕方なしに設置したのか?
絶妙な場所に大きな岩が引っかかっている。木が枯れたらえらいことになりそう。
2022年03月12日 15:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 15:59
絶妙な場所に大きな岩が引っかかっている。木が枯れたらえらいことになりそう。
落ち葉の下で雪が溶けて凍結しているので滑りやすい。私は2回も尻餅をついてしまった💦。
2022年03月12日 16:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 16:13
落ち葉の下で雪が溶けて凍結しているので滑りやすい。私は2回も尻餅をついてしまった💦。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ ヘルメット 熊よけ鈴

感想

 個人的には、両神山のお気に入りコース。坂本コースで滝が凍っているのを見たかったのと、空気が澄んだこの時期の展望を楽しみたくて、坂本側からは3回目の挑戦。坂本コースの後半は予想以上に積雪量が多くてなかなかに苦戦。八丁尾根は局地的に積雪が多く、緊張を強いられることも少々あったが、日向大谷口側からの縦走も含めると八丁尾根は今回は4回目の挑戦なので、このルートの地形も分かっていて気持ちにゆとりがあり、快晴に恵まれてその高度感と展望をたっぷりと楽しんだ。また、日向大谷口でのバスの待ち時間が長くならないようにペースも調整しつつ歩き、ちょうど良い時間に下山が完了した。
 とは言っても、両神山は埼玉県で最も遭難事故の多い山で、しかも積雪期となるとさらに危険が大きくなることを付記しておきたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1092人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
両神山(日向大谷から往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [2日]
両神山〜八丁峠〜坂本
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら