記録ID: 4081029
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ハイキング
奥武蔵
北山ー腰越城跡ー安戸城跡 ゴ・ドーハンの山旅 懐かしカレーも
2022年03月13日(日) [日帰り]
埼玉県
godohan
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:07
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 437m
- 下り
- 395m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
山道は明瞭で歩きやすかったです。念のため持参したチェンスパも重りとなりました。 |
| その他周辺情報 | インド系としては老舗の「ラジュモハン」、地元密着の「Ｈｏｔ屋」、こ洒落た「強い女」、下北沢で名をはせた「茄子おやじ」と小川の街はカレー好きにはたまりません。 |
写真
やっとタイミングがあって訪ねることができました。「小川ぐらしの茄子おやじ」下北沢で開店していた先代が3年前からここで営業している。
6
3/13 11:43
やっとタイミングがあって訪ねることができました。「小川ぐらしの茄子おやじ」下北沢で開店していた先代が3年前からここで営業している。
カレーの食べ歩きを始めるきっかけとなった本を見ると、下北のお店に行ったのは2003年だった。
スペシャルカレー(1250円)全部のせ+ゆで玉子。お肉はビーフとチキン、キノコに野菜。茄子は通常のものと小振りの丸茄子が丸ごと入っている。お味はスパイシー。
15
3/13 12:02
スペシャルカレー(1250円)全部のせ+ゆで玉子。お肉はビーフとチキン、キノコに野菜。茄子は通常のものと小振りの丸茄子が丸ごと入っている。お味はスパイシー。
珈琲も美味しかった。店内にはエンケンのポスターに高田渡の書籍、懐かしいSJ誌など下北時代の物品も健在。
熊野神社の鳥居と自性院本堂に大カヤ。十三仏のある斜面も見えます。その上が北山。
寺と神社の参道の間に、前回見過ごした「聖徳皇太子」碑(明治四十二年、1909)がありました。「熊谷石工 中村茂三郎」銘あり。
8
3/13 12:58
寺と神社の参道の間に、前回見過ごした「聖徳皇太子」碑(明治四十二年、1909)がありました。「熊谷石工 中村茂三郎」銘あり。
そして北山頂上部。先週は東へ歩きましたが、今回は逆の西方面へ。
尾根には快適な山道。ハイキングコースにならないのは地権などの問題があるのかな？
頂上(本郭)はすぐそこみたいですが、ここからが結構あります。
中央の緑のコンモリの上の茶色のコンモリが中城跡のある八幡台あたりかな。
石祠のある西の郭。この後、来た道を「安戸」三角点まで戻り、官ノ倉山方面へ向かいます。
三角点を過ぎてカヤトの一本道。友部正人の歌が聴こえてきそう。
それにしても幅員広めの林道。何か建てる計画でもあったのかな。
集落に下りて嬉しい道標がありました。「→比企郡大河村字飯田及小川町ニ至ル山道」(まさに今歩いてきた道です！)「←比企郡竹澤村ニ至ツ山道」
8
3/13 15:18
集落に下りて嬉しい道標がありました。「→比企郡大河村字飯田及小川町ニ至ル山道」(まさに今歩いてきた道です！)「←比企郡竹澤村ニ至ツ山道」
御大典記念(喪があけ昭和天皇が正式に即位)で「昭和三年十一月」(1928)「大河原青年団東部支部」が設置したもの。密かに青年団の道標もコレクションしています。
3
3/13 15:19
御大典記念(喪があけ昭和天皇が正式に即位)で「昭和三年十一月」(1928)「大河原青年団東部支部」が設置したもの。密かに青年団の道標もコレクションしています。
城山、笠ヶ岳を望む。グランド辺りは安戸城家臣の屋敷があったという話も。
ほどなく安戸城跡にとうちゃこ。ちなみに東秩父村唯一の中世城郭跡とのこと。
室町から戦国時代に繰り広げられた松山城争奪戦で城主上田氏の退路とされた所で、腰越城と浄蓮寺(上田氏菩提寺)の間に位置し、物見か村の城だったそうな。
2
3/13 15:56
室町から戦国時代に繰り広げられた松山城争奪戦で城主上田氏の退路とされた所で、腰越城と浄蓮寺(上田氏菩提寺)の間に位置し、物見か村の城だったそうな。
「延宝三乙卯(四月吉日)」(1675)、「信心中」とありますが・・・
県道に出た所の大霊神社の脇に、立派な千部供養板碑群。何れも1500年代の題目板碑。日蓮宗に帰依した上田氏関連のものらしい。
7
3/13 16:30
県道に出た所の大霊神社の脇に、立派な千部供養板碑群。何れも1500年代の題目板碑。日蓮宗に帰依した上田氏関連のものらしい。
「南無妙法蓮華経」の題目に「南無多宝如来/南無釈迦如来」の主題両尊(題目三尊)形式。
下部中央には「奉読誦大乗妙典千部供養願主」その両脇には「逆修」の僧号銘多数。右端には「南無末法(大導)師日蓮大聖人」の下に「天文廿二年大歳癸丑二月□□」(1553)、左端に「淨蓮寺衆徒中檀那敬白」とあります。
3
3/13 16:32
下部中央には「奉読誦大乗妙典千部供養願主」その両脇には「逆修」の僧号銘多数。右端には「南無末法(大導)師日蓮大聖人」の下に「天文廿二年大歳癸丑二月□□」(1553)、左端に「淨蓮寺衆徒中檀那敬白」とあります。
その立派な題目板碑の後ろに隠れるように、ポツンとキリーク（阿弥陀如来種子）一尊板碑がありました。「建武五年戊寅七月(二日)」(1338)。板碑群の物より200年以上も年長でした。
3
3/13 16:35
その立派な題目板碑の後ろに隠れるように、ポツンとキリーク（阿弥陀如来種子）一尊板碑がありました。「建武五年戊寅七月(二日)」(1338)。板碑群の物より200年以上も年長でした。
感想
・先週歩いた自性院の裏山に明瞭な道があったので、今回は反対の腰越城跡を目指して歩いてみました。城跡はよく整備されて、わかりやすく遺構が残されており中世山城を楽しく体感することができました。
・能気神社の裏山も良い道があり、いささか拍子抜けもリハビリ中の身にとっては有難いことに越したことはことはありません。安戸城跡の遺構はあっさりしていましたが、「城山大権現」の石塔の紀念銘が意外に旧かったのでビックリ、(もしかして再建？)とも思ったりして。
・下山してからも、この土地ゆかりの中世板碑に出会えました。まさに松山城の争奪で戦国大名たちが攻防した時代から、北條氏体制の全盛期から滅亡に至る時期のもので、その時代の物が残っていることに感激するとともに、その歴史に大変興味を持ちました。
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